ソフトバンク(9434)を100株取得しました。株価はIPOした時から常に1500円前後をうろうろし、優待はない。ですがそれを吹っ飛ばす、配当利回りに負けました。私の高配当ポートフォリオに加えて、現金を稼いでもらうことにします。
ソフトバンクとは?

両社の関係性はソフトバンクグループ(9984)が親会社、ソフトバンク(9434)は子会社という関係性です。ちなみにソフトンバンクの子会社に、paypay、Zホールディングスなどがあります。LINEはソフトバンクの孫会社ってことですね。
ソフトバンクには
- コンシューマ事業
- 法人・流通事業
- ヤフー事業
と、大きく3つの事業があります。
事業名 | 事業内容・サービスなど | 関連する主な会社 |
---|---|---|
コンシューマ事業 | ・モバイル端末やブロードバンドサービス | ソフトバンク Zホールディングス傘下 ・ヤフー ・LINE など |
法人・流通事業 | ・クラウド関連 ・IoT関連 ・セキュリティ関連 | ソフトバンク傘下 ・SBクラウド ・IDCフロンティア ・SBテクノロジー ・サイバートラスト ・BBソフトサービス など |
ヤフー事業 | ・Yahoo! JAPAN ・ZOZOTOWNなどのECサイト ・スマホ決済「PayPay」 ・PayPay銀行 (旧ジャパンネット銀行) ・PayPay証券 | Zホールディングス傘下 ・ヤフー ・PayPay ・PayPay銀行 ・ZOZO ・LINE など |
Yahoo! JAPAN、ZOZO、LINEなど、日本の大手IT企業を傘下に持つ巨大企業です!
業績は?

2017年から、右肩上がりです。

2021年3月のキャッシュフローは
堅実経営型
営業:+
投資:ー
財務:ー
営業収入が多いので本業で儲かっていて、設備投資には積極的。しかし財務は(ー)なので、借り入れを返済しているフェーズです。
株価は?
株価: 1,447円
PER(株価収益率):13.31倍
PBR(株価純資産倍率):4.42倍
自己資本比率 :12.58%
配当金:86.00円/1株
配当利回り:5.94%
優待:なし
総合利回り:5.94%
2022年1月現在
PERは、その株がお買い得なタイミングにあるかどうかを判断する指標で、15が標準値。安いほど割安な状況にありますので、ソフトバンクはやや割安です。
PBRは、資産内容や財務体質を表す指標で、1以上が普通で低いほど割安。ソフトバンクはかなり割高です。
自己資本比率は、35-40%くらいが平均的ですが、業界によって異なります。情報通信系は55-65%くらいが平均なので、ソフトバンクはかなり低めです。つまり自己資本が少なくて借金が多いということです。
上記の数値を見ると、ソフトバンクは全体的に見て割安とは言えない水準です。
でもずっと株価は1500円前後。配当利回りは高いし、好きな情報通信系で、買い時をずっと逃している…。
ソフトバンクを取得した理由
まだ割安とは言えないソフトバンクを取得したのは、このまま投資チャンスを伺っていても時間の無駄かも…と思ったからです。
配当利回りが高い
当社は、2021年3月期から2023年3月期においては、親会社の所有者に帰属する純利益に対する総還元性向85%程度※1を目安に、安定的かつ継続的に1株当たりの配当を実施するとともに、機動的な自己株式の取得を検討することを基本方針とします。
ソフトバンク
ソフトバンクは、2023年まで配当性向を85%を明言しています。その後は…どうなんだろう。
ソフトバンクの株主は、親会社のソフトバンクグループが40.72%を占めています。ソフトバンクの配当は、ソフトバンクGの大きな収入源になっているので、ソフトバンクGの方向性次第で、ソフトバンクの配当性向も変わっていくかもしれません。
通信インフラ事業の盤石性
競合の参入が厳しい通信インフラ事業で日本の三大キャリアとして盤石な地位を誇るソフトバンク。

2021年3月の調査では、全体の15.6%のシェアを誇っています。Y!mobileも含めると、22.9%となります。
格安simが台頭してきたと言ってもまだしばらくはソフトバンクの優位性は変わらないでしょう。
まとめ:キャピタルは狙えないが配当金で私のお金を増やしてください!

値上がり益を狙えない銘柄ではありますが、安定性がある通信銘柄。しっかり株主還元を続けて、株価維持&高配当で、私のお金を増やしていってくれると信じて投資しました。
ZOZOやLINEなど、日本に浸透しているITサービスを多く展開するソフトバンク傘下が日本をより良くしてくれると信じて、長い目で向き合っていけたらなと思います!