節約する前に、部屋を整理整頓すべき3つの理由

節約する前に、部屋を整理整頓すべき3つの理由

2019年、175万円の貯蓄に成功しました。無駄な支出を無くしたことが大きな要因ですが、その基本には部屋を整理整頓して、節約できる基礎を作り上げたことが大きな成功要因だったと思います。乱れた部屋にいると心も乱れるもの。お金を貯めたかったらまず、整理整頓された住みやすい部屋づくりから始めましょう。

貧乏人の部屋は物で溢れがち

本棚と本を読む女性

お金持ちで、部屋がものだらけ…という人はあまり見たことがありません。(桐谷さんは…すごいお家ですが…笑)逆に貧乏な家庭の部屋は物で溢れており、他人から見ると「何に使うんだろう…」と不思議に思うものも大切にしまってあるほど。

お金がないと、不安で物を買ったり、またせっかく買ったからと物が捨てられなくなり、どんどん家に物が溜まってしまいます。

ふと、自分を振り返って見ると、浪費ざんまいだった頃の私の部屋は、物だらけでした。洋服はもちろん、書類や本など、とにかく物だらけで、引っ越しの時も「本当に一人暮らしですか?」と引越し屋に疑われるほど。

ものを買う

お金がなくなる

仕事する

ストレスが溜まる

ものを買う

という負のループに嵌まり込むと、なかなか貧乏の連鎖から抜け出せません。また、買ったものに対しても、お金に余裕があれば「また必要になれば買おう」と思えるのですが、お金に余裕がないと「いつかまた使うかもしれない!」と溜め込みがち。そうすると、普段使わないものを収納するためのものを入れる収納をさらに購入して…とさらに出費がかさみます。

お金を貯めるために、部屋を片付ける3つの理由

部屋

お金を貯めるために、節約することも大切ですが、まずは部屋を整理整頓して、不要なものを処分することから始めるのがおすすめです。

お金を貯めるための基礎が整い、溜まるスピードが早くなるはずです。

持っているものを把握

洋服を選ぶ女性

新しい服を買った後、家に帰ると「あれ、同じような服持ってた」なんてこともしばしば。洋服好きの浪費家にはよくあることです。

洋服を買うこと自体がストレス発散になっていて、今持っているものと同じようなデザインを次々と購入してしまうと、お金がどんどん出て行く赤信号。

また、部屋が整理整頓されていないと、必要な時に必要なものが見つからず、気がつくとドライバーが家に数セットもある…という友人もいます。

自宅には、自分が管理できるだけのものを整理整頓しておき、必要な時に必要なものがすぐに見つかるシステムを作るべきです。そうすれば、不要なものを追加で購入して無駄な出費をする悪循環に陥りません。

また、今あるものをきちんと把握していると、次に買うべきものも明確に見えてきます。無駄がありません。

ものを増やさない→ものを買わない

部屋とソファー

一度ものを減らしてしまうと、快適な空間ができて、ものを増やすことに抵抗を感じるようになります。私自身もそう。昔は大きなクローゼットとは別に、ハンガーラックが部屋を占拠していました。当時はストレスに感じませんでしたが、断捨離してハンガーラックを処分すると部屋はすっきり。今ではあの時の生活が服に圧迫されて自分が居心地がよくなかったことがわかります。

一度ものを減らして収納スペースを減らすと、その快適さをキープしたくなり、ものを増やさなくなります。つまり、ものを買わないから無駄な出費がなくなるのです。

時間が節約できる

部屋が整理整頓されず物で溢れていると必要なものを探しまわることになります。また、洋服が多すぎると衣替えも一苦労。時間をエンドレスに吸い取られてしまいます。

一般的な会社員の1日の余暇時間を考えると…

睡眠:7時間
労働:9時間
通勤:1時間
食事:2時間
生活:1時間(風呂・身支度など)
合計:20時間

基本的なことで24時間中、20時間を使っているので、余暇は多くて4時間しかありません。その間、テレビを見たり本を読んだり、友人とLINEしたり。あっという間に平日は過ぎていきます。私の場合は、運動に1時間以上と本を読むことに1時間ほどを消費するので、残り時間は2時間しかないです。

そんな貴重な時間をものを探すことに費やするのは大変もったいない!ものを探している間に、もっと他のことができるはずです。本を読んだり、友人と楽しい時間を過ごしたり。そんな時間を犠牲にして、家の中でものに溺れている…そう思うと、整理整頓された生活がいかに重要かがわかります。

まとめ:お金を貯めるならまず部屋を整理して基本を整えよう

朝日を見る少女

部屋をきれいにしたからといってお金が増えるわけではありませんが、気持ちが整い、溜まりやすくなるはずです。私自身、以前の部屋は物で溢れていましたが、いまはすっきり。同じ部屋だと思えないほど、ものが少なくなりました。

それでも気をぬくと、ついついものがたまりがちなので、数ヶ月に1度はしっかりと整理整頓を心がけて、特に洋服が増え過ぎないようにしています。たったそれだけですが、「こんな服、持っていたな〜」と記憶が定着して、新しい服が欲しくなっても、同じような服を持っていたことを思い出して、買い物ブレーキがかかって、買いすぎ防止になります。

▼1年間で100万円貯める方法

▼洋服を買い過ぎないようにする考え方

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