【まとめ】配当金生活は毎月いくら積み立てると実現できるのか?積立金額別に試算してみた

【まとめ】配当金生活は毎月いくら積み立てると実現できるのか?積立金額別に試算してみた

最終的に達成したい目的に対して、短期目標を立てることは自分のモチベーション的にも大変重要です。

「年金にはたよれないから、老後の資金が必要」と思っても、いったいいくら必要なのか、そのために毎月いくらの貯蓄が必要なのかを考えれる人は多くはありません。(特に私の周りには1割もいませんでした)

目標や目的がわからないまま、計画を実行に移しても頓挫するのが見えています。遠く高すぎる目標は達成しにくいのです。

ここでは、配当金という不労所得をいくら得るために、今毎月いくらずつ積み立ててなん年後にそれが達成できるのか?をシミュレーションしています。前提条件が違えば、金額×積立期間は変わりますが、あなたの目標や目的達成をする上での一助となれば幸いです。

配当金とは?

お金と時間

会社の利益の一部を株主に還元するのが配当金です。配当は、1株あたりいくらときまっており、持っている株数分を年に1〜2回、受け取ることができます。

▼詳しくはこちら

複利とは

株価上昇

複利は利子に対してまた利子がつくことです。お金がお金を稼いでくれる状態で、元金100万円で年利2%で預けると1年後は102万円になっています。2年目には1年目にプラスされた利子の2万円も元本として102万円に年利2%で104.04万円が加算され、+20,400円が2年目の利子になります。

金額別の配当金シミュレーション

金額×積立期間で試算しました。22歳からスタートして、60歳以上でそれぞれの金額を受け取るためには、毎月最低でもいくら積み立てる必要があるのかがベースの考え方になっています。

毎月の積立金額を上げれば、積立期間は短くなりますので、目標別のシミュレーション結果をぜひみてみてください。

毎月5万円の配当金を受け取るためには、月1万円からでもOK

サングラスをかけた女性

毎月5万円の配当金を受け取るのためのハードルは、そう高くはありません。誰でも努力すれば叶えられる金額です。

現状、支払われている国民年金の平均55,000円に配当金の50,000円を加えれば、月に105,000円の収入が得られます。家賃の安い田舎暮らしなら、生活可能なレベルです。おそらく質素な生活ならアルバイトの必要もありません。

▼詳しいシミュレーションはココから

毎月10万円の配当金を受け取るためには、月3万円以上必要

女性と紅葉

月10万円の不労所得を得るためには、少しハードルが高くなります。毎月1万円の積立金額だと69年かかります。ちょっと絶望します。

最低でも月3万円は積み立てることがオススメです。そうすると40年後には月3万円の不労所得が完成します。

現状、支払われている国民年金の平均55,000円に配当金の100,000円を加えれば、月に155,000円の収入が得られます。持ち家がなくても十分生活できるレベルです。健康であれば、年に1度の海外旅行ならいけるはず。

▼詳しいシミュレーションはココから

毎月15万円の配当金を受け取るためには、月5万円以上必要

女性と海

かなりハードルが上がりますが、月5万円の貯蓄が可能であれば38年で実現します。月5万円と聞くと大きな金額に思えますが年間だと60万円。ボーナスが年2回1ヶ月分ずつもらえる手取り30万円の人なら、可能なレベルです。ボーナスはなかったものとして淡々と生活するのが吉です。

現状、支払われている国民年金の平均55,000円に配当金の150,000円を加えれば、月に205,000円の収入が得られます。厚生年金もプラスすれば、豊かな老後が送れるでしょう。私ならこの金額を貯められたら、老後が来る前にさっさとリタイヤして、元気なうちに仕事にとらわれない生活に入ります。

▼詳しいシミュレーションはココから

まとめ:配当金生活は計画的に。自分にあった金額×積立期間を選択しよう

安定した配当金生活は、心の余裕をもたらしてくれます。私も投資や配当金について知らなかった頃は、老後のお金の心配がいつも漠然とありました。

長生きリスク

は、誰にでもあって、もし貯金(単なる銀行預金)していても、働かなくなったらそれを切り崩し、足りなくなったら貧困が待っているのが現状。せっかく長生きできて嬉しいはずなのに「お金がない、どうしよう」って思いたくない。その不安を和らげてくれたのが投資と配当金でした。配当金は元本がある以上、定期的に株主に振り込まれます。それはなん歳まで長生きしようとも、死ぬまで変わりません。

投資にはリスクがあり、年利5%で運用するのは難しいかもしれません。でも目標を持って行動していれば、資産は多かれ少なかれ増加します。やらないよりやったほうがマシ。そして、私の経験ではもし将来のために投資しなくても、浪費に使って元本ゼロです。浪費が全て悪だとは思いませんが、その中から毎月少しだけを将来のための投資に回すことは、必要な行動だと感じています。

この記事を読んでくださった人の将来をよくする手助けができていれば幸いに思います。

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