投資初心者におすすめ。ほったらかしで資産運用できる投資信託のススメ

投資初心者におすすめ。ほったらかしで資産運用できる投資信託のススメ

投資信託は、経済や投資に知見がなくても利益を出しやすく、少額から気軽に始められる最近注目を集めている投資方法です。簡単だけど利益を出しやすく、長期投資に向いていますし、ほったらかしでOKなのが忙しい会社員にも嬉しいポイントです。メリットとデメリットをしっかりと把握して、儲かる投資信託をチェックしてみてください。

投資信託とは?

お金と時間

「信託」とは、信じて託すこと。投資信託は、自分で運用する代わりにプロにお金を預けて運用してもらう手法です。どんな商品をいつ購入するのか、によって運用成績は大きく変わってきます。もちろん安い時に商品を購入して、高い時に商品を売ることが利益を出す基本。その投資方法を個人ではなくプロが行い、効率的に利益を出してくれるのが投資信託なのです。

投資信託のメリットとデメリット

可愛い女の子たち

メリットとデメリット、両方理解してから投資を開始しましょう。知らずに始めて損した!なんてことにならないために。

投資信託のメリット

プロが運用するので個人よりも成績が良い

投資のプロであるファンドマネージャーが運用するため、自分で細かく株の勉強をする必要がなく手軽に始められるいのも魅力。投資初心者でも簡単に儲けを出すことができます。

資金が豊富なので分散投資しやすい

単元株で数百万など、個人ではなかなか購入することができない株や不動産もポートフォリオに入れることができます。また、分散投資されているため、値下がりリスクも最小限に抑えられるのも魅力です。

少額から購入可能

最近では、投資信託が身近になり100円から投資信託が購入することができるようになりました。投資に馴染みがなく、大金を使うことに抵抗がある人もワンコインからチャレンジできるので気軽に始めることができるのです。また、2018年から楽天証券では楽天ポイントで投資信託が積み立てられるサービスも開始!未経験者でも、ポイントなら気軽に投資が始められそうです。

投資信託のデメリット

元本割れのリスクがある

プロが運用しても、相場によっては元本割れのリスクもはらんでいます。投資である以上一定のリスクが伴うので、どのファンドマネージャーのどんな投資対象の商品を選ぶのかは投資信託において最も重要です。

手数料がかかる

投資信託は商品によって購入手数料がかかるものと無料なもの(ノーロード)があります。毎月積み立て型の投資信託を購入する場合、案外毎月払う手数料がせっかく出た利益を削ってしまう場合も…。

投資信託を購入する場合、ノーロードの商品を選ぶようにしましょう。もうひとつ必要なのが信託報酬です。株式投資との大きな違いで、投資信託を持ち続けている限り総資産に対して利用料がかかります。信託報酬は0.2-3%と幅広く、時には利益を圧迫して元金を減らす可能性もあります。投資信託はこちらもできるだけ安い信託報酬の商品を選びたいものです。

投資信託の種類

たくさんのドア

投資信託にはいくつかの種類に分けられます。それぞれの特徴を理解して儲かる商品を選びましょう。リスク度を★で表しました。リスクが高いとリターンも高いので、それを踏まえて各商品を見てみてください。

投資先地域

  1. 国内 ★
  2. 先進国 ★★
  3. 新興国 ★★★

投資対象

  1. 株式 ★★★
  2. 債券(国債・社債) ★
  3. リート(不動産) ★★
  4. コモディティ(金・原油・穀物など) ★★★★

運用方針

  1. インデックス運用 ★
  2. アクティブ運用 ★★★

分配方法

  1. 受取型
  2. 再投資型
  3. 無分配型

パソコンとクレジットカード

投資対象として最もハイリスクハイリターンなのは…

新興国のコモディティ アクティブ運用

投資対象として最もローリスクローリターンなのは…

日本の債券 インデックス運用

と考えられます。

これらをバランスよく組み込んだバランス型も存在します。また、分配方法は好みにもよりますが、投資信託では再投資型を選ぶ方が多いです。それが最も複利のパワーで資産を増やせる方法だから。今すぐ分配金が欲しいという理由がないなら、再投資型を選びましょう。

また、個人では不可能な資金が必要なリート(不動産)にも少額で投資が可能なのも投資信託の魅力です。リートは、株式とは逆の動きをしており、株価が下がると不動産価格が上がるという特性を持っています。分散投資として、リートをポートフォリオに組み込んでおく投資家は少なくありません。

投資信託で利益を出す方法

スーツの男性

投資信託で利益を出すには、売買益と分配金の2つの方法があります。

売却益は、投資信託の基準価格が安い時に購入して、基準価格が上昇したら売却します。株とは違って市場が終了した時の直祖評価額から試算されるため、購入も売却も前日の基準価格で取引することになります。長期的な売買益を狙うのには向いていますが、短期的にはなかなか売買益を出しにくい投資商品です。

分配金は、運用で出た配当金や利息などの利益を顧客に支払うものです。再投資型の場合は、分配金も追加投資に回されますので手元には支払われません。

上記の2つが投資信託で儲けを出す方法です。信託報酬もかかるため、購入した時よりも基準価格が1%以上上昇していないと儲けが出にくいのが投資信託の特徴です。また長期になればなるほど、手数料も増えてくるので、初期の段階でどれだけ安い手数料の商品を選ぶかが大変重要になってきます。

大人気!人気の3大投資信託はこれ!

貯金箱

たくさんある投資信託の中でどの投資信託が選ばれているのでしょうか。長期投資を前提にした人気の投資信託をご紹介します。

ひふみプラス

アクティブ型投資ファンドの筆頭株「ひふみプラス」。2012年5月28日の設定以来322.35%という驚異のリターンを誇ります。運用方針は「守りながら増やす」ということで、リスクはでいるだけ軽減しながら着実に資産を増やすことを目指しています。

また、インデックス運用全盛の中、アクティブ運用で成果を出しており、2019年2月現在で純資産が6000億円越え!最近では同シリーズの資産規模が大きくなりすぎて、従来通り運用ができなくなってくるのでは…?と懸念されています。信託報酬はアクティブファンドの中では低めです。

  • 販売手数料:なし
  • 信託報酬:1.0584%
  • 種類:国内株式

楽天・全米株式インデックス・ファンド

本家バンガード社のVTIを買い付ける投資信託です。米国株の過去200年の運用リターンはなんと59万倍以上!現在でも年利6.5-7%のリターンが期待できます。主な組み入れ銘柄は、アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック、ジョンソン&ジョンソンと、誰もが聞いたことがある世界的有名銘柄がずらり!

世界経済を支える企業をしっかり買い付けているので、経済の成長とともに基準価格も上昇し、安定的な成長が見込めます。信託報酬も格安!長期運用にぴったりです。

  • 販売手数料:なし
  • 信託報酬:0.1696%
  • 種類:米国株式

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」で1位に選ばれた商品です。eMAXIS Slimシリーズの魅力は何と言っても、信託報酬の安さ!100万円を1年間運用して手数料はたったの1172円です。

この商品は先進国の銘柄が並びますが特徴として日本株は組み込まれていないこと。日本の株価はここ数年低迷しているので、成長性が見込めないかも…と思っている方にはおすすめです。当シリーズの純資産は1000億円を超えており、今後もますます人気が高まりそうです。

  • 販売手数料:なし
  • 信託報酬:0.11772%
  • 種類:先進国株式

投資信託をするなら、税の優遇がされるつみたてNISAが断然お勧めです。

まとめ

投資信託はリスクもある一方で株式投資よりも気軽に始められて、サラリーマンでもほったらかしである程度儲かりそうな投資方法です。きちんと利益を出すためには、どの商品を買い増していくか、最初にしっかりと調べておくことが重要です。

私は、上記の3つの投資信託を毎月楽天証券で、楽天カード経由で購入しています。そうすると、楽天ポイントも1%たまるんです。さらにお得…!

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