日本モーゲージサービス (7192) を300株取得しました。ずっとほしいなーと思って指値を入れていた日本モーゲージをようやく取得できて、嬉しい限りです。
日本モーゲージサービス (7192)とは?
日本モーゲージサービスは、固定金利住宅ローン『フラット35』貸付が主力です。子会社で住宅瑕疵保険、経営支援サービス提供をしています。
住宅金融事業を展開する当社日本モーゲージサービス株式会社と、3つの連結子会社である、株式会社ハウスジーメン、株式会社住宅アカデメイア、一般社団法人住宅技術協議会によって構成されているMSJグループ。住宅分野での多様な事業を展開しているのです。
売り上げは小さいですが、営業利益率が高く、確実に収益を上げている会社だということがわかります。ただ、今後日本の景気が悪化して、住宅ローンが払えなくなる人が爆増した場合、どうなるのかやや不安でした。
当社グループでは、ローンや保険に関するリスクを最小化しています。
主力商品である住宅ローン「フラット35」は、当社から住宅金融支援機構に債権を売却し、オフバランスする仕組み。銀行やノンバンクで取り扱う一般的なローンと異なり、当社には貸し倒れリスクがありません。
また、保険や保証サービスは、再保険にかけることで、事故発生による保険金や保証金の支払いリスクを最小化しています。
MSJグループ
もし破綻者が増えても、日本モーゲージサービスの貸倒リスクはないそうです。これから訪れる日本総貧民時代(たぶん)に住宅ローンの需要がどれくらいあるか?という懸念はありますが、直近の経営は問題なさそうです。
業績は?
売上高は右肩上がりで、営業利益経常利益ともに上がっている業績です。でも…。
2022年3月までのキャッシュフローは
営業:ー
投資:ー
財務:+
財務が+、つまり資金調達をしているのでプラスなようです。営業キャッシュフローが3年連続でマイナスになっています。本業の稼ぎがマイナスってことですね。
しかし、現金及び現金同等物は大幅なプラスが続いています。これは、現金と、容易に換金可能な短期投資です。3か月以内の定期預金、譲渡性預金、コマーシャル・ペーパーを指します。
株価は?
株価はすとんと下落傾向ですね。怖いけど、欲しかったからいいんです。
株価:907円
PER(株価収益率):11.78倍
PBR(株価純資産倍率):1.96倍
自己資本比率 :30.22%
配当金:40円/1株
配当利回り:2.21%
優待:7500円相当(QUOカード・カタログギフト)/300株 ※1年以上保有・3年・5年以上の保有で長期保有条件あり
優待利回り:2.75%(1年以上)〜4.77%(5年以上)
総合利回り:4.96%〜6.98%
2022年9月現在
PERは、その株がお買い得なタイミングにあるかどうかを判断する指標で、15が標準値。高いほど割高な状況にありますので、日本モーゲージはやや割安です。
PBRは、資産内容や財務体質を表す指標で、1以上が普通で低いほど割安。日本モーゲージはやや割高です。
自己資本比率は、35-40%くらいが平均的ですが、業界によって異なります。日本モーゲージは、平均的です。
上記の数値を見ると、日本モーゲージは全体的に見て割安とは言えませんが、割高とも言えない水準です。
日本モーゲージサービス (7192)を取得した理由
私が日本モーゲージサービスが欲しかったのは、長期保有の優待利回りの高さです。配当金もそこそこです。
配当利回り2%越え
配当利回りは、2%とそこそこの水準です。優待がもらえると言っても、配当金がない銘柄は自分の投資目的に合わないので、保有する気が起きません。日本モーゲージは2%を超えていたので、安心です。
配当性向は30%弱ですので、平均的で安心です。
優待が2種類もある!
日本モーゲージサービスは、2つの優待があります。
1年以上 | 3年以上 | 5年以上 | |
優待1 | 3000円相当のQUOカード | 3000円相当のQUOカード | 4000円相当のQUOカード |
優待2 | 4500円相当のカタログギフト | 9000円相当のカタログギフト | 9000円相当のカタログギフト |
優待利回り | 2.75% (7500円 年1回) | 4.41% (12000円年1回) | 4.77% (13000円年1回) |
優待利回りは、1年以上の保有で、2.75%ですが、5年以上で4.77%に跳ね上がります。配当利回りと合わせると、6.95%になりますので、ゆっくり気長に保有したい銘柄です。
カタログギフトが好き
選べるカタログギフトが大好きです。
1年以上の保有で、4500円相当のカタログギフトがもらえます。お肉やフルーツなど、好きなものが選べるカタログギフトって最高ですよね。
2021年は、地元のギフトだったそうです。シャインマスカットにりんご、アイスやコンビーフなど、美味しそうなものが揃っていますね。
そして、3年以上保有すると、この中から、4500円相当のカタログギフトから2つ選べるようになるんです!つまり、9000円相当になります。
QUOカード優待はやや不安だが…
QUOカードの優待は廃止リスクが高く、やや不安があります。
ただ、もしクオカードが廃止されてもカタログギフトが残れば御の字。それにQUOカードって有効期限もないし、薬局やコンビニで使えて便利なんですよね。もらえるうちにもらいたいと思います。
まとめ:家は買わないけど、住宅ローン会社の株を買った
株価は下落中ですが、利回りが納得できる価格でゲットできたので、納得の日本モーゲージサービス。私は住宅も買わないし、住宅ローンも組まないけど、住宅ローンの会社を買えました。金利は払うより、もらいたいよね。
これからも、2つの優待を続けてくださることを切に願っています。これから、末長くよろしくお願いします。