株価暴落で含み損が20%超えても心穏やかでいられる理由

株価暴落で含み損が20%超えても心穏やかでいられる理由

2020年3月は、コロナショックにアメリカ大統領選挙。世界経済を揺るがすような株価や為替の大暴落と大急騰で波乱の経済状態です。NYダウは1000ドルの急騰したかと思えば、翌日は全戻し…。これから世界はどこに向かっていくんでしょうか。そんな波乱の相場でも私の心は比較的穏やかです。

含み損が20%超えました

財布

2018年12月に日本株への投資をスタートしました。1年2ヶ月で約105万円を投資して、ただいま含み損が22万円!投資金額に対して評価金額がマイナス20.31%。含み損をたっぷりと抱えています。

私の銘柄の中で、大きなマイナスを出しているのが

  • JT
  • 日産

この2銘柄です。特に日産は-55%と大きな含み損に…。とはいえ、私はこの暴落局面でもいたって心穏やかです。

株価暴落でも私が心穏やかでいられる理由

女性

底の見えない暴落局面で、思いのほか、心は穏やか。狼狽して売ろううという気持ちもなく、焦って買い進めようという気持ちもそこまでない。なぜこんなに凪のような気持ちなんだろうということを自分なりに考察してみました。

会社員で固定収入がある

電話する女性

幸いなことに私は会社員。安定した固定給があります。株価が暴落して資産が目減りしても、食べるに困るようなことはよっぽどのことがない限り怒らないかなという安心感があります。

会社員は、固定給がもらえる代わりに、働きっぷりに応じて収入が増えることはありません。しかし、経済が悪化してもある程度の固定給が保証されています。

これからさらに経済状況が悪化して、最悪の場合、会社が倒産する…ということがあれば、私は無職で固定給がなくなりますが、今のところその可能性は高くないかなと思っています。以前、労働者の良い点を発揮!

▼労働者・経営者・投資家、あなたはどうなりたいのか?

キャッシュポジションが多い

スマホ

幸いなことに私の有価証券への投資金額はまだ多くありません。資産のうち、現金比率が多いことは心の安定につながりました。

  • キャッシュ 約900万円
  • 保険 約195万円
  • 株・投資信託 約250万円

上記のようにリスク資産は20%ほどです。株価が乱高下しても、現金比率が高いために、心穏やかで入られます。

しかし、この現金ポジション。実際は意図して現金のままにしているわけではないので、いつかは有価証券に変えたいなと思うこともあります。そのタイミングが今じゃないかなというのは悩みどころ。このタイミングで半分くらいを有価証券に変えるか…。

優待銘柄を多く保有している

うどん

2019年に買い進めたのが優待銘柄でした。株価が下がっても「まあ、優待がもらえるし、いいか」と呑気に構えていられます。これは、私の大好きな優待名人桐谷さんもおっしゃっていて、優待がもらえることによってホールド力が上がり、結果的には安値で手放すことなく、値が戻るまで待てるそう。

去年は、優待銘柄ばかり買ってしまい、やや後悔しましたが、この局面になって、手放したい銘柄は特になし。なぜなら、優待を楽しみにしているから今の株価は、ずっと持ち続ける予定だから。去年の投資先は、よかったかもな…と振り返っています。

株=現金と思うと心乱れる

手紙を出す女性

株イコール現金だと思うと心が乱れます。10万円が5万円に減って、5万円損した!と思うと、怖くなって買い進められません。

株は買ったらモノだと思うと、心穏やかになれました。株は現金とは違うので目減りするし、増えることもあります。含み益も含み損も、利確するまでは幻想(笑)。一喜一憂しても、手放す必要がないなら時間の無駄です。

もちろん信用取引はゼロ。全て現物で

グラスの水

信用取引をすれば、自分が持っている資産以上に運用ができますが、暴落時は危険。一瞬で資産を無くしてしまう可能性があります。

有価証券は現物のみが私のポリシー。追証なんてくらいたくありませんから。

まとめ:暴落時に後悔のない銘柄と安定収入が大切

安定した収入があれば、暴落時にも心穏やかにいられるはずです。そして、どんな時でも銘柄を選ぶ際は「暴落して半値になってもその銘柄を持ち続けられるか」という気持ちを持って、投資に取り組みたいと思います。

来週はどんな相場になることか。波乱の展開にも耐えられる強いメンタルで相場と向き合い、日々淡々と会社員の責務も果たしたいと思います。

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