私のバッグが小さいたったひとつの理由。6つのメリットと小さくするコツ

私のバッグが小さいたったひとつの理由。6つのメリットと小さくするコツ

幼少期から荷物はできるだけりい作軽くしたい子どもでした。時代の流れとともにもはやバッグすら持つ理由がなくなってきたのではないでしょうか。小さなバッグの6つのメリットと小さくするためのコツをお届けします。

ずっとバッグを小さくしたかった

高校生

小学校に入った時、大きなランドセルを背負うのが苦痛でした。重くて動きにくい。重すぎて後ろに倒れたこともあります。幸いランドセルがクッションになって怪我しませんでしたが、小さい子どもにとっては辞書や教科書が詰まったランドセルは凶器に感じたものです。

荷物を少なくしたい一番の理由は、私がものぐさだからだと思います。そう、私が小さなバッグを持ちたいたったひとつの理由は、

重い荷物を持って歩きたくない

からです。できるだけ軽やかにいたいのです。重いものを持つと体のバランスも崩れて、歩くだけで疲弊します。筋力のためなら、筋トレが最適。

バッグを小さくしたかった学生時代

高校生になっても、私はバッグを小さくする努力をしていました。体が大きくなってもその分荷物と移動距離は増えて、通学が苦痛でした。

荷物を少なくするために、勉強道具を教室に置いて帰ったこともあります。私の通っていた高校にはロッカーがなかったので、机に入れっぱなし。翌日担任の先生から呼び出されて叱られました。

私「なぜ、教科書やノートを置いて帰ってはいけないんですか?」

先生「予習・復習ができないだろう」

私「休み時間に終わらせました」

先生「…。誰かに盗られるかもしれないだろう」

なるほど。盗難の危険があったわけです。

翌日私は友人と共謀して、教室の床下に通じる道を見つけ、床下の土に穴を掘りビニールシートを敷きました。防水ビニールバッグに教科書と辞書を全て詰め込んで、身軽になって帰宅。

土とスコップ穴を掘る

次の日の朝、私はまた先生に呼び出されたのです。

先生「教室の下に穴を掘って埋めるなんて、お前は馬鹿か!」

私「盗難のリスクを少しでも減らそうと…」

先生「隠してもダメだ!校則に書いてあるからダメなものはダメ!」

私「校則で禁じられている理由が知りたいんですが」

先生「書いてるからダメなの!」

らちがあきません。15歳のあの日をいまだに忘れません。1日10教科、全ての教科書を往復1時間半、持ち運んでいるのは地獄の拷問だと思います。何なら児童虐待だと思います。最近になって、教材を学校に置いて帰ることを認める風潮になってきているそうです。

▼絶望した高校時代に読んで社会の不条理とまっすぐ生きない方法を学んだ名書です

大人になってバッグを小さく…できなかった!

階段を降りる女性

そんな地獄の学生時代をくぐり抜けて、やっと大人になって荷物を捨て去ろうと思いましたが、そうはいきませんでした。私が就職した出版社では、雑誌の撮影取材のために自社雑誌を数冊持ち歩き、簡単な撮影を編集者がやることもあるので一眼レフカメラをバッグに入れ、何なら換えのレンズまで入れ、さらに取材用のノートにノートパソコンまで。

新卒から5年ほどは、大量の荷物を持ち歩いていました。

私生活ではバッグの最小化に成功

ロングヘアー女性の後ろ姿

その一方で週末バッグは最小化。財布と携帯が入る小さなバッグを愛用していました。むしろ手ぶらで出かけることも。そのストレスフリーたるや…。

IT会社に転職して大きなバッグを捨てた

座っている女性

30代でIT会社に転職したタイミングで、大きなバッグを処分し始めました。今では2-3個をパソコンを持ち歩く際に使っています。PCバッグも持っているので、小さいバッグ+PCケースで十分なのですが、会社のパソコンをどこかに置きっぱなすリスクがあるので、大きめバッグもまだ持っています。

それ以外は、全て財布と携帯が入るほどの小さいバッグ。これだけで十分なのですが、いまだに同僚や友人からは「よくそんなに小さいバッグで出かけられるね」とびっくりされます。

小さなバッグの6つのメリット

手紙を出す女性

私が考えるにバッグを小さくするメリットは5つあります。そして、デメリットは外出先で追加された荷物を入れられないことと、不足の事態に備えられないことです。前者は、計画性を持つことで解消可能。後者は、災害や震災などです。こちらは防ぎようがないし、むしろ大きなバッグにその対策が詰められているとは思えないので、心配な人は防災バッグを持ち歩く必要があると思います。ちょっと特殊なので今回は除外。

肩こり解消

バッグが小さいと重量ももちろん軽いです。必要最低限の荷物と小さなバッグの重量だと、肩こりは皆無。遠出しても毎日の通勤でも軽いバッグなら身体的な負担が小さいです。

外出準備が楽

バッグが小さいということは、必要な荷物も少ないということ。外出する際、バッグの中身を確認するのは簡単です。

忘れ物しない

小さいとチェックしやすいから、忘れ物しません。ただし、買い物に行くなどタスクがある際は要注意。普段バッグから断捨離してしまったショップカードや優待チケットなどは都度入れ替える必要がありそうです。

野暮ったくならない

ファッション的にも小さいバッグはバランスが取りやすく、大きなバッグに比べて洗練された印象になります。

収納スペースも小さい

大きなバッグはクローゼットで幅を利かせて、収納には不向き。でも小さなバッグは収納スペースが小さくても安心です。本体の値段も安いし、収納にも便利だし、全体的にコスパがいいんですね。

計画的になる

普段のバッグが小さいと

  • 荷物を増やしたくないので余計なものを買わない
  • 買い物するときは、エコバッグ持参

という習慣が身につきます。そのお出かけでどんなことをするかを想定して、準備する計画性が身につきます。私の周りで大きなバッグを持つ人は、心配性ですが、計画性があまりなく、「もしも」「なにかがあったときのために」たくさんの準備をしていますが、あまりその機会はなく、想定外のことが起こることもしばしば。それなら普段から身軽でいて、何かあった時にはコンビニでサクッと揃えた方がヘルシーだなと思います。

バッグを小さくするコツ

おしゃれな女性

私は今後もバッグの縮小は続き、最終的には基本的に手ぶらになると思っています。だってその方が楽だし、技術はそれを後押ししているのです。

支払いはキャッシュレス化

携帯を見る女の子

支払いは必ずキャッシュレス化しましょう。

  • スマホ決済
  • クレジットカード

をメインに。できるだけスマホで完結すると、財布も断捨離できます。今のところ日本では、現金のみ文化がまだあるので、年のために持ち歩いていますが、5月の現金使用金額は1700円。病院とクレカが使えないレストランの支払いです。

財布は小さく

財布には身分証とクレジットカード、よく使うポイントカードが入っていますが、最小限の大きさです。お金を貯めるには長財布がいいとか言いますが、そういう風水的なことは無視した黒の二つ折り(限りなく三つ折りに近い)を愛用。小さなバッグに余裕で入ります。

できることは全てデジタルシフト

対応できている店舗が少ないものの、コロナの影響でデジタルシフトが加速。ポイントカードもスマホに入り、支払いもスマホのみでOKとなると、持ち歩くのはスマホだけでいい日はすぐそこにやってきています。乗り遅れないように、できることからデジタルシフトしておきましょう。

▼むしろスマホもいらないスマートウォッチ

まとめ:デジタルシフトして、手ぶらで外出しよう

コロナの後、私たちはデジタルシフトを余儀なくされています。時代の流れに逆らわず便利なデジタル化に乗り遅れない方が吉。最初は面倒でも、慣れれば格段に楽なんですから。

▼手帳もデジタル化が必須

▼部屋も身軽になった方が人生楽になる

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