それでも私が友人に投資をすすめる4つの理由

それでも私が友人に投資をすすめる4つの理由

投資のことを友人と話すことは、私にとって大きなメリットはありません。私が紹介した商品に入れば報酬がもらえるわけでもなく、時間とお金をかけて、一生懸命収集した情報を無料で提供しています。それでも私が彼女たちに投資の話をして手助けするには4つの理由があるのです。

友人と投資

ビーチに立つ3人の女性

私が投資を始めたのはつい最近。2018年12月に個別株デビューしました。それ以前はなんとなく投資信託を積み立てているだけでしたが、個別株の世界へと足を踏み入れてからどっぷりと投資にはまるようになりました。

それ以前の私は、とにかくファッションが大好きで、洋服と靴とバッグ、そして美容のことで頭がいっぱい。セリーヌのデザイナーが誰になったとか、Sacaiの今季のコレクションが素晴らしすぎるとか。友人たちも同じで、ファッションが大好きで、洋服と美容に人生とお金を全て捧げる人たちばかりでした。

2018年12月からお金の勉強を始め、2019年春にFPの資格を取得。お金のことを勉強すればするほど、資本主義がいかに

知っていれば得をして、知らなければ損をする

という仕組みなのかを痛感しました。そして、大事なはずのお金の勉強は自分が興味を持って一歩を踏み出さない限り誰も教えてくれません。学校では、労働者になる勉強はありますが、投資家になるための選択肢は教えてくれません。

▼資本主義には、労働者・経営者・投資家がいる

ファッション好きだった私しか知らない友人たちは、半年ぶりに会った私の思考があまりにも変わり果てていたので最初は驚愕しますが、きちんと話すと「もっと知りたい!損したくない!」と言ってくれました。

そして、彼女たちに配当金や株主優待、投資信託にキャッシュレス決済のポイント還元まで、自分が知っている情報を全て提供しました。

でも…

95%の人は、実行しません。

「証券会社の手続きが面倒でまだ…」

「キャッシュレス決済って、やっぱり怖くて…」

「NISAってなんだっけ…?もう一回教えて!」

「楽天カード、作らなきゃと思ってまだ…」

そこで私が決めた2つのルールがあります。

  1. 自分からは投資や資産運用のことは話さない
  2. 相手が望んだら何度でも話し、手助けする

1は、当たり前として、2を決断したのには理由があります。

それでも私が友人に投資の話をする理由

ルール

95%の人が結局実行しないなら、もう話をするのはやめてしまおうと思ったこともありました。でも、それでも私は相手に問われたら、自分が知っている限りの全てを話して必要があれば手助けします。それには4つの理由があります。

不幸になって欲しくないから

彼女たちが一生潤沢な資産の中、幸福に送れるのであれば私は投資のことをひとことも助言する必要はありません。でも、今の彼女たちは昔の私。手に入ったお金は全てファッションや美容に消えて、将来のための貯蓄はゼロ。なんなら、ローンを組み負債を抱えています。

大好きな友人たちが、お金のことで不幸になって欲しくない。だから、資産運用に興味を持っている人にはいつでも話しをして、必要あれば手助けをします。私にできることならば。

いつか思い出して役立つ時が来ると信じているから

今やらなくても本当に困った時、思い出して行動に移せるかもしれないとどこかで信じています。

人間は知らなければ、思い出すことはできません。

投資のことを教えてくれる人は、学校にもファッション仕事先にもいませんでした。彼女たちにとって私がその1人目になれたら光栄です。そして、そのひとつのひっかかりが、困った時に「あ!そういえば!!」と思い出してくれれば、不幸になる友人を一人でも救えるかもと思うのです。

資産運用のことを忖度なしに相談できる場所がないから

私が投資を始めた時に困ったのは、お金のことを忖度なしに相談できる場所がゼロだったことです。

FP(ファイナンシャルプランナー)に相談しようとしても、銀行のセミナーにいるFPは銀行の商品を勧めて来るし、フリーのFPは相談料がとても高い。お金絵のセミナーも数十万円からで内容もよくわからない。

気軽にどうしたらいいか相談できる人がいたらいいのにな〜と思っていました。だから、私は友人とランチしながら気軽に資産運用の相談に乗れたらいいなと思うんです。といっても、私もまだまだ初心者。証券会社の解説の仕方や、オススメの銀行、NISAって何?と言った基本的なことですが、基礎が揃えばあとは本を読んだり、セミナーで必要な情報をとったり自分でできます。

最初の一歩は誰にでもハードルが高いので、それを手伝いたいのです。

投資人口が増えないと、日本は終わって税金も高くなるから

これは利己的ですが、できるだけ投資人口を増やし、国民の所得を上げていきたいと思っています。そうしないと、所得が多い人に重税がかかり、生活保護者が増えれば税金が投入されるから。

自分を守るためにも、やはり日本全体が豊かでないといけないのです。

まとめ:投資で自分だけが幸せになっても意味がない

朝日を見る少女

4番目の理由は、とても利己的ですが、日本全体が貧しくなれば、投資家への重税も免れられず、想定している利益が大幅に減ってしまう可能性があります。

それを避けるためにも、日本国民全体に豊かさを取り戻してほしい。

綺麗事でもなんでもなく、まずは自分ができる範囲の周りの人から。そして、ブログを通して、もっと多くの人へ投資で豊かになれる生活を提案できれば最高だなと思っています。

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