コロナによる外出自粛要請の影響で、今外食関連の銘柄が大暴落中です。2019年に狙っていた優待銘柄がお得な利回りになっています。もちろん今後の相場や景気、外食産業がどうなるのかはわかりませんが、コロナが収束したときに優待で食事ができる世の中だといいなという願いも込めて、外食優待銘柄を手に入れて絵いきたいと思っています。
外食銘柄が暴落中

コロナの影響で、外食銘柄は大幅下落。いつ営業再開できるか、また客足が通常に戻るのかが見えない状況が続いています。
そうした中で、優待のある外食銘柄はかなりお得な領域に突入しています。2019年の秋冬から半値になっている銘柄も!
配当+優待がもらえる外食銘柄
買い増したいと思う反面、2019年の個人的な反省は優待銘柄を買い集めすぎたこと。この局面では、配当ももらえる外食銘柄に絞って買い増しを検討したいと思います。
世界一美味しい朝食を食せる、サニーサイドアップ (2180)

サニーサイドアップG (2180) は、PR会社ですが、世界一の朝食パンケーキで有名なbills(ビルズ)を運営している会社です。
飲食だけでなくイベント企画がメインの事業ですが、どちらもコロナで大打撃を受けていることは間違いないでしょう。スポーツ選手のマネージメント事業も手がけており、中田英寿さんもサニーサイドアップの所属です。しかも大株主でもあります。
株価 | 563円 |
配当金 | 5.00円 |
配当利回り | 0.89% |
優待 | 自社運営レストラン優待券2枚 (約2500円分/指定メニュー1品およびソフトドリンク1杯無料) 200株保有の場合 |
優待利回り | 4.44% |
総合利回り | 5.33% |
最低資金 | 120,600円(200株) |
自己資本比率 | 39.70% |
PER | 14.14 倍 |
PBR | 3.15 倍 |
▼サニーサイドアップの詳細
カフェ好きなら、コメダHD(3543)

2016年に上場以来、高値をキープしてきたコメダHD(3543) でしたが、この局面で大幅に下落中。4月6日に上場来安値1,316円を更新しました。
私がコメダに注目している理由に配当利回りの高さがあります。優待外食銘柄には珍しく、配当金がしっかり出ています。現在は3.25%。
またTwitter情報だと、議決権を送るとさらに1000円分がもらえるそうなので、総合利回り4%をこえそうです。会社の近くにありますし、私の場合使い勝手も良さそう。サニーサイドアップの次に欲しい銘柄です。
株価 | 1,571円 |
配当金 | 51.00円 |
配当利回り | 3.25% |
優待 | 2000円相当 (1000円相当×2回) |
優待利回り | 1.27% |
総合利回り | 3.52% |
自己資本比率 | 33.71% |
PER | 13.53 倍 |
PBR | 2.28 倍 |
海鮮丼からスイーツまで、クリレス (3387)

クリエイト・レストランツ・ホールディングス (3387) は、2020年2月に株式分割しました。2019年には1200円を超えていた株価も今では500円台に突入して、優待利回りは7%前後でかなり高水準です。
こちらの優待は使えるお店の種類が多いのが特徴。海鮮丼からしゃぶしゃぶ、スイーツまで。飽きずに使えそうな優待券です。
ただし、コロナの影響で借入をしたり経営が苦しい状況が垣間見えます。
株価 | 590円 |
配当金 | 6.00円 |
配当利回り | 1.02% |
優待 | 4000円相当 (2000円相当×2回) |
優待利回り | 6.77% |
総合利回り | 7.79% |
自己資本比率 | 22.58% |
PER | 31.38 倍 |
PBR | 6.19 倍 |
▼クリレス100株取得しました
うどん好きなら、トリドールHD(3397)

2020年3月に株式分割したばかりのトリドールHD(3397) 。100株11万円ほどでかい安い金額になっています。
東南アジアでの出店が調子いいとのことでしたが、コロナの影響で今後の海外展開は不透明な状況。日本よりも厳しい外出制限をしている国も多いので、日本以外の動向に注目しておく必要がありそうです。
トリドールは総合利回り高めですが、配当利回りが低いので注意が必要。私の場合、配当金投資を増やしたいので、今の所様子見です。
株価 | 1,126円 |
配当金 | 6.25円 |
配当利回り | 0.50% |
優待 | 8000円相当 (4000円相当×2回) |
優待利回り | 7.10% |
総合利回り | 7.60% |
自己資本比率 | 28.80% |
PER | 34.53 倍 |
PBR | 2.79 倍 |
人気のたこ焼きなら、ホットランド (3196)

『築地銀だこ』や『銀のあん』を展開するホットランド 。株価は1500円前後でしたが、2019年9月2日に261万株の公募増資と上限を39万株とするオーバーアロットメントによる売り出しを行うことを発表し急落。現在は1株1000円割れている状態です。
ほかにくらべると、総合利回りは劣りますが、たこ焼き好きなので、9月に取得済みです。1回目の優待も手に入れ、外出自粛がとけたら銀だこをたらふく食べたいと思っています。
株価 | 976円 |
配当金 | 5.00円 |
配当利回り | 0.51% |
優待 | 3000円相当 (1500円相当×2回) |
優待利回り | 3.07% |
総合利回り | 3.58% |
自己資本比率 | 42.01% |
PER | 26.88 倍 |
PBR | 2.81 倍 |
▼ホットランド 100株取得しました
すかいらーくHD (3197)

一時は2200円ほどだった株価も、1500円台まで落ちてきました。総合利回りは5%ですが、2019年12月に減配しています。このまま業績が右肩下がりの場合、最悪無配当の可能性もあるので注意が必要です。
しかしながら、優待投資家に大人気の銘柄で、減配発表後も株価は下がるどころか上がっていますので、持ち直せば強い銘柄なのかもしれません。
- ガスト
- バーミヤン
- しゃぶ葉
- じゅうじゅうカルビ
など、優待を使える店舗は多数。ファミレス、中華、しゃぶしゃぶ、焼肉と幅広くカバーしているのも魅力です。また1000株までは株数が増えるほどお得に優待がもらえる仕組みなので、ファミリー層に人気なのかもしれません。
株価 | 1,551円 |
配当金 | 19.00円 |
配当利回り | 1.23% |
優待 | 6000円相当 (3000円相当×2回) |
優待利回り | 3.86% |
総合利回り | 5.09% |
自己資本比率 | 29.26% |
PER | 30.65 倍 |
PBR | 2.30 倍 |
まとめ:お得な優待銘柄はコツコツ買い集めたい
届くの楽しみな優待銘柄は、この暴落時にコツコツ買い集めて、投資の楽しみを最大化したいところです。これから、外食銘柄の決算発表や3月4月の外出自粛時の燦々たる売上が明るみに出てさらに株価を下げるかもしれません。
いつ買ったらベストなのか。
それは誰にもわからないこと。
私は優待名人桐谷さんの「自分中で基準を持ち、その基準の総合利回りになったら買う」という言葉を胸に、余力が貯まったら、欲しい銘柄をコツコツ買い集めたいと思います。
▼桐谷さんの投資の基準
※株価は2020年4月10日現在
※株価チャートは最新のデータ(Yahooファイナンスより)