卵巣嚢腫で手術したら…④手術後のこと

卵巣嚢腫で手術したら…④手術後のこと

卵巣嚢腫(5cm)で入院・手術しました。健康診断で嚢腫が見つかってから、手術、術後までの体験をまとめています。

今回は、手術後、初検診のお話です。

卵巣嚢腫の手術後2ヶ月たって

手術

手術から、2ヶ月が経過しました。

卵巣嚢腫の手術後、どのような生活をしていたか。今の経過をまとめたいと思います。

退院時に、主治医から言われていたのは

  • 運動禁止
  • 湯船禁止

でした。ジムで筋トレもできないし、プールで泳げないし、温泉にも入れません!!ストレス!!!!

手術直後1週間

手術から3日後、退院しました。朝、先生の回診で問題なかったので、午後一で病院を出発して、家へ。

一人で帰らないといけなかったので、荷物は病院地下にあるナチュラルローソンから、郵送しました。

私はバックパックに荷物を詰めていたので送料は1000円くらい。リュックを包む、ビニール袋を持っていけばよかったです。

外の風がきもちいい!

病院食も美味しかったですが、久しぶりの外食ランチを楽しんでから、帰宅しました。

帰宅後、1週間目までは動くとちょっと痛かったので、運動は控えて、ゆっくりマイペースにウォーキングしました。家事も少し。ご飯は手抜きして、あり物を買ったり、近所に外食しに行きました。こういう時、出来合いのご飯はとっても便利!

念のため、退院から1週間は仕事を休みました。ゆっくり過ごして自分をたっぷり甘やかしました。有給は最高です。

体力的には、手術後、5日目からはリモートワークなら問題なくできたと思います。もし、すぐに仕事復帰と考えている方は、1週間お休みを取っていたら最低限乗り切れるかと思います。ただ、立ち仕事は、10日間は休んだほうがいいかと思います。

もちろん、術後の経過次第なので、私の場合ですが。

手術後1ヶ月

日常生活をしていて不都合なことはありません。

あえてひとつ挙げるなら、ヘソの傷です。

ヘソは、手術の際にカメラを入れるので比較的傷がついていますが、保護テープがつけられないのです。ヘソ周りに若干の違和感がありつつ、特に問題なく日常生活を送っていました。

手術後2ヶ月

2ヶ月で、初めての検診でした。

が、その前々日

ヘソから膿が!!!

白くてドロっとした膿が出て、ヒィィィとおののきました。綺麗にしてたつもりなのに。どうしよう。ネットで検索しましたが、まあ明後日検診だしとそのままに。

2ヶ月後の検診では、細胞検査の結果が告げられます。

私は、今までの検査結果の通り”良性”でした。ひとまずホッとした!

先生に、ヘソの膿のことを伝えると

「あー、でも手術から2ヶ月経ってるから、問題ないです」

とのこと。ただ、ヘソはもともと清潔な箇所じゃないから、シャワーの後、水分をふき取るようにと。傷があるからこわごわやってたのがよくなかったみたいです。

「しっかり、水分拭き取って清潔にしてください」

と言われました。それからは、タオルでヘソの中も(表面のところ)をしっかり拭くようにして膿は治りました。よかった〜〜!

超音波検査でも卵巣にしっかり卵子が育っていることを確認。手術の影響で妊娠に影響することはないそうです。

次の検診は2ヶ月後

次の検診は、さらに2ヶ月後です。

「これ以上ないくらい、順調に回復してますよ!」

と、主治医からお墨付きをもらったので、ホッとしました。

まとめ:初めての手術を終えて

ロングヘアー女性の後ろ姿

初めて手術を経験して、とても不安でした。何かあったらどうしようという不安がいつもつきまとっていたし、独り身の心許なさを痛感した半年間でした。

それでも無事に手術を終えられたのは

  • 先人たちが残したブログ
  • 困ったときに支えてくれる友人

の存在が大きかったです。一番最初は、この病気のことを自分で調べて、次に学術的なこと以外に、実際に経験した人の話を聞いてみたかった。そんなとき、経験談を詳細に残してくれているブログは本当に心強かったし「私も大丈夫」「これくらいの心の準備をしておけばいいんだ」と自分の中で整理できました。

それでも不安な時は、友人が話を聞いてくれたし、何かあったら病院に行くからいつでもLINEして(コロナで面会はできないがお届けものはできる)と言ってくれた友人の存在が本当にありがたいと思いました。

一般的には、成功率も高くて、後遺症も少ない手術と言われていますが、当人にとっては一大事。1%でも失敗の可能性があるなら、100人に1人の失敗を自分が引き当ててしまうのではないかと心配になってしまう気持ち、よくわかります。

大切なことは、心と体の準備をしっかりと整えて、お金の心配だけはゼロにしておくことだと思います。

もし、あなたがこれから手術を受けるなら、今は不安だと思うし、その不安は消えないけど小さくすることはできます。病気のことをしっかり調べて、リスクを恐れすぎず、自分の心の支えになる人に相談して、お金のことをしっかり調べて、あとは健康的な生活を送って手術の日を待ってください。きっと、きっと。大丈夫です。

▼①診断から入院まで

▼②手術と病院食

▼③手術のお金

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