今、ポイントは使わないで運用する時代です。楽天もTポイントもdポイントも、それぞれ投資運用して増やすことが可能。中でも楽天は、ポイントが貯まりやすく、たくさんの投資信託の中から自分が運用したい商品を選ぶことが可能で、投資初心者にぴったりなポイント運用です。
楽天のポイント投資とは

突然ですが、貯まった楽天ポイント、何に使っていますか?私は断然、運用しています。2017年から楽天では、楽天ポイントで投資信託が購入できるようになりました。ポイントを元手に実際の商品が購入でき、最終的には現金化することが可能です。
楽天には、2つのポイント運用ができますが、おすすめは断然実際の投資信託を購入するタイプです。
楽天ポイントを使い実際の投資信託を購入する投資
証券会社の口座開設が必要。実際に販売している投資信託を1ポイント1円、100円から購入できます。投資信託の取扱本数は2,663本もあります!
疑似投資サービス「ポイント運用 by 楽天PointClub」
証券会社の口座開設が不要。アクティブコースとバランスコースの2種類から運用方法を選ぶタイプ。簡単にできるのがメリットです。楽天市場で買い物をよくするけど、今は使い道がないな〜という時に投資未経験の方が使うイメージ。
楽天証券のポイント投資のメリット

元手0円で始められる
ポイントはそもそも現金ではないので、自分の支出はゼロ。リスクゼロで始められるんです。
100円(ポイント)から購入可能
楽天証券では投資信託を100円から購入可能。少額からできるので、投資初心者でも気軽に始められます。ちなみに100ポイントは1万円分のお買い物でもらえるポイントです。
毎月定額積立ができる
投資の王道といえば「ドルコスト平均法」。毎月少額を積み立てて購入することで、リスク分散しながらと投資ができます。
取り扱っている投資信託の種類が多い
楽天証券で取り扱っている投資信託の取扱本数は2,663本。この中から好きな商品を購入できます。商品が多いと迷ってしまうかもしれませんが、信託報酬が低いインデックスタイプ、など自分の好みを見つけるのも楽しみのひとつです。
月500円以上のポイント投資で+1倍(SPU対象)
楽天ポイントを500円以上すると、楽天市場での買い物が+1倍ポイントに。楽天市場をよく利用する人には嬉しい特典です。
楽天ポイントで投資信託購入
↓
運用
↓
利益がでたら現金化
という流れで、ポイントが現金になるんです。上手に運用すれば、1000円のポイントが1010円の現金になって戻ってくることも!(運用利回り10%の場合)
楽天証券のポイント投資のデメリット(注意点)

楽天カードがないとなかなかまとまったポイントが貯まらない
メインのクレジットカードが楽天カードなら、月に5万円利用で500ポイントが貯まりますが、メインで使っていない場合、なかなか楽天ポイントがたまらず、投資の元手ポイントが増えません。もしまだ楽天カードを持っていないなら、年間費無料で初回5000ポイントももらえるので、ぜひ入会検討してみてください。ざっくざくポイントが貯まります。8年間、楽天カードユーザーで通算22万ポイント貯まったので、超絶おすすめです!
ポイント投資に使えないものがある
SPUやお買い物マラソンで取得した「期間限定ポイント」は使えない
ポイントがザクザクたまるお買い物マラソンやSPUのシステムですが、残念ながらそれらでもらえるのは「期間限定ポイント」。投資の原資にはできません。
ほかのサイトから交換した楽天ポイントは使えない
同じ楽天ポイントでも通常ポイントに比べて期間限定ポイントは用途が限られます。投資には期間限定ポイントが使えないのでご注意を。ちなみに期間限定ポイントは楽天payに連携するのがおすすめです。
購入できるのは投資信託のみ
個別株は購入できないので、株主優待や配当金に興味がある人は2019年4月にスタートしたTポイント投資がおすすめ。
楽天のポイント投資の始め方

1.楽天証券の口座を開設
ポイント投資を始めるために楽天証券の口座開設はマストです。スマホから、必要情報を登録して、身分証をアップロードすればOK。申し込みは5分で完了します。身分証を郵送する方法は開設までのタイムラグがかかってしまうので、できればスマホからアップロードしましょう。
2.数日後、ログインIDとパスワードが郵送で到着
手順に従って、口座登録を完了させます。
3.投資信託購入

①投信
トップから投信を選択します。
②注文
注文を選択。積立したい場合は、積立を選択します。
③ファンド名
気になる銘柄を入力して検索。

④通常注文(積立を希望する場合は積立注文を選択)
この画面で、買い付け手数料とファンドの管理費用を確認しましょう。買付手数料話、ファンドの管理費用は0.5%以下がおすすめです。どちらも安ければ安いほど運用費用が安く、利益が出しやすくなります。

⑤買付金額
100円以上で投資金額を入力します。
⑥ポイント利用
すべてて使う(または一部使う)にチェックを入れます。
⑦使用ポイント数を入力
100ポイント以上。保有ポイント以上に購入はできません。
⑧再投資型にチェック
利益が出た場合、自動的に再投資するタイプがおすすめです。
⑨口座区分は特定がおすすめ
源泉徴収が必要ない特定口座を選択します。源泉徴収が必要ない場合は一般に。
下部にある確認ボタンを押して、購入完了まで進みます。これで購入手続きは全て完了!やってみるとわかりますが、とっても簡単です。あとは、毎日自分のポイントが運用されて増減しているのを確認するのみ!
4.運用状況をチェック

毎月1回は運用状況をチェックするようにしましょう。投資信託は、長期運用が基本。評価額が下がっているからといって、売りと判断する必要ありませんが、自分の資産状況を把握するため、定期チェックは必要です。
おすすめの投資信託

楽天証券には多くの投資信託商品があって迷ってしまいますが、選ぶポイントは3つです。
- 買付手数料話が0円
- ファンドの管理費用が安い(0.1〜0.5%以下)
- 過去3年間の成績が良い
上記を鑑みて、長期的にリターンが見込めそうということで、私が購入している投資信託をご紹介します。
楽天・全米株式インデックス・ファンド
米国株式に連動するETF(上場投資信託)で、世界最大級の運用資産残高を誇るバンガードです。運用成績も順調で、純資産も右肩上がり。アメリカは、経済成長率も順調。本来はバンガードのETF(VTI)を購入したいところですが、毎月定期買い付けすると手数料負けしてしまいそうなので、今の所はコツコツこちらの商品を買い増しています。
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
上記と同じく主として「バンガード・米国高配当株式ETF」に投資すますが、より「高配当株」にフォーカスした商品です。
eMAXIS Slim 全世界株式
eMAXIS Slimシリーズは2019年5月に信託報酬をさらに引き下げて、現在ファンドの管理費用が0.11772%と最安値水準。この商品は、全世界を対象にしています。国を分散して投資したい人におすすめです。私はバンガードでアメリカに集中投資しているのでeMAXIS Slimでは、全世界を対象にしています。
ひふみプラス
国内外の上場株式を対象にしたアクティブファンドです。アクティブ型は信託報酬が高いため、人気がないのですが、圧倒的なリターンと成長率を誇るひふみプラスは、ここ数年大人気の銘柄。ファンドの管理費用が1.0584%と、eMAXIS Slimシリーズの10倍でおすすめ度はやや下がりますが、ここ5年でみると平均リターンが150%に届きそうな水準のときもあり、少額ですが私も続けて投資している商品です。
私の場合は、毎月ポイントが500-1000ポイントくらいたまるので、500ポイントずつ、上記の3商品を順番に購入しています。
まとめ:楽天ポイント投資はノーリスクでお得!
楽天ポイントを使った投資信託保有は、リスクが少なく、楽天経済圏にいる人なら、お得に感じることが多いサービスです。私も利用し始めてから、その素晴らしさに日々感動しています(笑)。以前は楽天ポイントが溜まったら、マクドナルドでハンバーガーを食べたり、楽天市場で日用品を購入したりしていました。ポイントなので、浪費に使いがちだったのですが、投資信託が購入できると知ってからは、買い物は期間限定ポイントで行い、貴重な通常ポイントは投資一直線です。
コツコツ積み上げたポイント投資が、いつか大きな花を咲かせてくれると信じています!
▼楽天ポイントを貯めるなら楽天カードが必須!
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