インベスターZから学ぶ「俺たちは雰囲気で株をやっている」3つの理由

インベスターZから学ぶ「俺たちは雰囲気で株をやっている」3つの理由

ツイッターでよく見かける「ぜんぜんわからない 俺たちは雰囲気で〇〇をやっている」というセリフ。漫画『インベスターZ』のキャラクターをもとにした企画『【株の知識ゼロ】バカが考えた株の漫画』が元ネタ。投資初心者なら勉強になる漫画『インベスターZ』と『【株の知識ゼロ】バカが考えた株の漫画』から、投資に役立つ知識が得られます。投資の入り口にぴったり。

『インベスターZ』のあらすじ

『インベスターZ』はモーニング(講談社)に連載された漫画で、作者はドラマ化され話題になった『ドラゴン桜』の三田紀房さんの作品です。

舞台は、名門中学校。創立者の信念により、開校以来、学費は全員全額免除されています。この学校に学年トップで入学した主人公の財前孝史は、投資部に勧誘されます。学費が無料で運営できるのは、投資部が運営資金を稼いでいるからだと知らされ、投資初心者の主人公が知識を身につけていく…というストーリー。

設定はちょっぴりトリッキーですが、会社四季報は

「投資ビギナーにも、一定の経験を積んだ投資家にも勝つための”気づき”を与えてくれる」

と称し、その内容を評価。漫画の中に、ホリエモンが登場するなど、投資を学ぶのにもぴったりな内容です。

「俺たちは雰囲気で株をやっている」3つの理由

Twitter

『インベスターZ』の漫画を使って、吹き出し部分を差し替えたパロディが『【株の知識ゼロ】バカが考えた株の漫画』です。ネット上で無料で読めるのでまずは是非読んで見てください。

【株の知識ゼロ】バカが考えた株の漫画

「俺たちは雰囲気で株をやっている」はツイッターで話題になりました。ギャグっぽいセリフでちょっと笑ってしまいそうですが、そこには深い意味が隠されています。

未来は誰にもわからないから

寝転ぶ女性

最初から、当たり前過ぎますが、未来のことは、どんな人にもわかりません。それは投資の神様と言われるウォーレン・バフェットピーター・リンチでも同じこと。企業が出すIRやリリースは、事前に知ることができませんし、世界経済の流れや政治情勢は往往にして急展開を迎えるものです。

そんな大きな相場の流れは、誰にもわからないので、できうる限りの企業研究と世界情勢の予測をしながら、ある意味空気を読みながら株取引をしていると言えます。

相場の流れに乗るのも時には必要

ティーカップと本

「相場の流れに、流されるな!」というひともいますが、利益を最大化するためには時には相場の流れに身を任せて見ることも重要です。相場の流れ、すなわち雰囲気ということです。

”イナゴ”という言葉が投資にはあります。急騰した銘柄に注文が殺到する現象で、これらの流れをつかむことも株取引には重要。イナゴが集まってきて急騰してきた高値で売り抜ければ、利益を出すことができるはずです。

「これからこの企業は上がりそう」という感覚は生活の中で感じる

洋服を選ぶ女性

例えば、『インベスターZ』の中で、初めて主人公が取引をするのは、自分が楽しんでいるゲームを作っている会社でした。こんなに面白いゲームを作っているのに、株価が上場以来最安値なんてお手頃だ!という感覚。主人公はそのゲーム会社の株を「絶対に上がる」と確信して購入します。

そして1日で3億300万円の含み益を得るのです。もちろんこれはビギナーズラックですが、「この企業、こんなにいいサービスや商品を出しているのに株価が安いのはなぜ?」と感じる感覚こそ、投資の才能があると言えるでしょう。

本家『インベスターZ』にもある投資の名言

女性

「俺たちは雰囲気で株をやっている」は『【株の知識ゼロ】バカが考えた株の漫画』のセリフでしたが、本家の漫画にも投資初心者が参考にすべき名言がたっぷり詰め込まれて射ます。

「投資に勉強なんて必要ない」神代圭介

Twitter

投資部の主将の神代は、初めて投資をする主人公の財前にこう言い放ちます。「投資は習うより慣れろ」と、勉強している時間はないと。その言葉を聞いて、中学生に投資なんかできるんだろうか…と不安になる財前ですが、自分が面白いと思っているゲーム会社に投資することで、初めての投資を成功させるのです。

「投資は遊び!ゲーム!マネーゲームさ!」神代圭介

ちょっと語弊がありそうなワードですが、その言葉の裏には、若くして大金を運用するプレッシャーが感じられます。そう、ゲームと思わなければ3000億円という莫大な金額を動かすことすらできなくなるのです。そのプレッシャーをはねのけるために、ゲームだと思って心から楽しむことで、投資でも好成績を出せると神代は思っているのです。

「金ハ人ナリ 人ハ金ナリ 金ノ聲ヲ聞ケ」初代主将

投資部を設立した初代主将から伝わる言葉です。お金が人を人にして、人はお金で存在意義を明確にしました。そして最後の一文は、お金の声を聞け、つまりお金はミュニケーションだ、という意味です。お金を通して、知らない者同士が結びつけられる、ある意味世界共通のコミュニケーション手段がお金です。

ある意味、お金を通して人と人の交流が活発となり、社会は発展してきたと言えるのです。そう考えていくと、お金儲けをする人を蔑むことは無意味なことだと思い至るはずです。お金はコミュニケーション、きれいもきたないもないのです。

「自分を信じるな 自分の上に法則を置け 法則こそが神」神代圭介

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「投資に勉強なんて必要ない」と言った神代でしたが、ビギナーズラックを乗り越えた財前に放ったのは、法則の重要性でした。利食いと損切りラインを決めたら、何があってもその法則に従って株を売却すること。自分の気持ちに負けて法則を破ることは、破滅を意味すると言うのです。

投資に欲は禁物。まだまだ上がるかもと思って株を持ち続けていると思わぬ暴落がくることもあります。逆も然り、下がり続ける株をいつか戻るはずと持ち続けると塩漬けになって資産がうごかせなくなってしまうこともあります。

「真の投資家は投資について議論はしない」神代圭介

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議論は個人のこだわりを生み出し、法則を乱してしまうので必要ないというのが神代の信念です。人は話し合っていると持論を持ち、主張が生まれ、こだわりが出てしまうもの。主張がでてしまうと、法則を破ってしまう恐れがあるのです。それが致命傷になって、資産を失ってしまうリスクを犯さないように、生徒同士で投資の議論をしないということがルールになっています。これは、私たちの間でも言えることで、投資仲間と投資の話ばかりしていると、持論が凝り固まってしまい、フラットに判断できなくなる可能性があります。

「損切りは次の成功のためのチャンス」神代圭介

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上がりそうにない株は、さっさと売却して次の投資資金にするために損切りを重要視しています。確かに資金は限りがありますので、無駄に塩漬けにしたままにしておくほど、もったいないことはありません。塩漬けになる前に勇気を持って損切りして、売却した資金は新たに儲かりそうな株へ投資するのが賢いやり方です。

まとめ:マンガから投資の知識を得るのもあり!

投資初心者にも読みやすい漫画『インベスターZ』と『【株の知識ゼロ】バカが考えた株の漫画』の内容をご紹介しました。

「俺たちは雰囲気で株をやっている」のほかにも投資に関する名言がたくさん詰まっていますので、まだ読んだことがない方はぜひ一度読んでみてください。漫画の中では、初心者はもちろん、投資経験者も思わず唸る名言がバンバン飛び交っていて、大変勉強になります!

気になる名言があったら、ぜひインベスターZを読んで、その意味を深く勉強してみてください。

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