スーパーには1年中野菜が並んでいますが、それぞれの野菜には”旬”があります。私も畑仕事を始めて気が付いたことですが、人時もジャガイモにもキャベツにだって、”旬”があります。
旬の野菜を食べること、それは美味しい以外にも多くのメリットがありました。
野菜の旬とは
現在日本では150種類以上の野菜が栽培され市場に出回っています。どんな野菜にも、栽培・収穫に適した時期があります。旬の野菜は、実はいいことだらけ。野菜の旬を知って、体にいい生活を始めましょう。
旬の野菜を食べるべき3つの理由
野菜に旬があるのは知っているけれど、なぜ旬に食べるのがいいのでしょうか。その理由を知ると、旬がいかに大切かがわかります。
栄養価が高い
例えばほうれん草の旬は冬。夏にもスーパーに並んでいますが、ビタミンCの含有量が3倍ほど違います。
- 夏:20mg
- 冬:60mg
同じ量のほうれん草を食べてもこれだけ栄養価が違えば、もはや違う野菜!?と感じるほど。旬に食べればたっぷりの栄養価を享受できるのです。
美味しい
旬の野菜は、体が欲している成分なので、美味しく感じます。例えば夏はトマトやきゅうりなど、体に水分補給して冷ましてくれる効果がりますし、冬はネギや大根などビタミンCをたっぷり含み風邪をひきにくくしてくれます。栄養価とも繋がりますが、体が必要なものは旬の野菜が補給してくれるのです。だから人はそれを「美味しい!」と感じられるそう。
価格が安い
旬の野菜なら、適した時期に大量に収穫できるため、価格はやすくなります。栄養価も高く美味しいのに価格も安い!いいことずくめです。
季節ごとの旬の野菜
春
春に旬を迎える野菜です。
- キャベツ
- アスパラガス
- セロリ
- たけのこ
- そら豆
- さやえんどう
特に年中スーパーに並んでいるキャベツは春が旬なので、この時期たっぷり食べたいものです。
夏
夏に旬を迎える野菜です。
- レタス
- トマト
- きゅうり
- ピーマン
- かぼちゃ
- なす
トマトやきゅうりなど、体を冷やしてくれる野菜が多い一方で、かぼちゃやナスなど人気の野菜もラインナップ。夏は旬の野菜が目白押しで、最高です。
秋
秋に旬を迎える野菜です。
- にんじん
- じゃがいも
- 玉ねぎ
- さつまいも
- ごぼう
にんじん・じゃがいも・玉ねぎの大活躍野菜がラインナップ。1年中食べられている基本の野菜だけに料理のアレンジの幅も広いですよね。
冬
冬に旬を迎える野菜です。
- 白菜
- ブロッコリー
- カリフラワー
- 春菊
- 小松菜
- ねぎ
白菜は鍋の名脇役。また小松菜・春菊・ねぎなど、鍋にぴったりな野菜がラインナップし、冬の食卓を彩ります。また、ブロッコリーは冬が旬。栄養価たっぷりなので、蒸して美味しくいただきましょう。
美味しく・簡単に野菜を食べるコツ
野菜によっては茹でると栄養価が流れ出てしまうものもあって、その全てを享受できないことも。私の場合は、手っ取り早く蒸していただくことも多いです。旬の野菜はしっかり味が濃くて、蒸すだけで美味しくほっこり。レンジでチンもできますが、一番美味しいのは、きちんとせいろで蒸すこと。せいろと鍋があれば、簡単に蒸し野菜ができ、せいろは1000〜2000円くらい。ひとつ持っていると便利です。
まとめ:栄養たっぷりで美味しくて安い旬野菜をたっぷり食べよう
いいこと尽くしの旬野菜。いつもスーパーに並んでいる野菜ですが、旬を意識するだけで、体にもお財布にも優しい最高の食材です。これから寒い冬がやってきますが、旬野菜をたっぷりと食べて、たっぷり栄養を取り、風邪やコロナに負けない体づくりを進めましょう!