簡単”梅酒”の作り方。自家製は安くて健康的で楽しい

簡単”梅酒”の作り方。自家製は安くて健康的で楽しい

お金を使わず、生活の質を上げる工夫をしています。その中で、想像以上に私の生活の質をあげてくれたのが自家製梅酒作りです。1年をかけて熟成し、晩酌にほんの少し飲むだけで幸せになれる…。そんな梅酒の魅力とコスパをご紹介します。

自家製梅酒の魅力

梅

2018年6月、ちょうど1年前から梅酒作りを始めた初心者です。友人宅で飲んだ梅酒が大変美味しかったから。そういえば、実家でも毎年梅酒と梅干しを漬けていたな〜と思い出し、アルコールも飲めるようになったし…という気軽な理由でスタート。

梅は栄養満点

梅にはクエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸など疲労回復に効果的な各種有機酸がたっぷりと含まれています。タンパク質、カルシウム、カリウム、リン、鉄などのミネラル、ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンCも含まれており、血液サラサラ効果まで!

健康的には、晩酌にビールは抵抗がありますが、梅酒だと疲れを取る効果もあるし一石二鳥です。

無添加で安心安全

自宅で梅酒を作るなら、素材にこだわることができます。私は無農薬の梅を選んでいます。また砂糖を入れるため、防腐剤ももちろん必要ないです。

育てる楽しみ

瓶の中でゆっくりと砂糖が溶けていき、梅からエキスがじんわりと出て透明だった液体がだんだんと琥珀色に染まっていくのを眺めるのは楽しいひと時です。梅酒は1年つけると飲めるようになりますが、その後もじっくり育てて3年、5年、10年と熟成させることも可能です。

いつでも美味しいお酒が飲める

冷蔵庫にビールや缶酎ハイを完備しておく必要はありません。一杯だけ晩酌したいな…と思ったら、瓶を取り出し氷があれば30秒で美味しい一杯が飲めるんです。

▼2019年

https://twitter.com/hige_moge/status/1142955764920668160

▼2020年

https://twitter.com/hige_moge/status/1270586455555883009

自家製梅酒を作るのに必要なもの

初期投資額は1500円ほど。毎年、梅と氷砂糖とホワイトリカーは、最安で2000円ほどで手に入るので、初年度は3500円です。この梅酒はなので、ロックや水割りにして、たっぷり楽しめます。

青梅 1kg

普通の梅なら500〜1000円ほどで1kgが購入可能。オーガニック栽培のものなら1500〜2000円ほどです。

梅の種類、梅の大きさ、熟成具合を毎年変えて漬け込むのも楽しいポイントです。

氷砂糖 500g-1kg

スーパーで300〜400円で手に入ります。私は大きめの氷砂糖を選んでいます。また、今年は黒砂糖も混ぜて作りました。氷砂糖を選ぶ理由は、溶けるスピードが遅く、浸透圧でじっくり梅のエキスが抽出されるためです。

ホワイトリカー 1.8L

アルコール度数が35度以上のものでなければなりません。ホワイトリカーは梅酒を作る際に使われるスタンダードなお酒です。無色透明で初心者にオススメ。慣れたらブランデーやウィスキーなどでアレンジしてもOKです。

保存瓶(ガラス)4L

スーパーでも購入可能ですが、私はAmazonで購入しました。理由は同じデザインのものを追加購入できるように。売り切れになるリスクはありますが、スーパーで購入するより圧倒的にそのリスクは低いと思います。

ロングレードル

1年後に必要なので、最初に購入する必要はないですが、私はついでに購入しました。梅酒を瓶からすくうのに必要です。

自家製梅酒の作り方

南高梅

梅酒作りは、想像以上に簡単です。慣れれば作業時間は30分ほど。

瓶を煮沸消毒

梅酒を入れる瓶を煮沸消毒します。ホワイトリカーで最後ふきあげると完璧。

梅のアク抜き

南高梅

梅を水に浸して半日〜1日あく抜きします。南高梅の場合はしなくてOK。

ヘタを取る

梅についているヘタを竹串でとります。丁寧に取ると梅が崩れず濁りのないお酒ができます。

梅の水分を拭く

梅の水分をキッチンペーパーで拭き取ります。

梅と氷砂糖を交互に入れる

消毒した瓶に梅と氷砂糖を交互にいれます。

お酒を入れる

梅酒

梅と氷砂糖を入れ終わったら、ホワイトリカー(お酒)をゆっくりと注ぎます。

蓋を閉じて揺らさないように冷暗所へ

蓋を閉じて、冷暗所へ。しばらく放置します。

半年〜1年後に開封!試飲

梅の時期は6月頃。ここで仕込んでおくと、クリスマスの頃には飲めるようになっています。もっとじっくりエキスができって仕上がるのが1年後。次の梅酒を仕込む時期です。

まとめ:簡単美味い自家製酒のススメ

自家製梅酒は、自宅で楽しめる趣味として最高でした。今後も梅酒作りは毎年のルーティンワークとして続けていきたいと思います。

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