サオタ食品(FMC)1100株取得。エビの輸出でベトナム3位の水産大手

サオタ食品(FMC)1100株取得。エビの輸出でベトナム3位の水産大手

2023年1月、ベトナム株のサオタ食品を取得しました。冬のボーナスと今までビンホアンビナミルクでもらった配当金(VND)が原資です。

サオタ食品(FMC)とは?

サオタ食品は、ベトナムの大手食品加工会社で、主力事業はエビの養殖加工です。

海老の養殖・加工が主力事業

海老

サオタ食品は、海老の養殖加工が主力事業の水産加工が売上の95%を占めています。私が保有中のビンホアンと同じ領域です。

海外へ輸出

サオタ食品のエビ輸出シェアは4.5%(2019年)で、

  1. ミンフー水産グループ
  2. ソックチャン水産

に続く3位。日本向け水産物輸出でトップクラスのシェアです。ここ数年は欧州への輸出量も増えています。

また、サオタ食品は、2018年からPANグループの傘下に入っています。このパングループは、積極的なM&Aで急成長する企業グループで、2021 年 12 月にタイの巨大財閥チャロン・ポカパン・グループのベトナム現地法人と戦略的な提携を行うことに合意。その傘下であるサオタ食品は、今後海外展開も視野に入れる可能性が高まっています。

ベトナムは、

  • 海水エビの漁獲量 世界第4位
  • 淡水養殖エビの生産量 世界第3位

と、エビが大きなビジネスチャンスになっています。タイの巨大財閥とタッグを組んで、タイの市場にもサオタ食品のエビや加工品が流通すれば、大きな利益を得ることができるかもしれません。

エビの需要は増えている

https://umito.maruha-nichiro.co.jp/article31/

世界のエビセン生産量を見てみると、大きく増加しているのがわかります。2001年から2016年の15年で、生産量は倍増しました。大きな要因に養殖エビの増加が挙げられます。サオタ食品でもエビの養殖を行っており、安定的な供給ができるのです。

https://umito.maruha-nichiro.co.jp/article31/

単価もここ数年増加していますので、生産量が増えて単価が下がっているということはなさそうです。

配当利回り5.69%

2023年1月時点のサオタ食品の予想配当利回りは、5.69%です。

私の場合ですが、ベトナム株は、売買手数料が高いため、頻繁に売買することはありません。ですから、配当金をもらいながら気長にのんびり持ち続けられる銘柄に惹かれます。サオタ食品は、堅実な商材とビジネスで長期目線で伸びそうだなと思ったので、購入しましたが、もし下落しても配当をもらいながらのんびり待てばいいのです。

現在、株価は下落局面

現在サオタ食品の株価は下落局面です。2022年につけた70,000VNDから半値ほどに下がっています。ただ、これも2021年につけた株価に戻っているので、ここから上がっていくのではないかな?と素人ながらに予想して、配当利回りも良くなってきたところでポチッとしました。

上がってくださいー!

サオタ食品の株を買う注意点

ベトナム

サオタ食品は、日本でも比較的有名でベトナム株の中で人気の銘柄です。

ただ、全体としてベトナム株は

  • 手数料が高い
  • 取扱証券会社が少ない
  • ほぼリアルタイム取引ができない

というデメリットがあります。そのデメリットを押しても、高配当で自己資本比率が高いサオタ食品。そしてベトナムは、なにより国民の平均年齢がまだ30代であるという成長性が魅力的な国です。カントリーリスクを踏まえた上で、投資することをおすすめします。

関連記事:ベトナム株の魅力とデメリット

まとめ:ベトナム株3銘柄をコレクション中

これで私が取得し保有し続けるベトナム株は、3名柄となりました。

含み益たっぷりで高配当なビンホアン

含み損はあるが配当がもらえているビナミルク

そして、今回新しく入ったサオタ食品

どれも私がベトナム旅行した時に、街のどこかで目にしたマークや食品から見つけた銘柄でした。楽しかったな、ベトナム・ダナン。また行きたいけれど、ネコもいるので気軽に旅行はできなさそうです。その分投資して、海外資産を増やすこととします。

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