月10万円の配当金をもらうためのつみたて計画を立てましたが、月5万円ならどうなのかも試算してみました。月5万円の不労所得をもらえると、年間60万円の所得アップ。もちろん本業をやめることはできませんが、残業代のために働いたり、不要な昇進を願うことがなくなりそうな金額です。
お金がお金を稼ぐ。毎月5万円もらえるようになるためには?
配当金は、お金がお金を稼いでくれるため、持ち主が労働しなくてもOK。いわゆる不労所得です。不労所得のいいところは
- 病気
- 老化
- 妊娠・出産
などによって、働けなくなっても、自動的にお金がお金を稼いできてくれる点。
毎月5万円だと、生活費を賄うのには不十分ですが、家計の手助けにはなり得ます。
▼毎月10万円欲しい人はこちら
一般的な収入の会社員が不労所得を得るためにはとにかく下記の2点で不労所得を作り出していく必要があります。
高配当株を取得する
3%以上を高配当株と言いますが、高配当株の筆頭であるJTは7%を超えることも!もちろん投資にはリスクがともなります。
- 株価下落
- 減配
ですから余剰資金で行いましょう。借金や生活費に手をつけては絶対にダメ!
毎月、貯蓄する
すでに1500万円の貯蓄があるなら、問題はありません。ない人は、今から作り出すためにコツコツ貯蓄しましょう。貯金ではないのがポイント。一定額が溜まったら、高配当株を増やして、少しでも多くの高配当銘柄を手に入れて、不労所得生活の第一歩を送ってください。
積立金額別・月5万円の不労所得を生み出すために…
株の配当金によって、毎月5万円の不労所得を得ることは可能。しかしこれには莫大な元本が必要です。
月5万円・年間60万円の不労所得を生み出すためには…
1500万円の資金を年利4%で運用する
必要があります。下記は、現在の資産がゼロだった場合の複利計算です。
▼配当利回り4%の場合(5%目標で税金20%を引いた手取り配当金)
積立金額 | 積立期間 | 元金 | 複利 | 元利合計 |
1万円 | 50年 7ヶ月 | 6,070,000円 | 8,945,594円 | 15,015,594円 |
3万円 | 26年 7ヶ月 | 9,570,000円 | 5,454,246円 | 15,024,246円 |
5万円 | 18年 5ヶ月 | 11,050,000円 | 3,965,818円 | 15,015,818円 |
6万円 | 16年 0ヶ月 | 11,520,000円 | 3,495,894円 | 15,015,894円 |
7万円 | 14年 2ヶ月 | 11,900,000円 | 3,133,619円 | 15,033,619円 |
8万円 | 12年 9ヶ月 | 12,240,000円 | 2,856,582円 | 15,096,582円 |
9万円 | 11年 7ヶ月 | 12,510,000円 | 2,619,660円 | 15,129,660円 |
10万円 | 10年 7ヶ月 | 12,700,000円 | 2,404,548円 | 15,104,548円 |
15万円 | 7年 5ヶ月 | 13,350,000円 | 1,715,888円 | 15,065,888円 |
積立金額が1万円だった場合は50年かかる
気の長い話ですが、毎月1万円の積立金額だった場合、50年後に毎月5万円の不労所得を得ることができるようになります。
所得が低く、どうしても多くの投資金額を捻出できない人は、年金のひとつとして積立1万円を行なってもいいかもしれません。22歳からスタートすれば、72歳から毎月5万円の不労所得が手に入るのです。
積立金額が3万円だった場合は26年かかる
大学卒業後22歳からスタートして48歳で、毎月5万円の不労所得が完成します。この頃はおそらく給与も高止まっている時期だと思うので、がっつり貯蓄を増やせますね。
積立金額が5万円だった場合は18年かかる
22歳からスタートすれば、40歳で不労所得5万円の完成です。出世を諦めて好きなことを不労所得で叶えるもよし、より不労所得を増やすべくこの5万円を再投資してもよし。人生の幅が広がります。
積立金額が8万円だった場合は12年かかる
22歳からスタートすれば、34歳で不労所得が完成します。毎月8万円を大卒直後から貯めるのはかなり至難の技ですが…。
もし私が22歳に戻れるなら、婚活よりも毎月8万円の投資をガツガツ行います。34歳で不労所得5万円があれば、育休産休も怖くない!毎月8万円の投資は一見無理そうですが、毎月10万円以上美容とファッションに費やしていたので、やってやれないことはない気がします。
積立金額が10万円だった場合は10年かかる
10万円だと10年で1500万円がたまりますが、複利パワーがこの辺りからきいてくるので、ここでストップするのはもったいなく感じます。1500万円のうち元金が1270万円ですから、ほぼ自力で貯金した金額です。
積立金額が15万円だった場合は7年かかる
こちらも1500万円のうち1335万円が元本なのでほぼ自力で貯金した金額になります。ここから複利が聞いて、不労所得が10万円になる日も近いので、あと6年頑張ってみる価値はあります。5万円で満足ならそのまま放置してもOK。8年目以降は入金ゼロでも…
10年後:2246万円
20年後:3348万円
30年後:4992万円
上記のように、お金がどんどん育っていきます。
30歳から7年間毎月15万円の貯蓄ができたとして、37歳で入金を終了。38歳以降は新規の貯蓄がゼロでも、67歳の時には約5000万円の資産が仕上がっていて、そこから毎月10万円の不労所得を生み出すことができるのです。素晴らしい!
まとめ:月5万円の不労所得を得るためには毎月1万円からでもOK!
年金にプラスオンで、毎月5万円の不労所得が得たい場合は、1万円からでもOKです。これはかなり現実的でハードルが低いはず。逆に毎月1万円の貯蓄ができないようなら、
- 自分の生活を見直す(特に浪費)
- 転職する(収入を増やす)
上記のどちらかを検討する必要あり。
毎月1万円から、コツコツと将来のために積立をするのは、誰にでもできるはずです。
<毎月1万円以上支出を減らす方法>
・格安Simを使っていますか?
・キャッシュレスでポイント還元していますか?
・支払いはクレジットカードですか?
・外食で浪費していませんか?
・ポイ活していますか?
・ウェル活していますか?
▼やり方がわからない人はこちらの記事を読んでみてください
今の支出から3万円を浮かせることは上記を全て行えば可能です。私はソフトバンク→LINEモバイルに変更し、格安simに変更するだけで月8000円を浮かせられました。浮いたお金を投資に回して、50年後の自分のためにお金を積み立てていきましょう。
▼目標金額別のまとめ記事はこちら