良品計画(7453)100株 取得。配当利回り3.16%

良品計画(7453)100株 取得。配当利回り3.16%

良品計画 (7453)を100株取得しました。絶賛暴落中の銘柄、落ちるナイフですが、無印良品が大好きで生活の一部なので、この機会にポチり。優待はありませんが、配当利回りは3%超えなので、ゆっくり保有したい銘柄です。

良品計画(7453)とは?

良品計画

良品計画は、日本人なら誰でも知っている無印良品(MUJI)の運営会社です。

良品計画は、「感じ良い暮らしと社会」へ向けてグローバルに貢献する個店経営の集団として世界水準の高収益企業体を目指しています。

また、当社が展開する無印良品は、良心とクリエイティブによって成立しシンプルに美しい暮らしを願うお客様と共にこれからの生活に最良で最強な「くらしの基本と普遍」を共創していきます。

良品計画

1980年12月、西友ストアー(現:合同会社西友)のプライベートブランドととしてスタートした無印良品。当時は、40品目でしたが、いまや約7,500品目。店舗は日本を含む32の国・地域へと広がっています。

良品計画は、無印良品ブランドが発売した9年後の1989年に設立。無印良品の企画開発から、商品調達、流通・販売までを行う製造小売業です。無印良品ブランドを中心に、Café&Meal MUJI、DÉEの展開、キャンプ場の運営などを行っています。

業績は?

良品計画業績

美しい右肩上がりの営業利益・経常利益ですが、2020年がガツンと下がっています。

2019年にはファミリーマートから撤退しました。あれだけ全国規模で展開しているコンビニから商品が消えてしまったのは、売り上げインパクトとしてはかなり大きかったのではないでしょうか。

2020年無印良品(MUJI USA)が破綻し、アメリカから撤退しました。コロナの前から経営がかなり微妙だったようです。さらに、コロナで国内の売り上げも落ちていたので、2020年は売上高が散々だったみたい。2021年は中国で不買運動が起こりましたが、ネット販売が好調だったり、売り上げはきっちり回復して、2019年の水準以上に売上高が戻っています。

KDDIキャッシュフロー

2021年3月までのキャッシュフロー

堅実経営型
営業:+
投資:ー
財務:ー

営業収入が多いので本業で儲かっていて、設備投資には積極的。しかし財務は(ー)なので、借り入れを返済しているフェーズです。堅実に経営しているタイプ。好みです!

株価は?

株価:1267円
PER(株価収益率):9.83倍
PBR(株価純資産倍率):1.57倍
自己資本比率 :53.94%
配当金:40円/1株
配当利回り:3.16%
優待:なし
総合利回り:3.16%

2022年4月現在

PERは、その株がお買い得なタイミングにあるかどうかを判断する指標で、15が標準値。高いほど割高な状況にありますので、良品計画は割安です。

PBRは、資産内容や財務体質を表す指標で、1以上が普通で低いほど割安。良品計画は割高です。

自己資本比率は、35-40%くらいが平均的ですが、業界によって異なります。情報通信系は35%くらいが平均なので、良品計画は高めです。つまり自己資本が多くて借金が少ないということです。うん、健全。

良品計画を取得した理由

日本人なら誰もが知っている無印良品を取得した理由はなんでしょうか。

無印良品の製品が好き

無印良品店舗

実はこれが一番大きな理由です。

30代の私が物心ついた頃から、無印良品はありました。学生時代は文房具は無印で揃えたし、社会人になって一人暮らしを始めた時は家電一式を無印で新調しました。

今でも日用品や肌着の定番は無印。私が無印良品を選ぶ理由は

  • デザインが好き
  • 安心な素材が多い
  • 値段が手頃
  • いつも同じ商品がある

です。特に2番めの素材は、重要。オーガニックコットンを使ったアンダーウェアや無漂白のキッチンペーパーは定番の愛用品です。

懸念点としては、世界から批判を受けているウイグル産綿花の取り扱い。人権問題となっている中国によるウイグル問題の影響で、無印良品も国際社会から非難の声が上がっているのです。良品計画は、生産者に問題がないことを確認していて、万が一何かあった場合は即刻取引を停止すると明言していますが…。

お手頃な値段は消費者としては嬉しいですが、オーガニックコットンのショーツが300円台で買えちゃうのってなんだか違和感ありますよね。2倍の金額になってもいいから、人権問題にはしっかりと取り組んでほしいな〜。

配当利回り3%超え

当社は重要な経営指標としてROE(自己資本当期純利益率)15%以上を目標とすることを掲げ、企業価値の向上に取り組んでおります。
利益配当金につきましては、連結業績に基づいた配当性向30%(年間)を基準とし、株主の皆様への継続的な利益還元を実施する方針といたしております。
当社は、原則として毎年2月末及び8月末の株主名簿に記載又は記録された株主の皆様に対し、年2回の配当を実施しております。(中間配当および期末配当)
一方で、内部留保金につきましては、新規出店、既存店舗の改装及び新規事業の投資資金として積極的に充当し、事業活動の安定的な成長の基盤を整備してまいります。

良品計画

無印良品配当性向
良品計画

米国株の配当性向の平均は30-40%、日本株の配当性向の平均は30%と考えると、おおよそ良品計画は平均的な配当性向です。

株価が下がって、利回り3%を越えたので、今回は落ちるナイフを血を流しながらキャッチしました(笑)。

本当に株って買い時も売り時も難しいので自分のルールを決めたら、それに従うのみ。例外を作ると失敗してしまうことも経験済みです。

優待はないが…

これだけ人気のブランドを持っているにもかかわらず、良品計画には優待はありません。今後やってくれるといいな〜とファンとしては思っています。期待!

海外展開への期待

アメリカからの撤退を余儀なくされた無印良品ですが、アジアでは順調に店舗数を伸ばしています。

NIKKEI

特に中国での店舗数増は右肩上がりです。ただ、こちらもチャイナリスクを抱えており、2021年に起こった中国での欧米製品不買運動など、政治的要因に大きく左右されてしまうリスクがあります。

まとめ:MUJI好きだから応援したい!

女性

子どもの頃から愛用しているブランドって他にないかもしれません。それだけ私の生活に根付いている無印良品。なによりも「無印に行けばなんとかなる」という安心感。

そんな無印良品をこれからも応援していきたいと思います。

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