LINE初のクレジットカード『Visa LINE Payクレジットカード』を受け取って1ヶ月がたちます。1ヶ月間、メインのクレジットカードとして使ってみて、メリットとデメリット。そして、貯まったLINEポイントをどう使うべきかについてまとめたいと思います。
Visa LINE Payクレジットカードとは

LINEが初めてのクレジットカードを発行しました。名前がめっちゃ長いのですが、
Visa LINE Payクレジットカード
です。LINE PAYカードは別にあるのでご注意ください。
LINEからは3つの支払いサービスがリリースされています。今回は初めて”クレジットカード”がリリースされましたが、LINE Payからは、プリペイドカードやコード決済がすでにリリースされています。
Visa LINE Payクレジットカード | LINE Payカード | LINE Pay | |
種別 | クレジットカード | プリペイドカード(カード) | コード決済(スマホ) |
ポイント | 3%還元 | 1〜3% | 1〜3% |
使用店舗 | VISA加盟店 | JCB加盟店 | QRコード決済対応店 |
年間費 | 初年度無料 | 無料 | 無料 |
Visa LINE Payクレジットカードは、普通のクレジットカードとして使える初めてのLINE支払いサービスなんです。
利用可能個所:国内外VISA加盟店
LINE PAYブログ
審査:あり
年会費:サービス初年度無料。2年目以降も、年間1回以上のカードご利用で無料。
タッチ決済:iD
特長:
・事前の残高チャージ不要でLINE Payでのお支払いができて、LINEポイントも還元される便利な「チャージ&ペイ」機能が備わっています!
・Visaのタッチ決済機能がついており、リーダーにカードをかざして安心安全、スピーディーにお支払いできます。
Visa LINE Payクレジットカードのメリット

まずは、Visa LINE Payクレジットカードのメリットを見てみましょう。
3%ポイント還元(初年度のみ)
一番の特徴は、初年度は使用金額に対して3%のポイント還元があることです。おおよそのクレジットカードのポイント還元率が1%であることを考えると、3倍!1ヶ月の使用量で比較してみると…
使用金額/月額 | 1%還元(一般的)・年間 | 3%還元(LINE)・年間 | 年間差額 |
10万円 | 1000円・1.2万円 | 3000円・3.6万円 | 2.4万円 |
15万円 | 1500円・1.8万円 | 4500円・5.4万円 | 3.6万円 |
20万円 | 2000円・2.4万円 | 6000円・7.2万円 | 4.8万円 |
こんなに差が出ます。
ちなみにLINEポイントの基本還元率は1%。3%還元の期間は、2021年4月30日までなので注意が必要。
しかし、毎月10万円をクレジットカードで支払っている場合、年間2.4万円分のポイント還元差があると考えると、1年間でも使う価値あり!今すぐ申し込みしましょう。
年間費無料(初年度のみ)
初年度は年間費無料です。2年目以降も1度でも利用すれば0円です(利用しないと年会費:1,250円)。
LINE PAYと連携可能
LINE PAYは銀行からの引き落としのみに対応していましたが、初めてクレジットカードからのチャージができるようになりました。私は、チャージするのが面倒なので、クレジットカードと連携できて、とても便利!
マイランク「プラチナ」が取れるようになる
LINEのマイランクは、ゴールドまでなら誰でも取得できますが、プラチナになれるのは、Visa LINE Payクレジットカードを持っている人だけの特典です。

プラチナになるためには、5ヶ月間で、5000ポイントを取得する必要があります。そして、プラチナになると下記の特典が受けられるようになります。毎月3万円のクレジット利用をすれば、クリアできるので、Visa LINE Payクレジットカードを利用していたら、問題なく「プラチナ」になれると思います。

注目すべきは、
- LINE Pay支払いのポイント還元率が高くなる
- 特典クーポンが10枚もらえる
の2点です。
お得なクーポンがもらえる
一番注目すべきは特典クーポンです。ランクによってもらえる枚数が変わり、プラチナの場合は10枚もらえます。特典クーポンは、
- ローソン 100円オフ
- ファミリーマート 100円オフ
- リンガーハット 100円オフ
- マツモトキヨシ 100円オフ
など、使い勝手のいいクーポンが多くラインナップしています。このクーポンの素晴らしい点は、100円のクーポンを101円から使用可能なこと。実質1枚100円の金券のように使えますので、10枚なら1000円分の価値があります。
100円オフのほか、ビックカメラやヤマダ電機の5%オフクーポンもあります。
LINE mobileが20%オフ

LINEモバイルの支払いをVisa LINE Payクレジットカードに変更すると6ヶ月間使用料の20%がポイント還元されます。
1ヶ月の利用料金が2000円の場合、毎月400円分。6ヶ月で2400円分のポイントがもらえることになります。
LINE モバイルユーザーなら、かなりお得なので、半年間だけでも利用する価値あり。
デザインはシンプルでかっこいい

カードのおもて面はシンプルで、名前の刻印などもなし。裏側に名前、有効期限がプリントされています。
- グリーン
- オレンジ
- ホワイト
- ブラック
のほかに、2020年の東京オリンピック記念カラー&デザインのレッドとブルーが存在します。
Visa LINE Payクレジットカードのデメリット

逆に、Visa LINE Payクレジットカードのデメリットもあります。
LINEポイントの使い勝手がよくない
一番の懸念点は、
楽天ポイントほどLINEポイントの使い勝手が良くない
ことです。せっかくザクザクポイントが貯まっても、楽天のようにクレジットカードの支払いに充てたり、投資信託を買ったり、なんなら株を買ったりはできません。
しかし、LINE Payにポイントをチャージすれば…
- コード決済に使える
- LINE Payカードで使える
ので、QRコード決済をよく使う人は使い方に困ることはなさそう。また、LINE PayカードにチャージすればJCBの加盟店での支払いにも使えます。クレジットカードとプリペイドカードの2枚持ちはちょっと面倒ですが、ある程度ポイントが貯まってきたらそのように使うのもあり。LINEモバイルの支払いにも使えます。
2年目以降、還元ポイント率は1%
ポイント還元3%は、1年目のみ。2年目以降からは1%になります。他のクレジットカードと同じなので、Kyashを使ったほうがいいですね。Kyashなら、ポイント還元が合計2%になります。
2年目以降、年間費がかかる
カードの利用がない場合、2年目以降には、年間費が1,250円かかります。ただ、年に1回でも利用があれば
年間費はずっと無料
です。サブカードとしてなら持っていても損はないですね。
マネーフォワードへの連携が遅め
これはLINEの問題ではなく、クレジットカードの情報を持っているSMBCの問題でしょう。Kyashは瞬時にデータが反映されますが、Visa LINE Payクレジットカードは、マネーフォワードに反映されるまで2~3日かかることもあります。
SMBCのアプリがイマイチ
使用にあたって、VpassというSMBCのアプリをダウンロードする必要があるのですが、このアプリがいけてない。LINEのアプリ内で完結するかと思っていたのでちょっとがっかりしてます。
LINEポイントは何に使えるのか

一番のデメリットであるLINEポイントの使い道。楽天ポイントほど汎用性はありませんが、LINE Payで使えるのが救いです。
LINE PAYの支払い ←おすすめ
LINEポイントは、LINE Payの支払いで使うのが最も汎用性が高いです。
- コード払い
- LINE PAYカード払い
コード払いは請求書の支払いなどにも対応していますので、公共料金を支払うことも可能。コンビニや加盟店での支払いに使えます。
ちょっと面倒だけどLINE PAYカードなら、JCB加盟店で使用できるので、ある程度溜まったらLINE PAYカードを持ち歩いて支払いに使っても良さそう。
LINE Mobileの支払い
LINE モバイルユーザーなら、携帯電話代金の支払いに当てるのも簡単。1ヶ月に2000円ほどなので、ポイントで全額支払いできちゃうかも。スマホ代が実質無料で使えるようなものなので、かなりお得感が高まります。
LINEギフトで金券に交換
LINEギフトを利用すれば、金券に変えることもできます。
- スターバックス
- サーティーワンアイスクリーム
- ミスタードーナツ
- モスバーガー
- ローソン
- 上島珈琲店
などなど。飲食の他にAmazonギフト券にも交換可能です。
ただし、使い勝手のいいamazonギフト券への交換は手数料が必要。は、11,000ポイントで10,000円分。つまり10%です。高いぜ…。
LINEの着せかえやスタンプ
LINEらしいLINEポイントの使い方として、LINEのアプリ内で使える着せかえやスタンプへの課金に利用可能です。
個人の自由だとは思いますが、着せかえやスタンプに課金するなら、せっかくの3%還元もちょっと無駄かな…とか思っちゃいます。
LINEストアで漫画やゲームに課金
こちらもLINEならではですが、LINEのサービスへの課金が可能です。LINEマンガやLINEのゲームでLINEポイントが使えます。
こちらも個人の自由だとは思いますが、時間とお金を節約する観点から、どちらもお勧めできません。
まとめ:2021年4月まではVisa LINE Payクレジットカードが全力メインです

現在私が保有しているクレジットカードは3種類
- Visa LINE Payクレジットカード
- 楽天ゴールドカード(Kyash連携)
- ANAゴールドカード
です。ANAゴールドカードは、マイルを貯めるつもりでしたが、今年は旅行を諦めたので、解約予定。
2020年のメインはVisa LINE Payクレジットカードを利用しつつ、楽天ゴールドカードで投資信託を積み立てます。
2021年は、楽天ゴールドカードとKyashの連携がメインになりそうです。
それまでしっかり、Visa LINE Payクレジットカードを使い倒してお得を満喫したいと思います。
▼Kyashで2%ポイントを貯める