健康のために野菜を食べた方が良さそう、ではあるが、それが何故なのか、実はわかっていなかったわたし。調べてみると、「揃いも揃って、野菜食べろ!っていうのかわかった!」とすっきりしました。本気で毎日野菜をたっぷり食べた方がいいので、皆様、ぜひ毎日野菜を食べましょう。
なぜ野菜を食べるべきなのか?
野菜を食べる量が少ないと、身体にさまざまな影響が出て、健康を害する可能性が高いです。
私は「肥満防止」で野菜を食べた方がいいのかなと思っていたのですが、実はもっと大きな「ガン予防」にも効果ありという研究結果もあり驚愕しました。
全死亡リスクが減少
野菜摂取量が多いグループでは全死亡リスクが約7-8%減少することがわかっています。
ちなみに果物も同じ傾向があります。
がん予防に効果あり
野菜を食べると特定のがんの発症率が下がることが研究でわかっています。
例えば、食道がんは、1日当たり、野菜や果物を100g多くとるごとに、食道がんの発生リスクを10%下げるという結果が出ています。他にも胃がん・肝臓がんと野菜摂取量は、相関があると考えられているのです。
がんを予防する5つの習慣に、食生活を見直すがあります。食生活の注意点は、
- 塩分のとりすぎ
- 野菜や果物をとらない
- 熱すぎる飲み物や食べ物をとること
です。これらが、がんの原因になるということが明らかになっています。
日本人男性の2人に1人、女性の3人に1人ががんになると言われていますので、がん予防は人ごとではありません。
肥満予防に効果あり
野菜の5年間の摂取量が1日に100g増加するごとに、体重が25g減少していたことがわかりました。減少量は多くないですが、1日に100g増加するごとに、体重が74g、129gそれぞれ減少しています。
美肌効果も期待できる
野菜をとらないと、腸内環境が乱れたり、ビタミンが不足して肌荒れを起こします。
野菜をたっぷりと食べると肌の健康を保つといわれているビタミンCやA、B群がバランスよく摂取できますので、美肌効果が期待できます。
野菜は1日350g食べよう
がん予防効果があるというだけでも、野菜をたっぷり食べる価値があることはわかりました。ではどれくらいの野菜を食べるべきなのか?
1日350gを食べること
が推奨されています。350gの野菜は、これくらいです。
1日でこの量ですが、毎食何かしら野菜の小鉢やサラダを食べて、主食にも野菜をたっぷり取り入れる必要があることがわかります。
ちなみに現在の日本人は、20代で約250gしか野菜が食べられていないので、100gも足りていません。
そして現在の日本人の野菜摂取量はというと、平成22年12月に発表された厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(平成21年度調査)では、成人の1日当たりの野菜の摂取量は、平均295.3gでした。最も多い60歳代で339.6g、最も少ない20歳代で241.9gです。300gを超えていたのは50歳代以降の世代でしたが、どの世代も350gを超えてはいません。
協会健保 健康サポート
たっぷりの野菜を美味しく食べるために、おすすめしたいのが「蒸す」方法です
野菜は蒸していっぱい食べよう
野菜は生のまま食べるとカサが多くて、食べるのに一苦労してしまうことも。そんな時は蒸して食べましょう。
カットした野菜をセイロに入れて数分蒸すだけでホクホクになります。お塩をかけていただくと絶品。
もっと簡単に食べたいなら、レンジでちんするスチームケースを活用しましょう。野菜にもよりますがブロッコリーなら1〜2分で美味しく蒸しあがります。
夕食でよく食べる手軽な野菜飯
白菜たっぷりのトロ煮は、週に1回は食べる定番です。めちゃくちゃおいしい。
大根と豚肉の蒸し煮もよくやります。これもとってもおいしいです。
冷蔵庫にある野菜を切ってオーブンで焼くだけ。オリーブオイルと塩で美味しくいただく野菜もとってもおいしいです。
残り野菜で絶対美味しくなるのはミネストローネ。これはたっぷり野菜が食べられます。ベーコンは少なめに。
まとめ:毎日野菜を食べて健康を手に入れる!は本当だった
野菜を食べれば健康になるのは本当です。
日本の3人に1人がガンになる現代で、食道がん・胃がん・肝臓がんの発症率が低くなることがわかっているので、それだけでも野菜を食べる価値があります。
美味しい野菜を毎日食べて、体の中から健康を手に入れましょう。未来の自分のために!