2020年1月にチェックした米国株の含み益は21%。それから1ヶ月半。コロナショックに揺れる経済の中で、含み益は5%にまで縮小しました。改めて…株のボラティリティの高さに感動すら覚えます。
米国株を17万円分買ったら…
2019年夏、盛り上がる米国株ブームと為替レートが割安に感じて、米国株デビューしました。といっても、入金は17万円ほど。どれくらい増えるのかな〜と半信半疑で、はじめましたが半年後、2020年1月時点で21.3%の増量という大満足の結果になりました。
▼2020年1月、米国株の含み益は21%
それから1ヶ月半後
さてそれから放置すること1ヶ月半。激動の相場がやってきます。
- コロナショック
- アメリカ大統領選挙
- (解決しない米中貿易摩擦)←忘れ去られ気味
相場は乱高下して、3月6日時点の私の米国株の状況は1月と一変していました。
含み益+配当金で 5.9%増
入金額 168,000円
現在価格 177,979円
増加 9,979円
※内訳(含み益9,979円・余力558円)
かろうじて、プラスになっているものの、1月24日時点では、35,814円まで膨らんでいた含み益が-25,835円。一気にしぼんでしまいました。
個別で見てみると、アッヴィとBTI以外はマイナス転落しています。1ヶ月半前、さっぱり売却しておけばよかったな〜。と、たられば言っても仕方ありません。
プラス評価になっている間に売却するか。気絶して保有し続けるか。
米国株が下がった理由
この短期間で、保有の米国株が下がってしまった要因を考察して、売却か継続保有かを考えます。
コロナショック
中国から始まったコロナパニックは、日本・韓国とアジアに広がり、イタリア・アメリカと欧米にも派生。3月に入ってからアメリカ本土でもコロナが流行し始め、パンデミックの様相です。
S&P総合500種は過去12営業日のうち10営業日で下落。S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズによると、2月19日に終値としての過去最高値を付けてからの下落率は約12%に達し、時価総額にして3兆4300億ドルが消失した。
東洋経済
大統領予備選挙
NYダウがコロナショックで暴落する一方で、大統領予備選挙で社会主義的な政策を掲げるサンダース氏が民主党の代表から後退したのをきっかけにダウは高騰。
たったの12営業日で、12%の暴落!その間に株価は上下を繰り返しました。史上2番目の上げ幅を記録しました。しかしまた翌日は暴落して、上げは一時的でした。
急激な円高ドル安
横浜に停泊したクルーズ船でコロナウィルスの感染者が爆増したことをきかっけに、日本円売りが加速。2月21日には112円の円安になりましたが、日本では感染者がその後爆増することもなく、アメリカ本土で感染者が発生したことで、円安傾向が落ち着いた…かと思いきや、今度は円高方向へ。3月6日は一時104円台に突入する場面も。
円高になると、アメリカドルで持っている米国株の円評価額は下がります。これぞ為替リスク。
まとめ:配当金は順調に積み上がっているので継続保有
今後の展開は読めないので、このまま保有の方針です。大きな理由に配当金があります。米国株選びで一番大事にしていたのは、配当金の有無。しっかり配当金は入金されているので、しばらくこのまま保有しておいても、少しずつですが資産は増えていくはずです。
また、為替リスクはありますが、しばらく日本円に戻す予定もないので、一部の資産をドルで持っていてもいいかなと思っています。このタイミングで狼狽売りして、資産を目減りさせない強いメンタルを持ち続けたいと思います。