毎日どんな服を着ようか、悩んでいませんか?特に女性は毎日違う服を着る必要があると刷り込まれています。でも本当にそうでしょうか。その呪縛から解かれれば、服を買ったり選ぶ時間と購入するお金を節約できるのではないでしょうか。
ファッション誌が作り出した着回しという呪縛
「毎日違う服を着ないといけない」という間違った思い込みを作り出したのは、紛れもなくファッション誌です。
どんな雑誌を読んでも、毎月新しい服が掲載され、毎日違った洋服で会社に出勤するOLの1ヶ月コーデが提案されています。
でもその着回しこそが、本当に必要かどうか、あなた自身も考えて欲しいのです。これは、ファッション誌に携わっていた自分への戒め。そして、その世界にいた自分からできるあなたへの問いかけです。
▼服を買うなら、捨てなさいを読んで、洋服に対する考えを変更!
立ち止まって考えると、あんなにファッションを愛していたはずの自分がやっていた行動が全て無駄に思えてきたのです。
”着回し”やめて得した時間
着回ししないと、ファッションに割く時間が激減します。これは深く実感しているところ。逆にその時間を持て余してしまうかもしれないので注意が必要です。
服を購入する時間
シーズンごとに、洋服を購入する時間が必要です。
- ウェブサイトから注文(20-60分)
- ショップへ行って試着する(60分以上)
私の場合は比較検討するので、週末が洋服選びに費やされるのはザラ。その時間が楽しくはあったのですが、他のことをする時間が皆無です。ネットでの購入は、手軽ですが膨大な比較検討対象があるのも考えもの。最終的にはZOZOのオーダーが一番いいんじゃね…?という結論に至りました。
しかし、もっとも時間を節約できるのは、買わないことです。明らか。
毎日服を選ぶ時間
手持ちの服が増えると、コーディネートをする時間も増えます。組み合わせが増えるためです。
この時間、楽しくもあるんですが、面倒でもあります。着回しの根底には、毎日違う服でいなければならないという、絶望的に無根拠な決まりがあります。
そのため、お気に入りのコーディネートを見つけても「このコーデは、昨日やったから今日は違うコーデで…」と、永遠に定番を作ればいのも時間を吸い込まれるポイントです。
服を処分・整理する時間
部屋のキャパシティによっては、ある一定の容量を超えたら服を処分しなければなりません。また整理整頓して着たい服がすぐに見つかるシステムも構築すべきです。
でも、着回ししなくて良くて、洋服の点数が限られていたら、そもそもそんな工夫を構築しなくてOK。自分の脳みそで管理できるほどの洋服であれば、無駄に処分や整理整頓する時間を取られずにすむのです。
合理的!
”着回し”やめて得したお金
着回しはお金をたっぷりと使います。それは、ファッション雑誌の思うツボ。そもそもファッション雑誌は、雑誌に出稿してくれる広告収益で成り立っています。その広告は、コスメとファッションブランド。つまり、広告主であるファッションブランドの売り上げに貢献する必要があるのです。
新しい服を買うお金
着回しするためには、大量の服が必要です。必要なものをどんどん買い足せば、その分お金がかかります。洋服、バッグ、靴、メイク道具、ヘアカラーなど。ファッション全般にお金がかかり、きりがありません。
私の場合は、とにかくシーズン当初に新作をポンポン買っていたので、本当にお金がたまりませんでした。
広い家に住むお金
洋服が多いと、その分、たっぷりの収納が必要です。私の友人は衣装部屋が必要なため2LDKの家賃20万弱の部屋に住んでいます。私は洋服スペースが小さい分狭い部屋でOK。これは毎月の固定費なので、少し節約するだけで、年間数マンから数十万円の節約効果があります。
ミニマリスト、最高!
まとめ:着回しの呪縛から解かれたら生きやすくなる
毎日違う服を着ることで、特をするのはモデルさんくらいのもの。一般的なOLなら毎日同じ服を着ればOKです。その分、時間とお金に余裕が出てくるはずなので、自分のスキルを磨くゴールデンタイムにしましょう。
着回しを脱してもうすぐ2年。着回ししなくていい人生って、最高だなぁ。