コロナの影響で外出自粛、家で過ごす時間が増えました。過ごしやすい空間を作るべく、さらなる断捨離を決行しました。すでにたくさん断捨離しているので、残っているものは愛着がある大切なものが多く、捨てるかどうか迷いましたが、結果的に思い切って捨てて後悔なし。すっきりしました。
断捨離の最終段階。ネックは愛着
2018年から断捨離を進めて、洋服は3分の1以下に、本はほぼゼロ(デジタル化)。これ以上の断捨離は、今まで愛着があり捨てられなかったものへの着手になります。
そう、私の場合特に多いのが衣類です。10年前、大好きでよく着ていた服。思い出深いバッグ。足が痛くなるけど気分が上がる靴。
これらを持ち続けてもいいのですが、コロナの影響もあり、なんだか身軽でいたい気分が高まって、整理整頓することにしました。
▼節約する前に部屋を整理整頓する理由
大好きだったものを捨てる技術
愛着があったものを捨てるのは、時間がかかります。他の断捨離よりも、数段難易度が高いのですが、成し遂げると半端ない達成感を感じることができます。
今も好きか考える
昔はそれが大好きだったことは間違いありません。でもそれは、今も同じでしょうか。今はそれに変わるお気に入りがあるのではないでしょうか。
過去は過去。
今は今。
そして未来は未来。
変化することは、悪いことではありません。それを好きだった自分。でも今は好きじゃない。だから使わない。ずっとクローゼットの奥に眠っている。今も好きかどうか、それが捨てるべきかどうかの大きな判断基準になります。
それはこれから自分を幸せにしてくれるのか考える
お気に入りのものは、これまでたっぷり自分を幸せにしてくれたはずです。その思い出があるから捨てられない。でもたっぷり思い出はもらいました。大事なのは
「これは、これから私を幸せにしてくれるか」
ではないでしょうか。もしそれを身につけた時、まだ幸せになれるなら捨てなくていい。昔ほどの高揚感がないなら、すっぱり捨てましょう。
1ヶ月以内に使うシーンを想像する
ずっと使っていなかったのに、これから1ヶ月の間にそれを使うシーンを想像できるでしょうか。
私はお気に入りのスカートを先日捨てたのですが、それは私をハッピーにしてくれるし、幸せな気持ちになるし、今も大好きだけど、1ヶ月以内に着ているイメージがどうしてもつきませんでした。だから、処分しました。
ものは使わないと意味がありません。
もちろん持っているだけで幸せになれるものもありますが、それは多くは必要ないので、必要最低限にしました。
捨てた後の生活を想像する
それがなくなったら、あなたの生活は変わるでしょうか。後悔するでしょうか。
なくした時のデメリットよりも、メリットに目を向けることも重要です。
それがなくなった後、自分の生活スペースには新たなゆとりができます。そこに新たなお気に入りが入ることができるのです。それをゆっくり想像してみると、捨ててできる余白と、今ある過去のお気に入りを天秤にかけるのです。
大好きだったものを捨てた私の3つの感情
大好きだったものを捨てて、2週間がたちました。私の中に生まれた3つの感情。やってみて分かったこと。
すっきりした
なくした喪失感よりも、なくなってスッキリした爽快感が勝っています。クローゼットに余白ができ、部屋も広々。
後悔なし
捨てる前、私は絶対に後悔すると思っていました。でも、全く後悔していません。今までずっとクローゼットにしまってあっただけ。自分の目に触れることはなかったので、持っていないのと同じことだったのだと悟りました。
なぜ今までそうしなかったのか
最後に生まれた感情は「なんでもっと早く捨てなかったのか!」ということ。こんなにスッキリするのに。
愛着たっぷりだったものに抱いていたのは、もはや愛ではなく執着だったんだと思います。
まとめ:大好きだったものを断捨離するのは時間がかかるが、メリットが大きい
私の断捨離は最終段階を終えました。もちろんこれからも、ものは増えるし、定期的な断捨離は必要です。でも自分の最適量がある程度わかるので、それほど手間をかけず、ものを減らせると思います。
アフターコロナではもっと身軽な人生にフォーカスが当たるかもしれません。最近の私は、もっぱらそんな気分です。今回のことで世界はどう変わるのか。私たちはどう生きていくのか。環境に順応できるように、今こそ身軽に準備する時です。