年収300万円の月180時間残業OLが年収590万円の残業ゼロ企業に転職した方法

年収300万円の月180時間残業OLが年収590万円の残業ゼロ企業に転職した方法

引っ越しに際してた8年前の私の年収メモが発掘されました。なんと

300万円

でした。今の半分ですね…😅当時、28歳で年収300万円・月収25万円(ボーナスなし)・手取り21万円くらいでした。

それから8年後、私の年収は、590万円になりました。低収入で、もがいているアラサー世代の女性でも8年で人並みの稼ぎができるようになります!

その間に一体どんな職歴と転職活動を繰り広げたのかをまとめたいと思います。低収入で、もがいているアラサー世代の女性でも8年で人並みの稼ぎができるようになります!がんばろ!!!

私の転職&年収遍歴

ピンク髪の少女

私は、転職回数は多い方です。というのも、出版社では専門性の高いジャンルにいて、特定ジャンルの雑誌は1社1誌。その当時は、自分の専門分野を変える気は無かったので、運悪く休刊の憂き目にあうと、必然的に転職となります。

▼浪費家12年の軌跡

大学卒業後地元で就職。年収200万円からスタートしました。

地元の出版社に就職しました。大学3年からインターンシップ→バイトとして勤務していたので、就職した感ゼロ。そして、給与交渉も全く無いまま、初任給は15万円。残業しまくりのアルバイト時代よりも正社員になってからの方あ給料が少なくなったことが衝撃的だった思い出があります。

低収入でしたが、実家暮らしだったので問題なく暮らしていました。残業は毎日終電まで。大学生の頃は、夕方から出社して朝方帰宅することもしばしば。超絶ブラック企業でした。23歳の時、東京へ転勤。年収は変わらず、家賃手当月10万円というおかしな収入でした。

この時代は、地方基準の給与だったので、今回はカウントしていません。東京で初転職したのは、26歳のときです。

年収グラフ
26歳から37歳までの年収グラフ

転機を見ると32歳ごろです。ここで私は初出版業界を抜け出しました。これがキャリアアップのきっかけになったのです。そこからじわじわ上がっていますね。嬉しい。

東京で初転職。年収300万円時代

パソコン操作する女性

福岡でゆるっと就職して、新卒1年目で転勤。東京にやってきました。しかしその企業が東京から撤退。退職して東京に残るか、その会社に残って福岡に戻るか。私は前者を選択して無職になりました。しばらく失業手当をもらった後、知り合いの紹介で契約社員として働いていましたが、前上司の紹介で初の転職を果たしました。

ファッション業界では有名なweb系の出版&カタログなどの制作会社です。東京で初の就職でした。

  • 年収は300万円
  • 1ヶ月の残業180時間(基本終電)
  • 土日も仕事あり
  • パワハラ上司あり
  • そこそこおしゃれなファッションの仕事

こんな感じの条件でした。典型的なやりがい搾取企業で、ビー●ス・ア●ーズ・シッ●スなど、有名セレクトショップのおしゃれカタログを作る仕事。確かに憧れのフォトグラファーやスタイリストやモデルと一緒にできるメリットはあります。でも、でも、でも。死にそうに働かないといけない企業でした。

夜は終電まで。朝は8時半厳守。夜遅くても絶対朝きて掃除して朝礼して。体が悲鳴をあげるまで仕事をしている人ばかりで、自分も感覚が麻痺するほど働いていました。

フリーランスに転身。年収360万円へ

川辺の女性

東日本大震災が起こり、資金繰りが厳しくなり給与削減をし始めた会社を旅立ちました。体も限界だったので、良いタイミングだったと思います。失業保険をもらいながらぼーっとしていると、知り合いからメールをもらい、某出版社の方と会うことになりました。

その方に気に入ってもらい、業務委託という形でその出版社の仕事をすることになります。

  • 年収は360万円
  • 1ヶ月の残業180時間(基本終電)
  • 土日も半分くらいは仕事
  • 正社員との格差がやばい
  • やりたかったファッション最高峰の仕事

業務委託といっても、その会社の名刺を持ち、某有名雑誌の編集者として仕事をするということで、入社後研修まで受けます。ここでふと疑問が。「正社員と同じ仕事をしてるのに年収は3分の1くらい。しかし責任は負わされる、なぜ?」この疑問は年々高まり、数年後に転職することになるまで、ずーっと抱え続けることになります。

このフリーランス期間は、業務委託というなの社員でした。他の仕事を受けることはできないくらいたくさんの仕事をこなし、利益を上げると正社員の手柄になる感じ。

しかし、ここでの就職は年収が低くても満足度が高かったんです。ご飯は全て会社が支払ってくれるし、上司のおごりでよく美味しいご飯に連れてってもらいまいた。洋服やバッグもブランドからもらったり、プレスセールで6〜9割引で購入、取材でエステを体験し、コスメは全て貰い物でした。だから、収入が低くても、充実した生活を送れていたんですね。

ここでの経験は、この後いきてきます。有名出版社・有名雑誌での経験は、この後の転職で大いに有利に働きました。業務委託という形なら、この会社でずーっと働くこともできたと思います。少しだけだけど、収入も増えていました。でも、時間を大きく取られながら業務委託で働くことに疑問があったので、3年でスッパリやめたんです。貰い物生活、終了です。これが手放せない人は結構たくさんいました。

この決断は、本当に良かったと思います。

転職サイトでスカウト。一気に年収480万円へ

考える女性

上記の会社で業務委託をやめて完全にフリーランスになりました。幸い仕事には困らず、ECサイトの撮影やライティング、流行りだったまとめサイトのライター育成や執筆で、ぼちぼち仕事はありました。

一応登録していたビズリーチでスカウトをされた企業は、自宅からすぐ近くだったこともあり、「気軽にお茶しながら話しましょう」という謳い文句につられて、面接へ。とっても気に入ってもらえて、すぐ採用されました。

ここで年収交渉が入ります。前職の年収を聞かれて、とっさに+100万円で答えました。するとそこに上乗せしてくれて、360万円→480万円(+120万円)で提示されるのです。ボーナスが1ヶ月分ずつで、月収は35万円ほど。それまでよりも大幅に上がったことに喜び勇んで、OKしたのです!

しかしまだフリーの仕事を持っていたので、一旦こちらも業務委託で入って、フリーランスの仕事を見切りがいいところで正社員にしてもらうことに。

  • 年収は480万円
  • 残業は0時間
  • 土日の仕事はなし
  • 社員の年齢層が高い
  • ファッション関係なしのIT系メディア

ここでの大きな問題点は、やっている事業が一ミリも楽しそうなことじゃなかったこと。社員の方々とお話ししていても、あんまりパッとするキャリアじゃないというか…。企画会議に出ても「それ他がやってるやつやん」みたいなそんなモチベーションの上がらない職場だったことです。

1ヶ月、業務委託として勤務して、正社員になるのは難しいと判断して正式にお断りしました。いくらお金をもらっても、自分が腐りそうな仕事は絶対に続かない。だって1日8時間も働くんです。起きてる時間の半分ですよ!

友人の紹介で一部上場企業。年収は510万円

座っている女性

いまいちだな〜と思って、上記の会社を断った直後、年収300万円時代の同僚から電話がかかってきました。

そこで、今の職場を紹介されました。

  • 年収は510万円
  • 残業は0時間
  • 土日の仕事はなし
  • 一部上場企業
  • 福利厚生充実

ちなみにその当時、別の会社からもオファーがあり、年収550万円でこれよりも良い条件だったんです。ですが、友人も務めていて働きやすい会社という口コミで安心だったので、今の会社への転職を決意します。

年収交渉時、前職の金額を聞かれるんですが、360万円っていうのもなんだかな〜と思い、業務委託だけで終わったが正社員として働けばもらえたはずの480万円と伝えると、年収はさらに30万円上がって、510万円となりました。ボーナスは0.5ヵ月が2回だったので、月収早く40万円。手取りで33万円くらいでしょうか。

この会社は年収以外にも、福利厚生が格段に良かったんです。残業土日の仕事は一切なしで、社員の年齢も若い。一部上場企業…つまり、労働者が守られている!(可能性が高い)

友人の紹介ということもあって、私の転職はスムーズに決まりました。

入社後、年収は少しずつ昇給して今は590万円です。月収45万円ほどで手取りは35万円。仕事はリモートワークで裁量労働なので、時間も自由につかえます。

転職して年収をアップする!

キャリアウーマン

転職時、私は年収が下がったことはありません。むしろ、前職の年収よりも高い金額を先方が提案してくれます。だから、ちょっとだけ前職の年収を高めにいうと、転職時の年収アップ率が高くなると思います。採用する側からすると、月に10万円の人件費が増えルコとは事業としては軽微な差。でも年収にすると120万円も変わってきますから、個人としては大きな差です。

▼転職するときに考えるべきこと。あなたにとって一番重要なことは?

まとめ:転職して8年で年収倍になる!

私の場合、20代の年収が低すぎるので、8年後に年収が約倍になるという奇跡が起こりました。今の家に入居した時、300万円だった年収が出て行くときは倍になっていたことに、自分でも驚きながら、9月には新たな土地へ。ここではどんな生活が待っているのか。これからの自分はどう働き、どう稼いで行くのか。

人生のパートナーを見つけることができるのか。うん、当面は転職や年収アップより、こちらが最重要項目ですね。がんばります!!

▼転職の合間、石垣島にいました

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