IT企画系OLの従業員持株制度。リスク分散とメリットの享受

IT企画系OLの従業員持株制度。リスク分散とメリットの享受

会社の福利厚生の一部として「従業員持株制度」があります。上表企業のほとんどで導入されている制度で、従業員が一定額を毎月買い付け、共同で自社株を購入するというもの。特徴は会社から奨励金が出て、拠出金額にプラスして株を取得することができるということ。奨励金のパーセンテージは会社によって様々です。

弊社の従業員持株制度について

花

例外なく、弊社にも従業員持株制度があります。

東証一部上場企業

従業員2000人以上

社名を言えば「あー」と大体の方がご存知な大手IT企業です。

弊社の従業員持株制度は、購入金額の5%を会社が奨励金としてプラスしてくれます。

例えば…

1000円購入:1050円分

5000円購入:5250円分

10000円購入:10500円分

というわけです。無条件で、利回り5%運用しているのと同じことでお得なように感じます。

収入を集中させるリスク

メリットが多そうな従業員持株制度ですが、リスクが集中してしまうというデメリットもあります。

リストラや倒産時のリスクとは?

万が一、所属する会社が不祥事などで急に経営が傾いてリストラや倒産の危機が迫った時、自分は何を失うのでしょうか。

1つめは、給与所得です

リストラや倒産でサラリーマンの柱となる収入を失います。

2つめは、持株です

株価の下落、最悪の場合上場廃止で価値がなくなります。

投資は、給与所得以外にお財布を持つことですが、自分が働いている会社の株を持つことは、同じお財布です。リスク分散ができません。持株に大幅に投資していて、会社が傾いたら…それこそ破産です。

結論:従業員持株制に、あまり多くの金額を投資しないこと

リスクとメリットを天秤にかけて、私は少額の従業員持株制度を利用しています。毎月5000円の手出しで5250円分の自社株を手に入れています。毎月10万円以上を他の株や投資信託にまわしているので、全体の5%以下だったら許容範囲内かなと思っています。やっぱり、高い利回りは魅力的ですから。

自分の所属する会社の株を持つことで得られるメリット

喜ぶ男女

株式会社では、従業員がいくら身を削って会社の業績を上げたとしても、ちょっとした昇給やボーナスがあればいいほう。弊社に関しても、特に昇給については年々厳しくなっている様子なので、年収アップに大きな期待はしていません。そうすると、仕事に対するモチベーションが下がります。

でも自社株を持っていると「業績が上がれば、株価も上がるだろうしな〜」って、会社のためにポジティブなことをしてもいいかなって気分になります。もちろん残業はしませんが(笑)。仕事がちょっとだけ楽しくなる、それだけで私にとっては効果ありです。そして、同僚が頑張って働いていたり、いい成果を出していると「もっと頑張って稼いで株価あげて〜」と気持ちが明るくなります。

ちなみに、海外企業で働く友人はボーナスは株で支払われるそうです。その方がモチベーションが上がるのだとか。もちろん、ボーナスの金額に個人差があるようにもらえる株数が違います。会社の業績が上がれば、1株あたりの株価や配当金で従業員にも利益がもたらされるというメリットがあるのがポイント。さすが!個人的には、日本にもそんな企業が増えるといいなと思います。競争力が増すんじゃないかなぁ。

売却の際は面倒なのがデメリット

スマホで株取引

自社の株を売却する場合、インサイダー取引規制に触れる可能性があるため、かなり手続きが煩雑になります。

インサイダー取引とは…規制の対象者が、会社の重要事実を知りながら その情報が公表されるまえにその会社の株券や新株予約権証券などを売買すること

まとめ

持株を購入する場合は、今すぐに必要な資金では行わないこと。そして、できれば退職時か退職後に売却するのがおすすめです。私も今積み立てている持株は、退職時にしか現金化しない予定です。

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