婚活女子が資産形成を始めるなら、まずやるべき4つのこと

婚活女子が資産形成を始めるなら、まずやるべき4つのこと

彼氏の転職によって、結婚から一転してお別れした友人と2ヶ月ぶりにご飯に行きました。結婚相談所でもまれて、疲れ果てた友人が出した答えは「自分の足でしっかり立ち上がろう。お金、必要」でした!これから資産形成を始める友人に私が聞いたのは…。

女性にとって結婚とは…?

ジャングルで悲しむ女性

裕福で保守的な家庭に育った友人M。彼女の結婚観は、

男性が外で働いて稼ぎ、

女性は家庭に入る

というステレオタイプなものでした。直近、彼女は結婚を考えていた男性をお断りして、結婚相談所に入会。自分を養ってくれる理想の男性を探す旅に出たのでした。

多くの女性にとって、結婚は自分の人生を左右するものです。金銭的な面でも生活的な面でも。多くの女性は、相手の年収や職業を気にします。彼女もその一人でした。2ヶ月前までは。

結婚相談所での挫折

結婚を誓った男女

4月に入会した結婚相談所。そこでは今までの恋愛とは全く違うフローが発生します。経験したことがない世界だったので詳しく聞いてみました。

結婚相談所でやること

マッチングアプリのように、アプリに登録された男性の写真を見て、申し込みをします。その画面を見せてもらいましたが、きちんと写真館で撮られたお見合い写真がずらっと並んでいました。圧巻!

出会い、断られ、妥協する

窓際に座る女性

マッチングすると結婚相談所がセッティングして、ホテルのラウンジなどで1時間お茶します。時間が決まっているので、1日何件も回せるらしい。疲れそう。

そして、数日以内に「次も会いたいかどうか」をお互い意思確認。お互いOKであれば連絡先を交換するそうです。2、3回会って、毎回意思確認するそうで、その返事をもらうまでの時間が地獄だそう。

いいな、と思っても相手から断れられることもあり、これがかなり心を砕かれるという。いや、婚活って修行だな…。

立ち止まって考えると…

自分ではちょっと妥協して「次も会っていい」とした人からお断りの連絡をもらうと、「私は一体何をしているんだ」という虚無感に襲われて、婚活面倒…って言うマインドに入ってしまったと言います。わかる、その気持ち。

本当に大事なことは?

美しい女性

その時彼女が思い出したのは、私が話した「経済的自立」でした。経済的に男性に依存しなければ、本当に好きな人と結婚できるのでは…?妥協ではなく!と言う結論に至ったのです。

資産形成、何から始めるべき?

貯金箱

友人M「この前higeちゃんが言ってた投資のこと詳しく教えて!」

hige「いいけど、急にどうしたの?」

友人M「結婚相談所でうまくいかなかったら、ひとりで子どもを育てるっていう選択肢も、確かにありかなって思って。そしたら、今の給料だけじゃ心もとなくなって…」

私の答えはたったひとつ。

支出を減らし、収入を増やし、

できるだけ投資する金額を最大化すること

そのためには…

私が彼女に最初にきいたこと

hige「自分が毎月いくらのお給料をもらって、いくら使ってるか、知ってる?」

でした。昔の私もそうでしたが、意外とサラリーマンは自分の額面収入を知らないものです。彼女もそうでした。つまり、毎月自分の収支が赤字か黒字かしらないのです。

私が彼女にすすめた4つのこと

まずは収支を知り、目標を立てるところがスタート。投資すべきかどうかの判断はその後です。

マネーフォワードを導入して収支を知る

働く女性は忙しいものです。家計簿を手書きでつけている人もいて「習慣だから」と言割れることもありますが、家計簿アプリを導入すると100%「あの無駄な時間から解き放たれた!」と感動します。それくらい、今の家計簿アプリは便利です。

私のおすすめはマネーフォワードで、クレジットカードや銀行口座、ポイントカードとも連携できるので、資産を見える化できます。クレジットカードで購入したら、購入先から自動的に仕分けして、家賃、衣装、食費などと分類します。

まずは「収入-支出」がいったいいくらかを知って、その後それぞれの品目について、使いすぎていないかをチェックします。

貯蓄の目標を決める

次にやるべきは、目標の設定です。私の場合は5000万円を貯めることです。

私の場合、20年間毎月10万円の貯蓄が必要でした。

この目標値は

①自分の今の貯蓄額

②その時、どんな暮らしがしたいのか

③どれだけリスクを取れるのか

から、決めます。

毎月の貯蓄目標を達成するためにいくらで生活するか?

家族

給与が40万円(額面)で、10万円の貯蓄が必要な場合、

40万円(額面)-8万円(税金など)-10万円(貯蓄)=22万円

となります。1ヶ月20万円で過ごせれば、目標達成できるわけです。この目標値は、今の家賃やライフスタイルで可能かどうか検討します。できないなら、引越しも検討します。

減らしやすいのは固定費です。

  • 家賃を減らす
  • 携帯代を減らす(格安sim)
  • 保険を見直す
  • キャッシュレス決済を活用
  • ポイントの活用

貯蓄生活を3ヶ月やってみる!

一旦開いてしまったお財布は、閉じるのがなかなか難しいものです。そんな時は一旦リセット。私もやった3ヶ月節約チャレンジがおすすめです。

まとめ

友人Mはとりあえずマネーフォワードに登録しました。クレジットカードや口座を紐づけるのがやや面倒でくじけかけていますが、結婚相談所での挫折がよっぽど辛かったのでしょう。真面目に取り組んでくれています。

人はたったの2ヶ月で考えを変えられます。彼女も新しい選択肢を得たことでえ、考えが変わりました。まだ結婚相談所には通っているそうなので、新たな出会いがあるかもしれません。その時は、年収や職業以外で惹かれた人と結婚できるかも!と思います。その方が、人生楽しいはず!!

お金哲学カテゴリの最新記事