ソイキャンドルの作り方。本格派キャンドルを694円でつくってみた

ソイキャンドルの作り方。本格派キャンドルを694円でつくってみた

リモートワークと春の自粛生活で、おうち時間での過ごし方がずいぶん上手になりました。家で使うものは「自分で作れないかな?」と思い立ったら調べて、材料をすぐにAmazonでポチッと。すると翌日には手元に届いて便利が過ぎる。

今回は大好きなキャンドルを自作することにしました。これが簡単で最高。好きな香りのキャンドルを贅沢に自分だけのために作れる幸せ。しかもすっごく安くできます。

キャンドルって買うと高い…

ディプティックのキャンドル

アロマキャンドルって、買うととっても高いです。ディプティックは8000円以上します。うん…。高いんですよ。

もちろん安いものもありますが、香りがイマイチ。私はお店で売られている500円のアロマキャンドルを買ってみて、家がトイレの中みたいな香りになってうんざりして以来、安いキャンドルならない方がマシと思っています。

家にいる時間が長くなり、キャンドルをゆっくりと楽しみながら読書をするのが夜の癒し時間。毎日キャンドルを焚いていると、すぐになくなってしまう。これはなんとかせねばと思い、調べてみるとキャンドルって自分でも簡単に作れることがわかりました。

そして自分で作るなら材料も好みのものが選べる!

さっそくAmazonで材料をポチったのです。

私が手作りソイキャンドルをすすめる理由

大豆

ソイキャンドルは、あまり日本ではメジャーではありませんがアロマキャンドルにぴったりなんです。

ソイ=大豆

そう、大豆の植物性油から作られるキャンドル。一般的にキャンドルは石油由来成分パラフィンから作られることが多いのですが、大豆の油からもできるんですね。

石油成分を使っていない

石油成分のパラフェンを使ったケミカルなキャンドルは、ススが出やすく、特有の香りがします。

ソイキャンドルはススが出にくく、有害物質が含まれていません。せっかく家での癒しの時間だから、体にも優しい成分を選びたいものです。

空気をきれいにしてくれる

ソイキャンドルは、空気中の不純物を減退させて、空気を浄化してくれると言われています。

安く作れる

ソイキャンドルの元になるソイワックスは1kg1000円〜1500円くらいで手に入ります。芯と精油合わせても、

700円以下

でできました。後ほどその材料をご紹介します。

簡単にできる

キャンドル作りは、ワックスを溶かして精油を混ぜたら、固めるだけ。子どもでもできちゃうくらい簡単です。

好きな香りにできる

自分で作るので香りの調合が楽しいです。好きな香りの精油をいれましょう。単体でも調合してもOK。自分だけのブレンドが気軽に作れます。

精油は100%植物成分からできたものを選ぶようにしてください。

ソイキャンドルの作り方

化粧品実験

ソイキャンドルは簡単にできます。材料は3つだけ。

材料

  • ソイワックス
  • キャンドル芯
  • 精油(好みのもの)

この3つでOK。すべてAmazonで買えます。キャンドル芯は、糸か木のものが選べます。私は今回は木のタイプを選びました。

作り方

  1. 耐熱性のビーカーにソイワックスを入れて、湯せんで溶かします。
  2. 液体状になったら、お湯からあげて粗熱をとります。
  3. 少し冷えてきたら、固まる前に精油を入れてまぜます。熱いうちに精油を入れると香りが飛んでしまうので注意。
  4. ガラスに芯を入れて、割り箸で固定します。
  5. ソイワックスをゆっくりと流し込みます。
  6. 1時間ほどで固まって出来上がり!

めちゃくちゃ簡単です!ビーカーについたソイワックスは、固まる前にお湯を入れてネットでキャッチして捨てましょう。固まると厄介です。

ソイキャンドルの原価

貯金額の平均をパソコンで管理

ディプティックのレギュラーサイズ(180g)と同じサイズで手作りソイキャンドルを作った場合の原価を計算しました。

ソイワックス 180g 282円

芯 16円

木の芯を使う場合なのでやや割高です。糸の方が安いですが、せっかく手作りなのでこだわってみました。

精油 9ml 396円

私が好きなゼラニウムの場合、50mlで2200円なので、9mlだと400円弱。精油ごとに金額は変わりますが、高価な精油を選ばなければ200〜1000円ほどではないでしょうか。一番お金がかかるところですが、ここはケチらない方が良いでしょう。

キャンドルグラス 0円

私の場合は、使い終わったキャンドルグラスを取っておいて、再利用しているので無料です。キャンドルグラスは使い終わったら、お湯を注いで残ったキャンドルを溶かし、ススをこすって落とします。それだけで結構きれいになるので、再利用も簡単。ディプティックのキャンドルグラスを再利用すると、なんともお得な気持ちになります。

お持ちでない方は、食べ終わったジャム瓶、それもなければ100円ショップで耐熱性のガラスポットを買うのがおすすめ。ジャム瓶は、キャンドルを使わないときに蓋を閉めて香りを閉じ込めておくことができて、保存しやすいから私も使っています。

合計 694円

手作りすれば、体に優しいソイキャンドルが1個694円でできます。ディプティックのキャンドルは1個あたり8690円くらいしますので、10分の1以下です!とってもお得感あり。

まとめ:自分で作れば高級キャンドルも安くできる

草原の女性

高級なアロマキャンドルも自分で作れば簡単に安くできます。毎晩つけても1週間以上は楽しめるので、コスパもいい。市販のものに比べれば、香りの複雑さはありませんが、好きな香りブレンドできるのはメリット。お気に入りの香りに近づけるために、ディプティックの商品説明を見て、再現するのも楽しいかなと思っています。

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