元ファッション編集者が選ぶおしゃれな大人の器(うつわ)。注目の作家&お店

元ファッション編集者が選ぶおしゃれな大人の器(うつわ)。注目の作家&お店

ファッション一筋の人生だった私が、今や洋服はユニクロLOVE。お金をかけているのは、そう!!器(うつわ)です。毎日食べるご飯を彩る器はしっかりこだわりのデザインを選んでいます。

最初に器にハマったときに、困ったことは、おしゃれな食器の情報があまりにも少ない!ということ。洋服のことはファッション誌を見ればひと通りわかる。でも器の専門誌を見ても、ちょっと渋い。うん、渋いんですよ。高齢向け…?

そこからインスタを見たり、おしゃれな器を扱うショップを探しまくったりした私の備忘録です。30代〜40代のちょっといいものを使いたい、大人たちのための器情報。

私が器(うつわ)にハマったわけ

梅本勇

私が器にハマったのは、2020年のこと。そう、新型コロナの流行で、家での時間が増えてからです。

それまでは、自宅で過ごす時間が多くなかったし、東京のワンルームのぎゅうぎゅうのキッチンには収納する場所もなく。無印良品のお皿を使っていました。

フルリモートワークになって、自宅で過ごす時間が増えて、ティーカップセットを購入。そして、自炊も増えて、その後は日本の手仕事の器にどっぷりとはまりました。さほどうまくない、私の料理も、器が美しいとテンションが上がる!毎日ご飯の時間に、「どの器に盛ろうかな〜」と想像するのが楽しい!!

湘南に引っ越しをしてからは、自炊もますます楽しくなり、キッチンも広くなり、いろんな器を集めるようになりました。

日本の器 〜陶器と磁器とは〜

そもそも、日本の食器には

陶器(とうき)

磁器(じき)

があります。

陶器は、有力の粘土が素材。焼き上がりは土の色が出て、全体的に厚みがあります。陶器の代表的なものに益子焼、瀬戸焼、小鹿田焼などがあります。作家の手仕事で、ひとつひとつ表情があるのが特徴。温かみがあります。

磁器は、白色粘土にガラス質の長石、珪石 (けいせき) を加えたもの。陶石を素材に用いることもあります。基本は白色で、白さを生かして美しく繊細な絵柄で彩られているのが特徴的です。磁器の代表的なものに有田・伊万里焼や京焼、砥部焼などがあります。

最初は、時期にハマっていましたが、徐々に表情のある陶器にハマり出して、今ではすっかり冬期の虜に。時期にハマっていたときは、海外のティーカップを集めていましたが、今は日本の作家ものの器探しが私のライフワークになっています。

おすすめ 〜大人のおしゃれな器〜

器にどっぷりハマって1年経ちました。いくつかのお店でたくさんの器に出会って、素敵な器をたくさん見つけました。

紫蓮 shiren

紫蓮

形も色味も、まさにアート。柔らかな曲線と、水彩画のような色使い。水面にぽたっと絵具を落としてフワーッと広がっていく瞬間のような色味が幻想的なデザインに引き込まれました。

紫蓮

自然が内から発するものを、一度私自身の内側に取込み、自然と共同作業しながら製作をしている感覚です。 

公式サイト

器の表面を見るといろいろな色味が混じり合って、とても幻想的。自然界に同じ模様や色がないように、紫蓮さんの器もひとつとして同じものはないんです。そう、結構違う!表も裏もしっかりみて、自分の好きないっぴんを探すのがオススメです。

価格帯は、お高め。大皿が2万円位でした。さすがに手が出なかった。

紫蓮

小皿は1200円くらいでした。花弁みたいでとても可愛い!茶菓子をおいたり。

梅本勇 yu umemoto

梅本勇

梅本さんの器を初めてみたとき、食器?というよりもむしろアートだ!と感動しました。梅本さんの器は、美しい釉薬のまさに芸術品。ひとつひとつ違った表情で、とにかくキレイなんです。

私が梅本さんの作品を初めてみたのはインスタでした。おしゃれな女性たちにも人気で、アダムエロペSALONで梅本さんの作品が販売されると即完売!オンラインでも販売中のお店を見つけられなくて。その後、mistotokyoで個展が行われることを知って吉祥寺へ。 そこにあったのは、ひとつひとつ違った表情をしていた器たちでした。

価格帯は、中くらい。特に大皿は、値段を見て、安く感じました。

梅本勇

まるで水彩画のようなふんわり可愛い色味。素敵すぎ。

梅本勇

大皿も深さがあってパスタを盛るのに重宝しています。

梅本勇

上から見るとこんな美しい模様が…!

金城有美子 yukiko kinjo

金城有美子

沖縄のお店で偶然見かけてひとめぼれした金城さんのマグカップ。なんといってもこのレインボーが可愛すぎました。このマグを購入したとき、頭の片隅によぎったのは「どんな皿と合わせようか」ということでしたが、一瞬でそんな想いを吹っ飛ばすインパクトでした。

沖縄生まれの金城さんは、昔は渋い色味の器ばかりを作っていたそうです。でも明るい色味の釉薬を使ってみたところ、ハマってしまってパステルカラーの陶器を作るようになったとか。今ではこのレインボーシリーズのほか、ピンクやブルーの器を作っていて全国にファンがたくさんいます。

この器は、私に取って息抜きのティータイム。一緒に買ったピンク色の小さな平皿にドーナツを乗せて、コーヒーや紅茶をいただいてます。この器でティータイムすると、ハッピーな気持ちに。なんかすごくすごく幸せな器です。

石井啓一 teto ceramics

陶器なのにとても薄くて軽い!初めて手に取ったとき感動すら覚えました。

石井さんの器は、とても薄くて手に馴染む。ぱっと見は陶器というよりも、琺瑯みたいな雰囲気なんです。

私が購入したのは、鮮やかなスカイブルー!実は私が購入したとき、ちょうど作家さんが店頭にいて、接客してくださったんです。「青い器、持ってますか?」と聞かれて、そのときは持っていなかったのですが「自然界には、青がないから、食材にない色なんですよ。だから、どんな食材を乗せても青い器にとても映えます」と教えてくださいました。

確かに、使ってみて、ブルーを選んで正解だと思っています。

朝、目玉焼きとトースト、ちょっとレタスとトマトを乗せると、めちゃくちゃキレイなんです。すごくカラフル。私の下手な目玉焼きがすごく映えて見える(笑)。

マグカップは、持ちやすいように取手の上部が平たくなっています。ここに親指を乗せると安定感があり飲みやすい。口当たりがいいように、フチが薄くなっているのも素敵。

価格帯は、中くらい。コスパいいな〜って感じています!

育陶園 ikutoen

大好きな沖縄のやむちん(焼き物のこと)といえば、育陶園です。

1682年、沖縄の那覇に”壺屋焼”が生まれました。育陶園は、壺屋焼の300年の歴史を現代に継承する壺屋焼窯元です。土は沖縄の赤土と白土。釉薬は籾殻と石灰を合わせて焼いた独自のもの。本土ほど豊かな素材がなく、でも華やかな器を作りたいという工夫から、シンプルな素材を使って独特の彫りを施して、美しい絵柄を器に表現しています。

私が大好きなのは白の唐草模様。すごく清潔感があって、シンプルで上品。大好きな八重山そばを買ってきたらこの器で食べるのが最高です。ちょっと大きめサイズもいい!もちろん普通の袋麺もこれで食べます(笑)。全然気持ちが違う!

縦長のお皿には、お惣菜を盛りつけたり、ラーメンに合わせておにぎりやお稲荷を並べたり。

ちなみに育陶園には、モダンなデザインのkamayや西欧の雰囲気のイーサなど、ブランドがいくつもあります。kamayの幾何学模様の器もかっこいいし、イーサの珍しい質感の釉薬のお皿も素敵だし。また沖縄に行ったらぜひ買い増したいです。

おしゃれな器があるお店 〜東京〜

新しい作家と出会いたいなら、定期的に個展を開催するお店を押さえておくのが近道です。私がチェックしているのはこの3つのお店。

kokonn 谷中(東京・谷中)

下町にあるセレクトショップkokonn 谷中のセレクトはとにかくセンスがいい!人気作家の場合、来店予約を取るのも困難です。インスタフォロー必須。

東京都台東区谷中6丁目3−8
水曜定休
https://www.kokonn.net/

門(東京・表参道)

表参道のAppleストアの裏手、ひっそりと佇む門。笠間の作家を中心に各地の作家者の器を取り扱っています。オンラインショップがないので、現地に行くのがベスト。電話で取り寄せも可能なようです。

東京都渋谷区神宮前4-2-17 1階奥
水曜定休
https://omotesandomon.wixsite.com/mysite

mist∞(東京・吉祥寺)

駅から歩いて15分ほど。入るのにちょっとだけ勇気がいるんですが、入ってしまえば大丈夫(笑)。小さな店内で展示会をしていて、好きな作家がいたらぜひいくべき。品揃えがたっぷりです。

東京都武蔵野市吉祥寺北町1丁目1−20 藤野ビル 3F
http://www.misto.jp/

まとめ:美しい器の世界。素敵な作家さんを探して

梅本勇

この1年で出会った素敵な作家さんたち。これからコロナのワクチンが普及して、自由に旅に出られるようになったら、日本全国の器を集める旅に出たいなぁ。

これからも、美しい器を集めて、料理の腕も上げて、おうち時間を充実させていきたいと思います!

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