2018年12月にホームベーカリーを購入しました。30代独身の独り暮らしに本当にホームベーカリーなんて必要なんだろうか…。迷った末に購入して後悔はありません。もうすぐ1年経つので、使って見た感想とコスパをレビューしたいと思います。
ホームベーカリーが欲しかった
コメも好きですがパンも好き。自宅でパンが焼けたらなぁと思っていましたが、生地をこねて寝かせて…っていうのは面倒。道具だけ買って、放置していました。
しかし2018年年末、暇を持て余してとうとうホームベーカリーを購入しました。私が購入したのがCCPというメーカーの格安ホームベーカリー。購入当初は7000円くらい。(現在は9000円代)この金額で、家で毎日パンが食べられるなら安い!と思い切って購入に至ったのです。
お米からパンが作れるタイプを探して、購入しました。これは便利そうだけど、そんなに利用していません。ちなみに現行機種は下記。6000円代で販売中です。
ホームベーカリーのメリット
ホームベーカリーを使って感じたメリットはたくさんあります。
自分好みの材料で作れる
好きな小麦粉でパンが焼けるのは楽しいポイントです。私はキタノカオリは、香り高くモチモチとした食感です。
ほかにも春よ恋、はるゆたかなど、個性的な小麦粉があり、それぞれ味わいが違います。また全粒粉で作るのもあり。オーガニックにしてもよし。
また砂糖は黒砂糖、四つ葉バターを使用して…と素材にこだわると、自分好みの味が出来上がります。酵母も天然物にして、最高に贅沢を楽しんでいるところ。
出来立てのパンは最高においしい
朝、起きる時間にタイマーをセットしておけば、パンの焼ける香りとともに目が覚めます。これ、最高に幸せです!
ベッドで少しだけゴロゴロした後、焼きたてのパンを食べるのは贅沢なひととき。出来立てって、なんであんなにおいしいんだろう。
材料を入れるだけで簡単
パンを作るというと難しそう、面倒臭そうに聞こえますが、材料を測ってから入れて、スイッチポンで、あとは待てばOK。すっごく簡単です。後片付けも楽です。
手間<美味しさ
だから、「今週末もパン焼こうかな〜」と思います。
添加物が入っていない
スーパーで売っている食パンには防腐剤など、品質を保持するための材料が加えられています。それらが健康を害することもしばしば。大量に食べればそれらは体内にたまります。そういった心配をしなくていいのもホームベーカリーのメリットです。
ホームベーカリーのデメリット
使って感じたデメリットも少なからずあります。
マシンを置く場所にこまる
ひとり暮らしのキッチンに、ホームベーカリーを置く場所はありません。常設できないので、私はキッチンの棚の中にしまってあります。それを毎回出してセッティングするのは少々手間です。しまうのも同様。
1斤食べきると太る
半斤から焼けますが、何度かチャレンジしてやっぱり1斤焼きの方が美味しかったので、毎回1斤焼きます。焼きたてで食べられるのはせいぜい2枚くらい。あとは冷凍するか翌日食べます。
焼きたてで美味すぎると、最初の頃は1斤をペロリとたべてしまっていて、体重がぐんぐん育ちました!
パンは炭水化物ですから、いくらオーガニックで素材にこだわっていても体にたまります。ダイエットの大敵!
▼食べきれない時の残りパン活用法
ふわっと焼くのは意外と難しい
素材やモードによると思いますが、ふんわり焼くのがなかなか難しいです。説明通りに作ると、結構みっちりとしたパンが焼き上がります。そこから自分なりの工夫をして好みのパンを焼き上げるのが楽しみのひとつです。
材料費は約220円
ホームベーカリーを運用するにあたって、費用はいくらかかっているのでしょうか。外で買うより、家で作った方が安いから…という理由でホームベーカリーの購入を検討しているなら、本体だけでなく材料費をしっかりと計算して購入するのがオススメです。
初期費用 計¥7,348
ホームベーカリー ¥5,968
キッチンスケール ¥1,380
材料費
ドライイースト ¥734(50g)
スキムミルク ¥347(175g)
小麦粉 ¥1,372(3kg)
バター ¥329(150g)
砂糖 ¥400(240g)
塩 ¥214(500g)
ここから、1斤あたりのコストを割出します。レシピは下記の通りで、それに対応するコストも算出しました。
食パン1斤の材料(値段)
水 180ml
バター 10g(¥21.9)
砂糖 17g(¥28.3)
塩 5g(¥2.1)
スキムミルク 6g(¥11.9)
強力粉 250g(¥114.3)
ドライイースト 2.8g(¥41.1)
合計 ¥219.6
材料費だけで計算すると1斤あたり約220円で食パンが作れます。ここに電気代や初期費用を含めるか悩みましたが、今回は純粋に材料費だけに限ります。
スーパーで食パン1斤100円でも購入できますので、これを高いと見るか安いと見るか。個人次第だと思います。
私は
- 健康面
- 美味しさ
とコストを比較して、ホームベーカリーはコスパ最高だなと思いました。
私が選んだ材料一覧
素材にこだわってパンの材料を選んだので、コストは高めです。強力粉もドライイーストもバターも。こだわらなけば、この半額くらいで購入できます。でもせっかく家で作るので美味しさと健康面にこだわりたいな〜という浪費家グセがむくむくと。おいしいのでおすすめです。
まとめ:極上素材を使い220円でおいしいパンが作れるのは神!
今回は食パンでのコスパ比較でしたが、ごはんパン・パスタ・うどん・もちなども作れるホームベーカリーは、節約の救世主かもしれません。
注意すべきは、すべて炭水化物!美味すぎてカロリー摂取しすぎにはご注意ください。
▼作ったパンで最高のクロックムッシュを作ろう
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