睡眠を怠ると起こる4つの恐ろしいこと。頭が悪くなり、太って、病気になり、早死にする

睡眠を怠ると起こる4つの恐ろしいこと。頭が悪くなり、太って、病気になり、早死にする

お金を稼ぎたくて、せっせと働き、夜中まで勉強して…なんていうワーカーホリックな生活をしていると失ってしまうのは、睡眠時間。やりたいことがあると、ついつい睡眠を後回しにしてしまうのですが、睡眠時間が減ると、健康リスクや貧困リスクが高まります。良質な睡眠をとって、

睡眠は1日7時間以上取ろう

眠る女性

日本人の睡眠時間は欧米諸国と比べると短く、特に女性は、睡眠時間が短い傾向にあります。フランス人女性の平均時間が8時間半に比べて、日本人女性は7時間半。1時間も短いんです!さらに厚生労働省のデータによると、現在、日本人の5人に1人は、睡眠時に何らかの障害を抱えているというのです。

e-ヘルスネット

睡眠は、健康的に大事なだけでなく、仕事を効率的に進めたり、資産運用を計画的に行う上でも大変重要です。

理想的な睡眠時間は7〜8時間。朝7時に起きる場合は、夜23時には眠っておくのがベストです。

睡眠が足りないと起こる4つのこと

睡眠

では、きちんと睡眠が取れないと、どんなことが起こるのでしょうか。

頭が悪くなる

睡眠が短いと脳の生産性が著しく下がります。

ある研究によると、作業にかかる時間が

14%増える

と言われています。しっかり睡眠をとっていたら8時間で終わる仕事が、睡眠不足だと9時間以上かかってしまうのです。

大した仕事をしてないのに、いつも残業ばかりしている人、もしかしたら、睡眠不足かもしれません。1時間残業するよりは、1時間多く睡眠をとった方が効率的だと言えるでしょう。

また、頭が悪くなると、貧乏になることも他の研究でわかっています。睡眠が足りず、脳機能が下がることで、正確な判断ができず、貧困になり、さらに睡眠時間が減ってしまうのは、最悪の悪循環。絶対に避けましょう。

▼お金がないと頭が悪くなり、さらに貧乏になる!

太りやすくなる

米コロンビア大学が2005年に行った調査によると、平均7~9時間の睡眠時間の人に比べて、4時間以下の睡眠の人の肥満率は73%も高かったというデータがあります。

これは、睡眠の長さと、食欲をコントロールするホルモンのバランスが関係していると考えられています。睡眠時間が短くなる、すなわち起きている時間が増えることで、体はグレリンを増やしレプチンを減らすことで私たちに食べ物を食べるよう促します。長くなった活動時間に必要なエネルギーを確保しようとするのです。

それらの余分なエネルギーは消費されないと、必然的に太りますよね。恐ろしや。

病気のリスクが上がる

e-ヘルスネット

睡眠不足な人は生活習慣病になるリスクが高まります。睡眠不足で太ってしまうと、その後、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病になりやすくなるからです。

また、免疫力が落ちることもわかっています。免疫力が落ちる。女性を対象にしたある調査によると、睡眠時間が5時間以下の人は8時間前後の人たちに比べて1.39倍、肺炎になるリスクが高かったといいます。

寿命が短くなる

日本人男性を調査した自治医科大学の研究から、睡眠時間が6時間以下の人は7~8時間の人に比べて

死亡率が2.4倍高くなる

という報告もあります。先述した生活習慣病を発症しやすくなり、心臓発作など心臓血管疾患や脳卒中のリスクを高めて、死亡率が高くなる傾向にあるのです。

睡眠は質と量が大事

眠る少女

睡眠をきちんと取らないと大変なことになってしまいます!では、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか。

①睡眠時間を確保する

1日7〜8時間の睡眠

を確保しましょう。目標は8時間です。

7時に起きるなら、23時に寝れば完璧です。私は7時半に目を覚ますので、23時には眠っているように心がけています。

②睡眠の質を上げる

睡眠は質も大事です。たっぷり寝ても体の疲れが取れない人は、睡眠の質が下がっている可能性があります。しっかり頭と体を休める睡眠方法を意識することが大事です。

睡眠の質を上げる5つの方法

クリスマスの女性

睡眠の質を上げるにはコツがあります。しっかり守って、質の良い睡眠をキープしましょう!

朝日をしっかり浴びる

海辺の少女

朝起きたら日光をしっかり浴びましょう。5分以上、日が差す窓辺でゆっくり白湯を飲んで体の中から目をさまします。

毎日運動する

海辺でヨガする女性

1日20分以上の運動を行いましょう。夜の運動は逆効果ですので、できれば朝。起きて日の光を浴びながら早歩きでウォーキング。そうすると、1日の脂肪燃焼力も上がって一石二鳥です。

14時以降はカフェインを取らない

ファッション雑誌とコーヒー

カフェインは脳を覚醒してくれる効果がありますが、睡眠の質は下げます。コーヒーやお茶は14時までにしましょう。カフェインは5〜10時間かけて分解されるので、夕方以降に飲むと体に残っている可能性があるためです。

寝る2時間前からリラックスする

ベッドの上でお茶を飲む女性

眠る2時間前から、心と体をリラックスさせます。

  • 読書
  • 瞑想
  • 軽くストレッチ
  • アロマ
  • クラシック音楽を聞く

リラックすると、副交感神経が優位になり、眠りの質が上がります。

私は、最近アロマでリラックスしています。KINTOのウォーターウォーマーは、水を入れたグラスに好きなアロマオイルをたらして温めて、ほんのり部屋中が良い香りに。沸騰しているお湯を見ているのも癒されます。

寝る1.5時間前に入浴する

風呂

入浴によって上がった体の深部の体温が下がってくるタイミングです。このタイミングで寝ると質が上がります。

睡眠の質を上げる1日 -私の場合-

7時半に起きる私の場合のゴールデンスケジュールです。

07:30 起床
08:00 ウォーキング / 約40分
09:00 仕事開始・朝のブラックコーヒー
18:00   仕事終了
18:30   プール・運動 / 約1時間
20:00   アロマ・読書 / 約1時間
21:30   風呂 / 約40分
23:30   就寝

リモートワークなので、通勤時間がなくなり、仕事をする時間がぎゅっと短くなりました。こうすれば、平日でもしっかり運動して、リラックスタイムを設けて睡眠の質を上げることができます。毎日この通りにはできなくても、できるだけ意識することで、睡眠不足や質の低下を防ぐことができるでしょう。

まとめ:睡眠は量と質、どちらも大事

どうしても優先順位が下がりがちな睡眠ですが、健康や仕事効率を考えると、最も重要なことのひとつだということがわかります。

量をしっかり確保しながら、日頃の生活で睡眠の質を上げる行動を意識して、健康的な生活を目指しましょう!

健康・美容カテゴリの最新記事