白湯(さゆ)ってただのお湯やん、なんで朝飲むんだろう。不思議に思っていたんですが、想像以上の効果があったんです。しかも簡単!ただし、方法を間違えると健康を害してしまう可能性があるので、きちんとしたやり方で毎日の白湯生活を始めてみてください。
白湯(さゆ)とは
白湯(さゆ)とは、水道水を沸かして、少し冷ました50〜60度のお湯のこと。いったん沸騰させたお湯を冷ますと、カルキなどの不純物が飛んで、純粋な水成分だけが残ります。
よく、モデルや女優が白湯を飲んでいると言いますが、こんなに簡単なのに結構すごい効果があるんです。
特に寝起きに白湯を飲むのがおすすめなんです。
白湯の2つの効果
朝、起きたばかりの体に白湯を飲むことは2つの効果があります。
体の中から温まる
人は体温が下がると血流が悪くなります。体温が1度下がると免疫力は30%も下がってしまうと言われています。
白湯を飲む事で寝ている間に下がってしまった体温をあげることができます。内臓が温まると、女性にとって嬉しい効果がいっぱい!
- 排出が促されてデトックスになる
- 脂肪燃焼効果が高まる
- むくみ解消
- 美肌効果
- 冷え性改善
- 肩こり解消
いいことしかないですよね。体温を上げること、いかに大切かわかると思います。
内臓の掃除
温かいお湯で食器を洗うと汚れが綺麗に落ちます。あれと同じことが白湯を飲むと体の中で起こります。
消化器官に残った前日のご飯もすっきりと洗い流してくれます。前日に脂っこいお肉を食べたり、こってり食べすぎた時、体の中の汚れを洗い流すイメージで白湯を飲んでいます。人間の体の中もやっぱり汚れってたまりますよね。水よりもお湯の方が汚れが落ちやすいから、白湯なんです。
これが私が一番しっくりきた寝起きに白湯を飲むべき理由でした。
白湯の作り方
白湯の作り方は簡単です。
お湯を沸かす
まずはお湯をわかります。水道水をぐつぐつ沸騰させるだけ。10分ほど沸騰させましょう。
水道水に含まれる塩素は、沸騰するとすぐに無くなりますが、発がん性のあるトリハロメタンは沸騰させることで2~3倍に増えてしまうというデータがあります。10分以上の沸騰でトリハロメタンは気化しますので、十分に沸騰させることが重要です。
お湯を冷ます
沸騰したばかりのお湯を50〜60度に冷まして飲みやすい温度になるまで待ちます。
白湯の飲み方
白湯には何も入れずに、ゆっくりと飲みましょう。
まず白湯に何も入れないのは、胃腸を休ませるためです。何かを入れると胃腸が休まらずに働くことになってしまいます。
温かいうちにゆっくり白湯を飲み干します。
白湯を作りながらしていること
起き抜けに白湯を作までには15分ほど時間がかかります。
その時間を有効活用する方法をご紹介します。
歯磨き・舌磨き
寝起きの口の中は雑菌でいっぱい!よく便に含まれる10倍の菌が寝起きの口の中にいると言われています。
だからまず白湯を飲む前に歯磨きと舌磨きを。口の中を綺麗にしてから、白湯を飲んで体の中から綺麗になりましょう。
空気の入れ替え
朝、起きたばかりの部屋の中には、二酸化炭素やホコリや料理の残り香が充満しています。
人間が生涯の中で口から摂取するものの57%は空気なんです。食べ物でも飲み物でもないんですね。意外!私たちは、空気から、不純物を自然と体に取り込んでいます。朝、10分間だけ窓を開けて空気を入れ替えることで、そういった不純物を一旦リセットすることで綺麗な空気を体内に取り込むことができます。
これ、めちゃくちゃおすすめです。
寝起き白湯を1ヶ月続けて感じたメリット
寝起き白湯生活を1ヶ月続けました。
冷え性が改善した
夏でも足の指が冷え切っている冷え性なんですが、朝に白湯を飲むようになってから、その冷え性が少し改善したんです。
びっくり!
冷え性は、10代の頃から続いていたので、朝白湯を飲むだけでこんなに症状が改善するなんて思ってもみませんでした。
朝、テキパキ行動できる
白湯を飲むルーティーンが決まってるので、テキパキ動けます。
また、体が温まってるから初動が早くなりました。寝起きにソファでゴロゴロしている時間が減ったかも。
朝ウォーキングの消費カロリーが上がった
Apple Watchでウォーキングのログをとっているのですが、同じコースで同じスピードなのに、消費カロリーが増えました!
代謝が上がってるんだと思います。
便秘解消
朝の排便が毎日になりました。便秘に悩んでいる人はぜひ!
まとめ:寝起きの白湯で体の中から綺麗になろう
白湯は簡単だけど、とても効果てきめん!タダでできるし、やらない理由はないです。白湯を作るのはちょっと面倒かもしれませんが、お金もかからないので、ぜひ毎朝の習慣に取り入れてみてください。