昇給10万円。インフレ率2.1%に勝てなかった会社員が思うこと

昇給10万円。インフレ率2.1%に勝てなかった会社員が思うこと

6月はボーナス&昇級の季節。今年もちょぴっと昇級しました。しかしながら、インフレ率には勝てず。ちょっとだけ残念な気持ちです。半年で昇級10万円、つまり月8333円の収入UPです。

2022年6月の昇給は…

海

2022年6月の昇給額は

10万円(年額)

でした!月額8333円の給与UP!給料アップは嬉しいが、上昇率は1.5%でインフレ率には勝てず。

<私の昇給推移>
2019年6月:+3万円
2019年12月:+15万円
2020年6月:+20万円
2020年12月:+20万円
2021年6月:+10万円
2021年12月+30万円
2022年6月:+10万円

2022年4月の前年同月比に限って言えば、アメリカが8.3%上昇、日本でも2.1%。私の今年の年収上昇率は1.5%なので、インフレに負けました。残念。

昨年12月にも書きましたが、昇給しても、喜べないのは、これからやってくる大増税時代が恐ろしいからです。2020年5月に書いた記事「大増税時代の幕開け!今からできる傾向と対策」私のような一般会社員からも容赦無く税金を搾りとっていく岸田政権が憎い…。

日本のインフレ率は?

Bloomberg

日本のインフレ率は、2022年4月に2%を突破。アメリカと比べるとまだまだ緩やかですが、じわりと物価が上がってきています。

そう。

  • 給与が上がらない
  • 物価が上がる

だと、相対的に貧乏になってしまうんですね。

  • 私の今回の昇給率:1.5%
  • 日本のインフレ率:2.1%

つまり、0.6%の給与減と同等ということ!なんということだ。

ただし、インフレ率は、前年同月比で計測しているのに対し、私の給与は半年ごとに変動。つまり、この1年でみると、+40万円で上昇率6.4%なので、インフレに勝ってるけどね!!(強がり)

でもこうやって、インフレ率と昇給率を比較して、自分の生活が相対的にどう評価できるのか考えるのは面白いなと思っています。

30代の年収割合は?

30代年収 DODA

30代の平均年収を見てみると、80%以上が600万円未満です。私の年収660万円は、全体の8.2%で、600万円以上稼ぐ人は、上位16.2%ですので、個人で考えると平均以上の暮らしができていると考えられます。もう少しで見えてくる、700万円台になると、上位8%ですので、一人で暮らすには必要十分かもしれません。(こうやって昇給率がインフレ率に負けたことを自分で慰める)

40代年収 DODA

ついでに40代の年収分布も見てみると、600万円以上がかなり増えてきます。1000万円が2.9%か〜。手が届く日が来るのだろうか。800万円くらいまでは見える気がする。

年収を上げて税金がっぽり取られるよりも、細く長く。これが稼げるうちに、コツコツ投資して、正社員が消えていく世の中になる前に逃げ切りたいものです。

まとめ:昇給はインフレ率突破を目標にしようと思う

女性

昇給しないと貧乏になる時代がもうすでに、やってきています。まずはインフレ率に負けない給与を手に入れられるように、勤務時間中はしっかりと仕事に集中して成果を積み上げたいと思います。もちろん時間外労働はお断りです。

また、同時進行で進めているのは、できるだけ課税所得を減らすこと。会社員ができる節税枠を利用して、iDeCOで控除額をさらに増やして、与えられている節税術を存分に利用していくに限ります。自分のお金を守れるのは自分だけ!!いつかやろうはばかやろう。今直ぐやろう、節税対策!

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