菊芋の驚くべきパワー。最強デトックス効能と美味しい食べ方

菊芋の驚くべきパワー。最強デトックス効能と美味しい食べ方

湘南に引っ越してから、近所に畑を借りています。そこでわさわさ生えている菊芋(キクイモ)。実は今注目されているスーパーフードなんです。女性に嬉しい効能と美味しくいただく方法をまとめました。

菊芋の効能

菊芋

見た目は生姜、食感はサクサク。生でも乾燥しても、茹でても美味しい菊芋。あまり聞きなれない食材ですが、今そのパワーに注目が集まっています。

菊芋は、キク科ヒマワリ属の宿根草で、名前の由来である菊のような黄色い花を咲かせる植物です。とても繁殖力が高いのが特徴。パワーが溢れすぎて、外来生物法で”要注意外来生物”に指定されているほど。

日本に伝わったのは、幕末から明治の初め頃。あまり定番の食材ではありませんが、天然のインシュリンといわれる”イヌリン”という成分がとっても体にいいんです。

腸内環境正常化

菊芋にとても多く含まれるイヌリンは、水溶性食物繊維。腸に届くと水分を吸収してドロドロとしたゲル状になって、腸内を掃除しながら移動します。

腸内をきれいにしてくれる効果があるんです。

また、イヌリンは、腸内の善玉菌の餌になるので、善玉菌が活発になります。便秘解消にも効果ありということですね。いいことずくめ。

免疫力向上

腸内環境が改善されると免疫力が向上します。

新型コロナから体を守るため、免疫力を上げたいと思っている方にはぴったりの食材なんです。

代謝促進

腸内環境が改善されると、代謝もアップしてダイエットの一助となります。

長がきれいになると、食物の消化吸収・栄養の体内への吸収を促すためです。

血圧上昇を抑える

菊芋に含まれるカリウム。これには利尿作用があり、むくみ解消に役立つほか、血圧上昇を抑制する作用があります。食べると余分なものが排出されて、体が軽くなるんです。最高。

血糖値の急上昇を抑える

イヌリンは体内で水に溶けるとゲル状になって余分な糖質を包み込み、結果的に消化・吸収を阻害する作用が期待できます。

糖尿病などの方にはもちろん、血糖値の急上昇は、脂肪の蓄積にもつながるので、ダイエットにも効果が期待できます。

菊芋の美味しい食べ方

菊芋

菊芋は調理しやすい食材です。

きんぴら、漬物、唐揚げ、煮物、ポタージュなど、じゃがいもみたいな感覚で食べられます。実際やってみて美味しかった2つの食べ方をご紹介します。

簡単サラダ

細く千切りにして、シーチキンと混ぜ合わせると、簡単サラダの出来上がり!これ、シャキシャキの菊芋の食感を楽しめて、めちゃ美味しいです。

お好みで塩胡椒で味付けしてください。3-4日は日持ちするので、作り置きしておくと重宝します。

乾燥チップス

薄く輪切りにして、2-3日天日干しにすると、保存ができるチップスになります。

私は、ベランダでも天日干しできるひもの干し(1000円くらい)を愛用していて、これに並べて、日中天日干しして、夜は取り込むを繰り返すだけ。

1年くらいは日持ちするので、食べきれない時は乾燥チップスにしましょう。

そのままお菓子感覚で食べてもいいし、お味噌汁などに入れても美味しいです。

菊芋の保存方法

菊芋は正しく保存することで長く楽しめます。

土をつけたまま新聞紙に包む

菊芋は水で洗うとすぐに悪くなってしまうので、土付きのまま新聞紙に包んで常温で保管しましょう。常温だと1週間、冷蔵庫に入れたら2週間は日持ちします。

土に埋める

生命力が強い菊芋は、プランターの土の中に埋めておくと長期保管ができます。こちらも水で洗わないように気をつけましょう。

乾燥させる

先に紹介したように、スライスして乾燥させれば、1年ほど日持ちします。大量に菊芋がある場合は、乾燥させておくと簡単に保存食になります。

菊芋はどこで買えるの?

菊芋は、あまりスーパーでは見かけません。ですから、ネットで購入するのが手軽でオススメです。

また、ネットで見ているとわかりやすいのですが、菊芋は

無農薬栽培

の物が多いです。その理由は、菊芋の生命力。農薬を使わなくてもぐんぐん育つため、有機栽培でも問題なく育つんです。これも大きなメリット!

また、生の菊芋より手軽に楽しめるチップスもオススメ。自分で干す手間はが武家ますし、保存性も高まります。

料理に取り入れやすい粉状タイプもあります。

イヌリンを効果的かつ継続的に吸収したいなら、こういった加工食品を使うのもオススメです。

まとめ:美味しくて健康にいいキクイモを食卓へ

聞き馴染みのない菊芋ですが、その効能の高さから、今後注目が集まることは間違いありません。日常的に食卓に取り入れて、健康的な食生活を促進しましょう!

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