貧乏の正体は欲望だった。収入>支出にするには欲望管理が重要です

貧乏の正体は欲望だった。収入>支出にするには欲望管理が重要です

なぜかお金がたまらない。定期的な収入はあるのに、なぜかいつもお金がない。そんなあなたは、もしかすると自分の欲望を管理するのが不得意なのかもしれません。

収入が多くてもお金持ちとは言えない

ロングヘアーの女性

収入<支出

浪費家

誰もが羨む年収1000万円。日本の給与所得者のうち、全体で5%が年収1000万円です。

1000万円超1500万円以下 : 3.6%
1500万円超2000万円以下 : 0.8%
2000万円超2500万円以下 : 0.3%
2500万円超 : 0.3%

上位5%なら、お金持ちといっても過言ではないですよね。でももし、それ以上に支出があったら、お金持ちとは言えません。

年収1000万円 支出1200万円 = -200万円

上記の場合、赤字で、いくら稼いでもどんどん貧乏になっていきます。

収入>支出

倹約家

年収400万円 支出300万円 =  +100万円

2021年9月に行われた調査では、日本人の平均年収は430万円でした。中央値で見ても437万円なので、平均的な収入が400万円台と考えていいでしょう。

この一般的な収入でも、支出が少なければ、先ほどの年収1000万円で赤字の人よりも、金銭的に豊かであると言えます。

年収1000万円の浪費家より、400万円の倹約家になろう

花畑の女性

上記の例を見てみると、最終的に

年収1000万円の浪費家

よりも

年収400万円の倹約家

のほうがお金が貯まっています。

つまり一番大事なのは、

収入>支出

にすること。収入がいくら多くても支出がそれを上回れば、お金はたまりません。当たり前の話です。

理想的な収支バランス

  • 収入:多い
  • 支出:少ない

一番理想的なのは、収入が多くて、支出が少ない家計です。

仕事に対するストレスが少ない上に、高収入を稼げるのが理想的。支出をしっかりと管理して、無駄な支出を控えれば、最強にお金が貯まります。

良い収支バランス

  • 収入:少ない
  • 支出:少ない

収入を上げることが容易でない場合は、支出を少なくすることで、収支バランスを整えて、お金を貯めるのが現実的です。

この時、収入が少なくても支出よりは多いことが必要最低条件です。いくら支出を最適化しても、収入より多くなってしまう場合は、今すぐ転職しましょう。

改善が必要な収支バランス

  • 収入:多い
  • 支出:多い

収入が多くても支出が多い場合は、今すぐ改善が必要です。ただ、しっかり支出を整理整頓して最適化すれば、理想的な収支バランスに行ける可能性が高い家計といえます。

特に収入が多くても、ストレスが多くて、なぜかお金を使っちゃうという人は改善の余地あり。ストレスが多いと、仕事で昇華されないフラストレーションで浪費が増えてしまうので、収入が多くてもお金がたまらないんです。

まさに、昔の私。600〜650万円の収入があったのに、貯金はゼロでした。洋服を買いまくり、エステに通いまくり、外食をたらふくしていたので、当然の結果です。

今は家計が改善して、年間210万円の貯蓄に成功しました。

収入<支出

の人は今すぐ支出管理に取り組んでください。必ず結果が出ます!!

根本的に改善必須な収支バランス

  • 収入:少ない
  • 支出:多い

一番やばい収支バランスです。

収入は少ないのに、支出が多い。必然的慢性的に毎月の収支はマイナス。なのに、浪費が止まらない…。こういう人は、まず支出管理して、欲望をコントロールしましょう。その上で、収入を上げるために転職必須です。

でも一番難しいのが、欲望のコントロールです。

世界は欲望に溢れていて、それを制御できるかできないかがお金持ちになれるかどうかを決めます。

そう、

収入が多いだけではお金持ちにはなれない

のです。

欲望コントロールをする方法

雪と女性

欲望をコントロールできない人は、捨てることから始めましょう。

テレビを捨てる

テレビの裏側には、戦略的な大人たちがたくさんいて(広告代理店とかメーカーの敏腕マーケターとか)私たちがどうやったら、その商品を買ってくれるか、いつも考えています。

彼らの戦略がテレビを通して私たちに届き、私たちは洗脳されて、本当は必要じゃないのに「買いたい!」「買わなければ!」と思わされているのです。

それがわかった上で番組を見られるならいいのですが、支出が多い今、あなたはどっぷりと洗脳状態です。

まず、テレビを捨てましょう。

強制的に見られない環境にして、自分の中の欲望をリセットします。

ファッション雑誌を見ない

テレビと同じで、ファッション雑誌の裏側にもあなたに商品を買わせるために日々努力を重ねる編集者とメーカーのマーケターがいます。元編集者の私がいうので間違いありません。いつも考えていました。

「どうやったらこの商品の良さが伝わって、読者が買いたくなるのか」

を考えて企画を考えるのです。そして、新しいトレンドを提唱して、「これを着ないとトレンドに乗り遅れちゃうよ!」と促して新しい商品を買わせるのです。

雑誌の収入の大半が、広告である以上、この構造は変わりません。

雑誌を買っている人は少ないかもしれませんが、美容室などで勧められても芽を通してはダメです。買うのはもってのほかです。

インスタを見ない

今すぐアプリをアンインストールして、もう2度とインスタは見ないことです。

インスタには欲望が溢れています(笑)。

おしゃれな洋服に、高級な家電、新築の家などなど。とにかく欲望がかき立てられる作りになっています。

インスタグラムには、アルゴリズムが強く入っていて、その人の趣味思考に合った広告や投稿が優先的に掲載されるようになっています。だからその人が「欲しい」と思いやすいものに出会いやすいんです。

今すぐ、アプリは閉じましょう。

知人の自慢も見なくてOKです。

人と比べない

インスタをアンインストールすれば、秒単位での人の自慢を見ることは無くなりますが、やっぱり友人とあって話をすると「自分ももっと…」と思うことがあると思います。

比べないことです。

私も時々、昔の友人と会ってファッションの仕事の話を聞くと「楽しそうだな〜」「お洒落でいいな〜」と思うことはあるけれど、友人と別れたら、すっぱりと忘れます(笑)。

人は人

自分は自分

比べてもキリがありません。大切なのは、自分自身が心地いいかどうか。そして、長い目で見て、自分にとって本当に必要なのかどうか。それを手に入れたら幸せなのかどうかを考えることが重要です。

まとめ:支出を最適化して、収入を増やすのが最強(当たり前!)

ボブの女性

当たり前のことですが、収入より支出を少なくすれば、少しずつかもしれませんがお金が貯まります。どんな低収入でも、お金を貯めることは可能。わずかでも貯めたお金を投資に回して、少しずつ増やすことで、いつかはお金の呪縛から解放されることができるでしょう。

諦めずにコツコツと。現実と向き合って、自分のできることを着実に進めましょう。

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