2020年1月に賃貸の更新を迎えるにあたり、ゆるーくではありますが、引っ越すか現状維持かを検討しています。引っ越す場合、どんな家に住みたいのかを考えてみると、一番最初に思い浮かんだのが、家賃をクレジットカードで支払えるかどうか。なんたって、最も大きな支出ですから、クレジットカード払いができるに越したことはないのです。
賃貸派の最も大きな支出、それは家賃

一般的に家賃は手取り収入の3分の1と言われています。東京都内だと、一般的な1Kや1Rだと6〜8万円くらいが必要。つまり、1年間だと72〜96万円を家賃として支払います。年収300-400万円で約100万円を家賃として支払う…。多くの人が支出の中で、大きな割合を占めるはずです。
▼家賃は安ければ安いほどいい
支出に占める家賃の特徴は…
- 毎月必要な固定費
- 収入の20〜40%を占める
という点。この大きな支出をもっとお得にする方法はないのでしょうか。そう、クレジットカードの支払いで!
借主のメリット

私が今の家に引っ越してきた当時、クレジットカードで支払いできる賃貸物件はほぼ皆無でした。でも、8年経った今、検索すると相当数のクレジットカード支払い可能な物件が見つかりました。
借主にとっては、クレジットカードで支払いができるとクレジットカード会社のポイントが貯まるという大きなメリットがあります。後ほどその威力をシミュレーションしていきます。
貸主のメリット
借主にとってメリットが高いクレジットカードの家賃支払いですが、貸主にも「必ず回収できる」という大きなメリットがあります。そう、賃貸物件貸主にとって家賃の未回収は大きなリスク。それをクレジットカード会社が請け負ってくれるのですから。
家賃をクレジットカードで支払った場合のポイントシミュレーション
賃貸の家賃をクレジットカードで支払った場合、毎月どれくらポイントが貯まるのでしょうか。家賃別にシミュレーションしてみました。クレジットカードのポイント還元率は1%と仮定しています。
家賃 | 1ヶ月 | 1年間 | 5年間 | 10年間 |
5万円 | 500 | 6000 | 30000 | 60000 |
6万円 | 600 | 7200 | 36000 | 72000 |
7万円 | 700 | 8400 | 42000 | 84000 |
8万円 | 800 | 9600 | 48000 | 96000 |
9万円 | 900 | 10800 | 54000 | 108000 |
10万円 | 1000 | 12000 | 60000 | 120000 |
家賃5万円なら、1年で6000円分
家賃5万円は、東京都内だとかなり安いほうだと思いますが、1ヶ月500円分、1年間で6000円分もポイントが貯まります。今まで通りの家賃であれば、このポイント分だけ得ですよね。
家賃6万円なら、1年で7200円分
家賃6万円なら1年で7200円分のポイントが貯まります。マイルを収集しているなら、1年で1万マイルですから、沖縄片道7000マイルがペイできますね。最高!
家賃7万円なら、1年で8400円分
家賃7万円なら、1年で8400円分のポイントが貯まります。都心でも安い地域なら綺麗なワンルームに住めますし、さらにポイントも結構ザクザクと貯まるのでいい感じ。
家賃8万円なら、1年で9600円分
家賃8万円になってくると1年で約1万円分のポイントが貯まるので、いよいよクレジットカード支払いの魅力が増してきます。
私の現在の家賃は87000円ですので、1ヶ月870円分、1年で10440円分のポイントが貯まります!10年だと10万円分!ずっと賃貸に住むのであれば、バカにできない金額です。
家賃9万円なら、1年で10800円分
家賃が9万円なら、1年で1万円分以上のポイントが貯まります。マイルなら東京⇆大阪の往復が可能!家賃で貯めたマイルで大阪旅行に行くのもあり。
家賃10万円なら、1年で12000円分
家賃10万円なら、1年で12000円分のポイントが貯まります。投資の種銭を貯めているなら、家賃10万円はちょっと高く感じますが、家族で郊外で住んでいたらこのくらいの金額になってもおかしくありません。もはやクレジットカードで支払っていないと損でしかない気がします。
PAYPAY払いだとさらにお得
さらにPAYPAY払いができる賃貸だと、現在ポイント還元率1.5%(Yahoo!カード利用時)ですので、87000円の家賃なら、1ヶ月1740円分、1年で20880円分のポイントが貯まります。
家賃をクレジットカードで支払う時の注意点

家賃をクレジットカードで支払う時にはいくつか注意しておくべき点があります。
相場より高い金額が設定されていないか
クレジットカードは、利用者は手数料無料でポイント還元がありますが、提供者である店舗(不動産の場合は貸主や不動産屋)は、逆に手数料をクレジットカード会社に支払っています。
その分を家賃に上乗せされていないか、相場を調べておく必要があります。相場より高く設定されている場合は、クレジットカードを利用することで逆に損してしまう可能性があるので、気をつけましょう。
使えるクレジットカードを確認する
家賃の支払いには、クレジットカードのブランドや会社を指定されている場合があります。契約の前に必ず確認しましょう。自分が持っているクレジットカード会社なら問題ありませんが、新しく製作する場合は年間費やポイント還元率はしっかりと確認しましょう。
まとめ:次に引っ越すならクレジットカード支払いできる賃貸へ
もし引っ越すなら、絶対にクレジットカード支払いできる賃貸を選ぶことを心に決めました。
私の場合は、
- 今の家の立地が良すぎる(自転車通勤15分)
- 家賃が安い(港区・広めワンルーム・キッチントイレ別で8.7万円)
という好条件のため、引っ越すかどうか迷うところです。もし引っ越すのであれば今より家賃の安い場所になるので、通勤時間は3-4倍になることは覚悟しなければなりません。また電車通勤はここ8年やってないので、大きなストレスになるでしょう。
それでも
広い家に
安い家賃で
クレジットカードのポイントをためながら
引っ越せるなら、良いかもしれない。あと1ヶ月ほど、このまま賃貸物件を検索しながら悩み続けることとします。