中国電信/チャイナ・テレコム(00728)4000株取得。中国株、はじめました

中国電信/チャイナ・テレコム(00728)4000株取得。中国株、はじめました

今更中国に投資するのは、遅いのではないか…。そんなモヤモヤがあったのですが、この度、チャイナ・テレコム(00728)で中国株デビューしました。2021年の株始めは、中国。面白い1年になりそう!

中国に投資したい理由

中国の街

中国は、1970年代末から経済の改革開放路線に踏み切り、市場経済化や外資の導入を開始しました。2001年にWTOにも加盟したあと、30 年以上にわたって年平均10%近い実質経済成長を遂げています。

英有力シンクタンクの「経済経営研究センター(CEBR)」が2020年12月26日に発表した調査よると、中国の経済規模が

2028年に米国を抜き世界一になる

と予想しています。これは想定より5年も早いんです。パンデミックの中で、アメリカの経済成長が滞ったのか、中国の経済成長が伸長したのか。いずれにせよ、時間の問題で、中国は世界No.1の経済大国になる日がやってきます。

ちなみにこの時、日本はNo.3から転落し、インドに抜かれてNo.4になるという予測。勢いのあるアジア勢に、日本はどんどん追い抜かれていく未来が垣間見えます。

中国人

そんな中国に投資したいなと思いつつ、踏み切れないまま2年。個人的な感情として、私はあまり中国にいい感情をもっていなかったから踏み切れなかったんだと思います。とても個人的な話ですが…子どもの頃、祖父母は中国からの留学生を無償で受け入れていました。英語とドイツ語が少しできた祖父は、リアイアしたあと、海外、特にアジアの発展を願っていて、まだ発展途上だった中国からの留学生をお世話していたんです。祖父母の家の一室に留学生が半年〜1年ごとに入れ替わり立ち替わり来ていました。(2年目以降は日本の生活に慣れて、アパートを借りたり、中国に帰国する方もいました)

でも、3年後に受け入れをやめました。なぜなら、その方々が来てから、祖父母の家のものが消えてくんですね…。現場を見たわけじゃないんですが、祖母が大事にしていた茶器や祖父の宝物の掛け軸や絵画がなぜかなくなる…。祖父はとても悲しんでいました。今考えると仕送りも少なくて、生活に困って、現金にしていたのかもしれません。でも多分、それを正直に言えば、祖父は喜んでお金を渡したと思います…。

という、ちょっと切ない過去があります。子どもの頃の記憶って、鮮明で根深いもので、あまりいい印象をもっていない国でした。でもまあ、たまたまそういう人に出会ってしまったということだったのかもしれません。過去は過去。そう言った個人的な感情とは別のところで、投資は行わねばと思います。

中国へ投資するリスク

コインが育つ

中国への投資は、いくつかのリスクを伴います。今回私は、香港証券取引所で中国株を取得しましたが、その理由は比較的透明性が高いと言われているからです。

中国には3つの取引所があります。

  • 上海証券取引所
  • 香港証券取引所
  • 深セン証券取引所

これ以外に、米国のニューヨーク取引所で上場している企業もあります。

国の政策の影響が大きい

中国は共産党による一党体制で運営しています。アメリカや日本のような民主主義に基づく資本主義ではなく、中国政府の政策や一存によって大きく株価が動く可能性があります。また、国が民間企業への介入することも少なくありません。政府の動きによって、経済に大きく影響する可能性があるというのが、中国の大きな特徴であり、大きなリスクです。

アメリカとの対立

トランプ大統領が米中貿易の不均衡を問題視したことを発端に、アメリカと中国の対立が浮き彫りになり、2020年は毎月のように互いに牽制し合う動きが続きました。

2019年、安全保障上の懸念がある外国企業に中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)を排除したことから次世代高速通信5Gを巡る世界のハイテク覇権争いが激化。2021年にはいって、中国の通信大手3社が米国での上場廃止を予定しています。

為替リスク

他の外国株でもあり得る為替リスクは中国も同様です。中国株は3つの通貨で取引ができます。

  • 人民元:上海証券取引所/深セン証券取引所
  • 香港ドル:香港証券取引所
  • アメリカドル:ニューヨーク証券取引所(ADR/米国預託証券)

通貨ごとにリスクが変わってきますが、私は今回は比較的透明性の高い香港を選びました。

情報開示のリスク

外国株式の情報開示や株価変動の仕組みは、それぞれの国の法律や制度によって定められていて、日本とルールが異なります。特に注意すべきは上場廃止のリスクです。中国株を取り扱う取引所では突然上場廃止になって取引ができなくなることがあります。情報開示が日本のように的確に行われないことも多いので、これは中国へ投資する大きなリスクと言えるでしょう。

今、中国の通信系が売られている理由

私のウォーキングのおとも、ウォール街からYOUTUBERになった高橋ダンさんの動画で、アメリカで上場廃止が決定した中国の通信大手3社が紹介されていました。

アメリカで上場廃止が決定した

2021年1月2日、ニューヨーク証券取引所は、中国の通信大手3社の上場廃止に向けた手続きを始めると発表しました。

  • チャイナ・テレコム
  • チャイナ・モバイル
  • チャイナ・ユニコム

2019年の上記3社の純利益は、約2兆4690億円。2019年4月に発表された3社の中国国内シェアは、チャイナ・モバイル(59%)、チャイナ・テレコム(20%)、チャイナ・ユニコム(21%)となっています。

通信大手3社は中国移動(チャイナモバイル、China Mobile)、中国電信(チャイナテレコム、China Telecom)、中国聯合通信(チャイナ・ユニコム、China Unicom)。3社の昨年の純利益は1492億4800万元(約2兆4690億円)だった。1日の平均利益を計算すると約4億900万元(約68億円)となり、前年度の3億6500万元(約60億円)に比べて収益力は一段と良くなっている。

AFP

チャイナ・モバイルとチャイナ・テレコムは国有企業で、日本でいうとNTTとdocomoみたいな存在。チャイナ・モバイルがドコモでチャイナ・テレコムがNTTでしょうか。

ニューヨーク証券取引所にも上場していましたが、この度上場廃止が決まりました。今後、アメリカ国籍を持つ投資家は、これらの銘柄に投資することができなくなります。

香港市場では購入可能(アメリカ人以外)

アメリカでは購入できませんが、香港ではもちろん上場したまま。アメリカ人以外なら、自由に売買可能です。

日本人でも、香港証券取引所の株を取り扱う証券会社からなら取得可能。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券

ネット証券、大手三社では、取り扱っていました。

ファンダメンタル的に変化はない

これらの銘柄の商いは、主に中国人向けです。つまり、今回のアメリカでの上場廃止は、

株価には影響があるが、事業の収益には影響がない

ということ。彼らの事業の柱である、中国の通信事業には何ら影響がないのです。つまり配当が下がる可能性は低い。

詳しくは是非、高橋ダンさんの動画を見てください。

チャイナ・テレコム(00728)とは?

携帯を見る女の子

チャイナ・テレコムは、固定回線を主力とする通信業社です。

有線とモバイル電気通信サービス、インターネット・アクセス・サービス、情報サービス及び他の付加価値電気通信サービスを含む統合情報サービスを提供する。

SBI証券

元々は固定回線がメインでしたが、中国では固定電話を飛び越えて、携帯電話を持つ人が多いため、モバイル事業にも参入。インターネットの5G回線が普及するなかで、情報サービス全般を担い、2020年の第三四半期(7-9月)の純利益は前年同期比6.2%増の48億元で、BOCIの予想から5.9%上振れ。総サービス収入は4.2%増の462億元と右肩上がりです。

株価は右肩下がり

2019年から、米中関係が悪化するとともに株価は右肩下がり。2020年末は、かなり売り込まれています。取引量も多いですね2015年には、6HK$を上回ることもありましたが、現状は2HK$を切ろうとしています。

※1HK$=約13円(2020年1月4日現在)

PER:7.13

株価が下がっていますが、利益率は下がっているわけではありません。PER(株価収益率)は、10を下回る安値。収益は高いのに売られているのは、米国での上場廃止を見込んでいるからと推測されます。

自己資本比率:50.13%

自己資本もしっかりあります。40%を超えると会社は倒産しないと言われていますので、50%あれば上々ですよね。

配当利回り:6.06%

2020年1月4日現在の株価2.05HK$で、配当利回りが6%を超えています。

さすが通信系。しっかり配当をくれるんですね。実は中国株は配当利回りが高いことでも有名。その中でも安定した収益がある大手通信は配当利回りが高いです。

最低投資額5万円〜

投資するにあたって、SBI証券と楽天証券では、それぞれの銘柄で最低取引数を定めています。

  • チャイナ・テレコム(2000株単位)
  • チャイナ・モバイル(500株単位)
  • チャイナ・ユニコム(2000株単位)

チャイナ・テレコムは、2000株単位での取引ですので、日本円にして5万円前後から購入可能。最低手数料が500〜600円ほどですので、1%くらいです。

ちなみにチャイナ・モバイルは、株価がお高めなので、25万円ほどから投資可能。チャイナ・ユニコムは10万円ほどです。私は資金力に乏しいので、チャイナ・テレコムかチャイナ・ユニコムが選択肢でした。国有企業の方が安定しているかなと思ってテレコムの方に投資しました。

4000株、11万円ほど。配当は、6600円位の予定です。

まとめ:日本にいながら世界に投資する楽しみ

パソコンする女性

2021年の株始めは、思いがけず中国株でした。上場廃止で波乱の展開も考えられますが、収益性が高い通信系の銘柄で高配当。株価が下がる可能性もあるので、油断はできませんが、政治的に大きな介入がない限り、安心な銘柄なんじゃないでしょうか。私は、ほったらかして、配当がもらえるのを静かに待つのみです。

初めての中国株取得でしたが、SBI証券と楽天証券があれば、大抵の銘柄が少ない手数料で、簡単に手に入ります。そう、めっちゃ簡単です。

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