老後の年金いくら?40歳の記念に年金ネットを確認してみた

老後の年金いくら?40歳の記念に年金ネットを確認してみた

2019年から、毎年年末年始には年金ネットをチェックして、将来もらえる予定の年金額を確認するようにしています。社会に出て18年。40歳の記念に、今の年金額を確認してみました。

ねんきんネットで自分の年金の金額を試算してみた

ねんきんネットは、ネットで自分の年金情報がみられるサービスです。

  • 基礎年金番号
  • アクセスキー

上記の2点があれば登録OK。定期的に郵送されるねんきん定期便に記載されている17桁の番号がアクセスキーです。ない場合は、サイトで別の手続きをする必要あり。

定期的にもらえる金額を確認しているのですが、

2019年:12.3万円/月

2022年:13.6万円/月

40歳を迎え、社会人人生もそろそろ折り返し。再び年金ネットを開いて老後にもらえるはずの年金を確認してみました。

予定額は13.7万円/月

私がもらえる予定の年金額は、

13.7万円/月

でした。2年前とほぼ変わらず。年収は結構上がったのに、おかしいなぁ。

2年前も思いましたが、今の給与水準をキープし続けても、もらえる年金が15万円にも満たないなんて、お金はどこに吸い込まれてるんだろうって思っちゃいます。

月収は56万円で、毎月4.7万円を自己負担、同じ金額を会社が負担しているので、9.4万円の厚生年金を支払っています。1年間に112万円の保険料負担。高すぎんか…。

「毎月10万円保険料に支払ってるんだよね」

っていう友達いたら、「詐欺だからやめな!」って絶対止める。そんな保険、保険じゃない。

公的年金以外の年金

木陰の少女

  • DB:約1000万円
  • 企業年金:約1450万円
  • 個人年金:約168万円

公的年金以外の私の年金は、この3つです。

合計で、2618万円の予定です。これ以外に、株や投資信託、現金があるので、皮算用の試算で7000万円分ほどを予定しています。

それくらいあれば、とりあえず生きていけそう。リタイア後は、お金のための仕事はしなくて良さそうなのでほっとしています。

年金ネットを確認するメリット

ひまわり畑と少女

定期的に年金ネットを確認することはいくつかメリットがあります。

将来の年金額がわかって、計画が立てやすい

もらえる年金額のシミュレーションがわかりやすいので、老後の計画が立てやすいです。もし足りないと思ったら、年収を上げるか個人年金を始めるか。自分で次の手が打てますから。

払い忘れを確認できる

会社員であれば、払い忘れはないですが、小さな会社の場合、うっかりはらい忘れ…なんてこともあり得なくはないです。自分の会社がしっかりと自分の年金を払っているか、金額は給与明細と一緒か、念のため確認しましょう。

また、個人事業主の場合は、支払い漏れがある可能性があるので、年に1回確認するといいでしょう。もし払い忘れていても、2年以内なら支払い可能です。

無駄な心配から解き放たれる

結構これは重要かなと思うのですが…。

私の友人は、「将来が不安!」といつも言っている割には、年金ネットをみたことがないそうです。みてみればいいのに、と言っても「みても意味ない!」と頑な。

まあ、確かにもらえる金額は減るかもしれないし、インフレが起こってお金の価値が変わるかもしれないし、未来は誰にもわかりません。

でも、私は、現状で自分はいったいいくらの年金がもらえるのかを知ると、少しだけ安心しました。漠然と「年金がもらえないかも?」と不安になるよりも今ある情報をしっかり確認して、それでも不安なら自分で準備すればいいだけのことだと思います。

老後の生活費、いくらかかる?

花畑 少女

物価が変われば、生活費の目安も変わりますが、そうすると収入(年金)も比例すると仮定して…。

老後の1人暮らしにかかる生活費は、約月15万円とされています。

老後の支出
家計調査年報2019

住居費は1.2万円なので、持ち家前提でしょうか。もしくは公団ですかね。

年金が13.6万円もらえるので、毎月資産を1.4万円ずつ取り崩せばなんとか生活できるようです。ちょっと安心。厚生年金、支払い辛いけど、払い続けよう…。

ここに投資金額に基づいた配当金がもらえれば、生活に困ることはなさそう。7000万円のうち、5000万円を利回り2%で運用しても年間100万円(月8.3万円)の収入が得られますから、かなり手堅いといえます。うん、投資も頑張ろう…。

まとめ:年に1回、年金ネットを確認しよう

買い物

毎日年金ネットを確認する必要はありません。

でも年に1回だけ、自分の将来のために年金ネットを見てみましょう。将来の不安が少しだけ薄れていくかもしれません。もっと頑張らないと!と奮起するかもしれません。

いずれにせよ、知らないで不安になるよりも、きちんと正しい情報を知って、次の一手を考えることが重要なのです。

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