初めて個別株の売却をしました。銘柄はNEW ART HOLDINGです。25円で購入し、38円で売却して1株あたり13円の利益確定をしました。初めての個別化ウブ売却でドキドキでしたが、そのフローを記録しておきたいと思います。
低位株とは？
低位株、通称ボロ株とは、通常よりもかなり低い金額の株式の総称で一般的には300〜500円以下の株を指します。配当金生活を夢見る私には興味がなかったのですが、ある雑誌で特集されている時に低位株のメリットが書いてあり、深く考えずに購入して見たのがNEWARTでした。
低位株のメリット
種銭が少なくても購入可能
これは、まだまだ資金の乏しい投資初心者には嬉しいポイントです。たしかにJTは25万円以上でないと購入できませんが、低位株は数千円で購入可能です。
値動きが大きく利益が出しやすい
1000円の株価が1010円になっても1％上昇ですが、10円の株が20円になったら株価は100％上昇です。同じ10円でも伸び率が全然違います。低位株は低価なだけに、動きも大きく、利益率も高いのです。
低位株のデメリット
値動きが大きく損しやすい
上記と同じ理由で、価格が大きく下がる可能性もあります。ハイリスクハイリターンということですね。
倒産リスクが高い
低位株の中には、業績不振などで株価が下がり続けていたり低水準で推移しているものがあります。倒産寸前の銘柄を掴んでしまうと、そこから下がり続けるかもしくは倒産まで持ち続けて価値ゼロになる可能性もあります。
数ある低位株からNEW ART HOLDINGを選んだ理由
私がNEW ART HOLDINGの株を購入したのは、3月のことです。低位株の特集を見て、SBI証券のサイトでスクリーニングしてみていたところ、25円だったNEW ART HOLDING。事業内容を見てみると「ダイヤモンドシライシ」「エクセルコダイヤモンド」。これは前職でもおつきあいがあった企業でした。そこから興味を持って調べたところ、3つの理由からNEW ART HOLDINGを購入するに至ります。
新元号になって結婚需要が高まると思った
単純にブライダル需要は、今年高まると思っていました。周囲のアラフォーは、女性も男性も「平成では結婚できなかったけど、次の時代には必ず…」と戦々恐々としていたのです。時代が変わるタイミングって自分も変わるいいチャンス。だとすると、
ブライダル需要高まる＝ブライダルリング売れる
と思いました。
本業は好調
ダイヤモンドシライシは、シンプルで普遍的なブライダルジュエリーを取り扱っており、若い世代にも人気があります。トレンドのあるものではないので、在庫リスクも少ないのではないでしょうか。前職ではブライダル特集をすると必ず広告出稿をしてくださっていたブランドでもあります。そして、お問い合わせも多かったブランドです。銀座にあるダイヤモンドシライシは週末賑わってるんですよね〜。やはり！！
仮想通貨事業から撤退済み
2018年、NEW ART HOLDINGは仮想通貨事業に乗り出しますが一瞬で撤退します。営業赤字が1億円超え。その頃さっぱりと撤退してブライダル一本に戻ってきています。撤退の速さは好感が持てますが、もうちょい考えたら参入も踏みとどまれたのでは…とは思いますが。
NEW ART HOLDING保有後に決めたこと
40％以上上昇した売却する
1株25円で100株2500円のタイミングでポチった私。購入した時、先人たちの助言を受けて
「購入の目的」＝売却益
「売却ラインを決める」＝40％増
を決めました。売却ラインは40％含み益の35円。そこから、すっかり忘れていたのですが4月の後半、NEW ART HOLDINGはバババーンと続伸するのです。
下落しても損切りしない
2500円で手に入れたNEW ART HOLDINGの株を損切りするのか。本当は損切りラインも決めるべきだったと思うのですが、25円以下に下がったら、むしろ倒産とかじゃないんだろうか…と思って、保有することにしました。
やってきた！40％上昇のタイミングで私は…
その時は急にやってきました！my Tradeに登録していた利確アラートが届いたんです！NEW ART HOLDINGが35円になったのです。
しかし私は売れませんでした。
もっと、上がるんじゃない…？
次の日、ドキドキしてSBI証券のアプリを見てみると…まだ上がっている…。
そこで気がつきました。先人たちは、この状態を予言して、事前に利確ラインを決めておけと言っていたのではないかと。
私は悟りました。
38円で利確しよう。
売り注文を出して、2時間ほどで利確されました。ドキドキ。
まとめ
初めての売買で1300円の利確、手数料を引いて1200円の利確ができました。ここから税金がひかれるので1000円ちょっとですが、うれしいです。バイトの時給1時間分くらいでしょうか。「これが不労所得ってやつか〜」というのが素直な感想。初めての不労所得、次の投資への原資にします。これからも配当金やら売買益やらで、資産を増やしていきたいと思います！
