朝は夜に比べて3倍の生産性があると言われています。スティーブ・ジョブズをはじめ、成功している経営者の多くは朝型。普通の人が寝ている時間からエンジン全開で活動しているのです。
朝の1時間が貴重な理由
朝はクリエイティブな思考をするのに適している時間だと言われています。早起きすると、身体の中の変化も感じることができますし、外部要因も変化します。
- 自律神経のバランスが整う
- 交感神経が優位で頭がよく働く
- 外部からの連絡が入らない
早起きすると、自律神経のバランスが整い体調が良くなります。また、交感神経が優位になり頭が良く働くため、クリエイティブな思考が生まれやすい時間です。さらに、ほかの人が働いてない時間なら連絡が来ることがなく、自分のペースで思考しやすい時間なんです。
このようなメリットから、成功者たちには朝方が多く、4〜5時に起床して活動してることも珍しくありません。
35年間、夜型だった私が朝型に変わった理由
「朝型はなんだか健康にいいらしい」ということは、10年以上前から知っていました。でも私は生粋の夜型でした。朝起きられず、学生時代は遅刻することも多々。就職の時には「朝早くない仕事」を第一条件にしていたほどです。
私が朝型になりたかった理由は
- ブログを書く時間が欲しかった
- 健康的な生活がしたい
- 朝運動すると脂肪燃焼率が高い
一番大きな理由がブログです。夜書くことも多いですが、夜の予定がある時には難しく、日課にするためには朝時間が必要だと思っていました。
1秒でも長くベッドにいたい私でしたが、ここ2ヶ月ほど6時〜6時半には起床して、朝のジョギングを楽しんでいます。正直、最初の1ヶ月はつらかったです。でも今は朝起きるのが心地よく、朝の時間をいかに有効に使ってブログを書いたり、本を読んだり、早朝出勤して早めに帰宅…などを楽しんでいます。
朝時間を有効化する朝ルーティーンとは
朝ルーティーンとは、目覚めてから家を出るまでにやるべきことを決めることです。これを決めることで
- 起きてから家を出るまでの時間が短縮
- 前日に準備しなくてOK
というメリットがあります。実際やってみて、とても有効だったので、私の荒野ルーティーンをシェアしたいと思います。
私の朝ルーティーン
私が朝のルーティンを決めようと思ったのには理由があります。起床直後、毎日私はダラダラと過ごして1時間があっという間にすぎていたからです。主な理由は、「とりあえずテレビつけよう」にあったことに気がつきました。そして、その後も「朝ごはん何食べよう」「今日の洋服何にしよう」と生産性がないことばかり。
…これ、毎朝やるの無駄じゃない?
そう思って断捨離を決意!起きて家を出るまで、とにかく思考停止でいられるように朝ルーティーンを考えました。
6:00 目覚ましで起床
6:10 ベッドから出る
6:15 トイレ&シャワーをあびて歯磨き
6:16 体重計に乗る
6:17 水を飲む
6:18 ウェアに着替えて日焼け止めを塗る
6:20 ウォーキング出発!
朝起きてからのルーティーンです。120%の思考停止で20分間で一連の作業を終えます。1ヶ月で体が覚えて、今は思考ゼロでジョギングへと出発しています。6時半にはウォーキング開始して、7時半には終了。その後、一度自宅でシャワーを浴びて8時。そのあとは、出社して朝食を食べるか近所のカフェで作業しながら朝ごはん。始業開始まで1時間半ありますからゆったりしています。
朝ルーティーンのメリット
最初は、ルーティーンが体に染み付いていなくて、うまくいきませんでした。20分では家を出発できなかったのです。でも今は、何も考えなくても体が覚えてきて、20分あれば家から出かける準備ができます。
唯一の欠点は、雨の日も同じ行動をして、ドアを開けた瞬間「あ!今日雨だった!!」(天気予報を見てない)という時です(笑)。Amazon echoに天気を仕込めば解決しますが、そうすると「雨の日は早起きしない」という負のループに入りそうなので、あえてしていません。それ以外はメリットだらけです。
無駄な早起きが必要なくなった
起床してから家を出るまで、最短ルートで作業が進むため、6時半にジョギングを介するための最短起床時間でOKになりました。
例えば、6時半にジョギング開始するという目標のために5時半に起きるとすると、早起きが苦手な私にとっては、ハードルが上がりすぎます。でも出発までの時間を短くすることで、無駄な早起きが必要なくなり、6時起床で間に合うことがわかります。”無駄な早起き”というのが私にはぴったり来る表現なのですが、十分な睡眠時間を確保するため、必要なだけ早起きする、というのは健康上にもメリットが多いと思います。
無駄な作業をしなくなった
起き抜け直後の頭は、ぼーっとしています。そのため、無駄な作業をしがちです。
もっとも無駄なのは「意味もなくテレビをつける」ということです。朝の情報番組は、一見情報が多いようで必要のない内容がほとんどです。芸能人のゴシップや何度も見ているニュースや評論。本当にそれが見たいかと自分に問うた時、必要ないという結論に至りました。
また、毎日着ていく洋服を選んだり、朝ごはんを悩む時間も無駄だと考え
- 洋服の数を減らす
- 朝ごはんのバリエーションを決定
この2つも実行しました。服を減らすとコーディネートの幅は狭まりますが、大抵の場合お気に入りの数着を着ていることが多く、悩む時間が無駄だと判断して服は半分以上断捨離しました。
朝ごはんは、シリアルかバターコーヒー、バナナの3種類にしました。これで朝ごはんの食材を購入する手間も効率化できますし、選ぶ時間も短縮できます。
早起きが習慣化した
効率化することで、継続することが安易になり、早起きのハードルが格段に下がりました。35年間、とにかく1秒でも眠りたかった夜型の私でさえ、早起きが習慣になったのです。
学生時代の先生たちに教えたい。
私はやっと朝型人間になれるかもしれない
と。
生まれた余暇時間で副業できる
朝早く起きると出勤までにしばらく時間ができます。もしくは夜帰宅してからの時間に余裕ができます。私の場合は、その時間を使って朝ジョギングに行っています。さらに出勤時間が遅いので、ブログを書くこともできます。
忙しくて副業できないという人がいますが、朝1時間速く起きることは難しいでしょうか。夜テレビを見るのをやめて、朝1時間速く起きると、夜の3倍の作業ができます。その時間を使って副業できるかもしれません。私の場合、1週間に3〜5時間を使ってクラウドワークスで月3万円稼ぐことが可能でした。
まとめ
無駄な作業や時間はできるだけ削った方が、余暇時間が生まれて副業しやすくなります。また、副業をしているととにかく時間に追われることになりがちですが、作業の断捨離にもなるので、必要最低限のことだけをするため、余暇時間が生まれやすいです。私自身、2ヶ月間やってみて、
- 朝、自由な作業時間ができる
- 午前の時間を有効活用して本業も効率化できた
- 残業しなくなって夜の余暇時間ができた
- 体調不良が少なくなって効率的
というメリットを感じています。夜更かしによる悪循環サイクルが”普通”に感じていた頃とは真逆の健康的なプラスのサイクルに大満足しています。もし「副業したいけど忙しすぎる」と思っているなら、騙されたと思って1ヶ月だけこの生活をやってみてください。