2024年、新年早々にシャネルのバッグを買いました。その金額なんと150万円以上。購入に至った経緯と、その時の気持ちを記録しておきたいと思います。
150万円のシャネルのバッグ
2024年の初め、シャネルのクラシックスモールハンドバッグを購入しました。定番のマトラッセと呼ばれるタイプで金具はゴールド、キャビアスキンのブラックです。
このバッグはシャネルのアイコンとも呼ばれるタイプの一番小さなモデル。素材やカラーは変われど、50年以上前からある定番中の定番だそうです。
驚くべきは、そのお値段。2024年1月時点で、1,526,800円。150万円越えなのです。
このバッグを購入するに至った経緯をまとめておきます。
私がシャネルのバッグを買うまで
20〜30万円だったバッグが150万円に!
実は私がシャネルのバッグを買うのは今回で2回目です。大学生の時は、名刺入れやアクセサリーを祖母が買ってくれて、20代半ばにパリでマトラッセのこれより少し大きいタイプを買いました。ラムスキン(表面がスムースなレザー)のもので、当時20〜30万円でした。その頃は清水の舞台から飛び降りる気持ちで買い、今もクローゼットの中にあります。
その時から、少しだけ後悔があって。それはラムスキンではなく、キャビアスキンのタイプが欲しかったということ。「また次買えばいいや」と思って、10年の月日が経ち。気がつくと、シャネルのバッグの価格は右肩上がりで値上がりして、70〜80万円に。とてもじゃないけど気軽に買える金額じゃなくなっていました。
2022年12月、100万円ほどだったこのバッグ。ふと、2023年末にネットで調べてみると、なんと150万円超えていました。1年で、1.5倍になってしまったんです。
「このままでは本当に買えない金額になってしまう」
奇しくも、このブログで資産になるバッグを買おうと考え始めたころでした。
百貨店で在庫を聞いてみるも…
都内に用事がある際に、シャネルの店舗を巡回。しかしクラシックのシリーズは店頭にありません。店員さんから「何かお探しですか?」と聞かれたら、「シンプルな小さいバッグを探してます」と答えると、特に黒は人気で入荷がほぼないとのこと。
仕事で都内に出る時や、優待ごはんを食べに行くついでに、百貨店にいってみるも、ありませんでした。
いつか出会ったら買おうと思ったら…
「まあ出会えたら買おう。それまで何かのついでにお店に行ってみよう」と思っていました。
2023年が終わり、2024年の始まり。横浜で初売りを楽しんだ帰り、ふらりとシャネルのお店へ。店員さんから「何かお探しですか?」と聞かれ、「シンプルな小さいバッグを探してます」「ゴールドとシルバーだとどちらがお好きですか」と聞かれたので、シルバーと答えると、ご紹介できますとのこと。
小さな個室に通されて、でてきたのが、クラシックのスモール・キャビアスキンでした!しかも金具はゴールドもシルバーもあり。ラムスキンがごーるどだから、こちらはシルバーにしようと思っていたんですが、合わせてみるとゴールドがしっくりくる。パリで、とりあえずラムスキンと妥協したことを後悔していた15年を思い出し、しっくりくるゴールドにしようと決めました。
そう、150万円のバッグ、買うことにしました!ここまで、お店に入ってから10分くらいです。
購入手続き、どきどき
以前パリで買った時はカードをもらって顧客情報を登録した記憶がないのですが、今回はデジタルで個人情報を入れてカードも無し。どうやらICタグが埋め込まれていて、その情報がICタグに紐づけられるみたいです。
シャネルのカメリアがプリントされたオリジナルのミネラルウォーターもいただきました。かわいい。
ショコラとお水をいただきながら待つこと10分。カードがきちんと使えるかどきどきしていると、ショッパーにバッグを入れた店員さんが来てホッとしました。
その方のお話だと、このバッグが入ってきたのが数ヶ月ぶりで、店頭に並べると直ぐになくなってしまって大変なことになるとのことでした。いま、そんなことになってるの…?そして、ふらっときた私に紹介してくれてありがとう(ブランドの思う壺)と思いました。
時を超えて、欲しかったバッグがくれた幸せ
本当に欲しかったバッグが手に入って、気持ちがふわふわ。ラムスキンのバッグも好きだったし大事にしていたんですが、一番欲しかったこのバッグが15年越しに手に入ってとっても嬉しいです。これはきっと一生大切にするでしょう。しっかりメンテナンスして、資産価値をキープしながら、使い倒していけたらと思います。
まとめ:高価なものを買うと頑張って働こうという気持ちが高まる(久しぶり)
高価なバッグを買ったので、今年は頑張って働き支出を抑えて、しっかりとお金を払っていきたいと思います。(実際は2月にクレカで一括引き落としされるので資産がガッツリ減る)それは、私にとって働く強いモチベーションになるなと改めて感じたのです。
そして、「あ、いつでも躊躇なく、買い物できるな」と自分に少し驚きもありました。元が浪費家だからでしょうか。大切に使い倒したいと思います。