配当金+複利で月15万円を目指すには?何年後に達成できるか試算してみた

配当金+複利で月15万円を目指すには?何年後に達成できるか試算してみた

不労所得月5万円、10万円と計算してみましたが、私の目標は月15万円です。月15万円あれば

・家賃の安い田舎暮らしで質素な暮らし
・コストの安い東南アジア

上記の条件でのFire(セミリタイヤ)生活が可能です。年金生活にプラスオンすれば、そこそこ豊かな生活ができるはずです。

積立金額別・月15万円の不労所得を生み出すために…

ぶらんこにのる少女

株の配当金によって、毎月15万円の不労所得を得ることは可能。しかしこれには莫大な元本が必要です。

月15万円・年間180万円の不労所得を生み出すためには…

4500万円の資金を年利4%で運用する

必要があります。下記は、現在の資産がゼロだった場合の複利計算です。

▼配当利回り4%の場合(5%目標で税金20%を引いた手取り配当金)

積立金額積立期間元金複利元利合計
1万円80年  9ヶ月9,690,000円35,361,470円45,051,470円
3万円50年  7ヶ月18,210,000円26,837,888円45,047,888円
5万円38年  5ヶ月23,050,000円21,978,882円45,028,882円
6万円34年  6ヶ月24,840,000円20,243,917円45,083,917円
7万円31年  4ヶ月26,320,000円18,730,581円45,050,581円
8万円28年  9ヶ月27,600,000円17,462,731円45,062,731円
9万円26年  7ヶ月28,710,000円16,363,159円45,073,159円
10万円24年  9ヶ月29,700,000円15,419,574円45,119,574円
15万円18年  5ヶ月33,150,000円11,897,718円45,047,718円

積立金額が1万円だった場合は80年かかる

22歳で投資を始めた場合、80年後102歳で不労所得15万円が出来上がります。毎月1万円の投資も捨てたもんじゃないな〜と思う反面、102歳まで生きられるのか、そしてそこから不労所得があったとして有効活用できるのかは疑問なので、月15万円の不労所得が欲しければ月1万円の積立は諦めた方が無難です。

積立金額が3万円だった場合は50年かかる

22歳から投資を始めた場合、毎月15万円の不労所得がもらえるようになるのは72歳から。年金の補助として考えれば十分かもしれません。

個人的には、72歳から15万円もらうよりも月に10万円でいいから60歳からもらえたほうが有益に使える気がします。どう考えるかは受け取り方次第ですが。

積立金額が5万円だった場合は38年かかる

22歳から投資を始めた場合、毎月15万円の不労所得がもらえるようになるのは60歳から。定年と同時に15万円の不労所得があれば、再雇用制度を使わずそこから質素なFire生活を送るのも一興です。65歳からは(もしかしたら70歳からかもしれませんが)年金もプラスでもらえるので、老後はより豊かなものになるでしょう。

積立金額が8万円だった場合は28年かかる

22歳からスタートすると50歳の時に、毎月15万円もらえるようになります。ここでFire生活に入れば、年金取得までの20年間は働かずとも質素ながらも自分の好きなように過ごせます。

健康でどこにでも行けてなんでもできる時間は限られています。質素でも心豊かな生活を送ることができる貴重な時間が出来上がるのです!素晴らしい。理想的だ!

積立金額が10万円だった場合は24年かかる

22歳から投資を始めた場合、毎月15万円の不労所得がもらえるようになるのは46歳から。まだまだ体が自由に動いて、見た目も若いので大学に行って新たな分野の勉強をしてもよし。海外でボランティアしてもよし。生活コストを下げればいくらでも自由な生活が送れるでしょう。

積立金額が15万円だった場合は18年かかる

22歳から投資を始めた場合、毎月15万円の不労所得がもらえるようになるのは40歳から。これはちょっと非現実的なので、30歳からDINKSで始めた場合だと48歳で経済的自由を手に入れられます。

まとめ:月15万円の不労所得を得るためには毎月5万円以上の貯蓄が必要

最低でも5万円の貯蓄で、38年後に毎月15万円の不労所得が手に入ります。3万円だと、もらえるまでの期間が長すぎて受け取る頃にはお金を自由に活用できるようになっているか不安が残ります。

花火をする女の子

毎月15万円の不労所得を手に入れたら、経済的自由を手に入れたと行っても過言ではありません。浪費を抑えれば、十分に生活していけるレベルだからです。

こうやって、目標値から毎月必要な貯蓄額を計算していくと、自ずと今自分がすべきことが見えてきます。

今貯蓄がゼロでも、20年後、30年後には上記のように資産が増えているのです。コツコツ頑張れば。今やらなければ、ずっとゼロのままです。

脅かすわけではありませんが、日本は借金大国で今のような手厚い生活保護がいつまでもらえるかわかりません。私の周りでも、年金を払わず、有り金を全部使って「今が楽しければいいや!困ったら生活保護があるし」と言っているアラフォー(年収800万越え)もいます。でもその人たちが貧困層になった時、生活保護が機能しているかわかりません。先ほども言ったように日本は借金大国で、国にお金がないかもしれないからです。

つまり必要なのは、自分で必要なお金は自分で準備しておくということ。そのために私は今コツコツと貯蓄をしています。使うお金が少なくなって、生活が劇的に貧しくなったかというとそうでもありません。ちょっとした工夫で特に不都合を感じず、自然にお金を貯めることができます。あと、節約をゲーム化するとますます楽しくなります(笑)。

今後も貯蓄額を増やし、不労所得を増やすべく精進していきます!目指せ資産5000万円!!

▼目標金額別のまとめ記事はこちら

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