コロナ騒ぎが始まってもうすぐ1年が経とうとしています。「コロナが終わったら…」をいまだに口にする人もたまにいますが、私はもうコロナが終わっても、新しい時代に歩みだした人がいるので、もう元には戻らないと思っています。新たな生活様式、新たな時代へ。それに対応できるか否か。そう、これはもうコロナの問題ではないのです。
飲み会をやめた。でも会える友人がいる幸せ

コロナの影響で、外出自粛、そしてソーシャルディスタンス。自粛が解けてからも、私はあまり生活を変えませんでした。
ひとつは、第二派第三波と、同じような外出自粛が行われるだろうと思ったから。
もうひとつは、自粛生活に大きな不満がなかったからです。
時代が変われば、人の生活は変わる。
これは、今までもこれからも同じこと。古い世界に固執していては、新しい流れに押しつぶされてしまいます。古い世界は古い人たちにお任せして。私は新しい世界に踏み出そうと思った。それだけです。
昔から、会社の飲み会は好きではなかったので、それがなくなったことは大歓迎でした。必要に迫られればZoomで参加しますが、かかる時間は1時間ほど。移動時間や拘束時間を考えるととっても合理的です。
代わりに自分が好きな人や居心地といい人との時間が増えました。会社の中でも特に交流すべきチーム内では、毎週Zoomで”お茶会”と称して、雑談タイムを設けながらお菓子を食べているし、気があう友人とはよく会います。でももう飲みに行くことはないです。新しい生活様式に合わせた、友人との新しい時間の楽しみ方。
近所の森や海でピクニック

美味しいものを持ち寄って、近所の小高い山にある森にピクニックへ。ワインやシャンパンをもちよります。美味しいワインは、楽天のお買い物マラソンでポチり。お店で飲む半額以下でいいワインが手に入ります。
ご飯は、料理が得意な友人が、市場で買った野菜を中心にしたサラダやフルーツが主役。私は焼きたてのパンを持ち込んだり、クラッカーとチーズでお酒を飲んだり。料理が不得意でも大丈夫。近所のデリで、美味しそうなものをいくつかピックアップすればいいんです。カルディで生ハムを買っていけば、間違いありません(笑)。
レチャーシートとバスケットがあれば、全てOK!初期投資も極小です。
夜の海は人も少なくて、波の音を聞きながら友人と語り合うのにぴったり。月を眺めながら、レジャーシートに横たわって、お酒とつまみで盛り上がります。裏面は防水で厚手のレジャーシートは持ち運びに便利。可愛いタータンチェック柄がお気に入りです。また、夜のムードを壊さないキャンドル型のLEDランプもおすすめ。
海辺をサイクリング

海辺は格好のサイクリングスポット。秋は日差しが明るく、風が気持ちよくて最高です。うちから、海辺をずっとまっすぐいけば、鎌倉。友人と鎌倉目指してサイクリングして、現地で美味しいご飯を食べて、鎌倉散歩を楽しんだら、また自転車で帰ってくる。
運動もできるし、美味しいものもより美味しく感じて最高です。私はシティサイクルですが、クロスバイクなら楽々です。
友人宅でお泊まり会

近所の友人宅に泊まりに行くこともしばしば。彼女の家には2匹の猫がいて、少しずつ私に慣れてくれるのが、嬉しくて楽しくて。友人宅では美味しい料理をいただいたり、YOUTUBEを見たり、各々好きに過ごします。漫画や面白かった本を貸し借りする。童心に戻って楽しいです。
お気に入りのフェイスパックを持って行って、友人と交換したりするのも楽しいです。
畑で無農薬野菜を育てる

友人とともに近所に畑を借りました。2週間に1回くらい、手入れに行っています。土を触りながら、お互いの話をすることは、飲みに行って翌日記憶がなくなるよりもよっぽど有意義だなと思います。
畑は、四季折々。育てるものを話し合ったり、収穫したものをどういただくか相談したり。共同作業が楽しいです。また、一緒に畑を借りていない友人にも収穫を手伝ってもらったりして遊んでいます。
必要グッズは、長靴と軍手くらいかな。タネは、ホームセンターで200円ほどなので、本当にお安く始められます。
新しい生活様式に合わせた遊び方をやってみて
実際にやってみて感じたメリットとデメリットです。基本的にはメリットしか感じていません。デメリットはあえてあげるなら。
メリット

新しい生活様式に合わせたメリットはたっぷりあります。
コストが低い
どの遊び方も、外食するより安くつきます。ワインやデリを買っても、外食日にははるかに及びません。振り返ると、昨年3万円ほどだった交際費は今や5000円ほど。
ソーシャルディスタンスが保てる
知らない人と不用意に近づく可能性が低い遊び方なので、感染リスクが最小限に抑えられます。飲食店に行くと、どうしても食事したり、おしゃべりしている知らない人と近づくことに。もちろん、そこでしか食べられない美味しいものってあると思うのですが、友人と会いたいなら外食じゃなくてもいいと思います。
都会の遊びに飽きてたので新鮮
十数年、東京で暮らしました。
美味しいご飯を食べ、話題のスイーツをチェックする日々は、楽しかったけどもういいです(笑)。今は無農薬野菜や、自分で作った味噌や醤油で素朴だけど美味しいご飯を食べる方が贅沢に感じます。
これに幸せを感じられる人と、まだキラキラした東京に魅力を感じている人が二極化しているように思えます。私はもう後者に飽きたので、これからはスローライフを楽しみたいと思います。
友人と濃い時間を共有できる
飲みに行くよりも、ずっと濃い時間と経験を共有できます。浅い人間関係は少なくなり、深く狭く。でもこれでいいかな〜と思っています。
デメリット

デメリットはあまり感じてませんが、あえてあげるならば…。
そもそも友人がいないとできない
根本的に同じように、これらの遊びを一緒に楽しめる友人でないと、「飲みに行こうぜ!」ってことになります。これ、そもそももう思想が合わないな〜って思うので、断ってます。友人は減っちゃうかも。
友人と濃厚接触者になる
飲みに行ったらソーシャルディスタンスを保てないので、同じデメリットですが、友人が作った料理を食べたり、家に泊まりに行くので、友人館での感染リスクは高まります。もし感染してもルートはわかりやすいので、最低限かなと思っています。
まとめ:新しい生活様式に合わせた友人関係を育てよう

新しい生活様式に合わせて、友人との付き合い方を変えて行くことは、これからの人生を豊かにすると思います。
場所や時間ややり方を今までと変える。
できることから、未来へ進める。
より暮らしやすく、より人間らしい生活へ。
私も少しずつ、新しい世界へ踏み出しています。それは、新しい世界ではなく、人間本来の生活、つまり過去へのシフトなのかもしれません。今地球規模で起こっていることはそういうことなんだろうな、と湘南の端っこで時代の変換器を感じ取っているのでした。