投資に興味があっても、時間がなくてできない…というのはよく聞きます。私も何人かの友人に投資について聞かれて、結構丁寧にお知らせしたものの次に会った時「忙しくてできなかった!」という人が多数。そういう方は、初めの手続きで手間取ってしまっていることもありますが、始めたらハマってしまうかと思いきや、意外と口座開設して終わりなんていうのもよくあります。
アプリで効率よく投資生活
会社員をしながら投資を始めるなら、効率よく作業するためにアプリを上手に活用するのがおすすめ。
- 時間が短縮できる
- いつでも情報がチェックできる
- 売買も気軽にできる
というメリットがあります。特に時間の短縮は、アプリの得意とするところ。ログイン情報を管理して、情報を一元化するなど、アプリならではの便利な機能を使えば、自分のお金の管理が短時間できます。
投資を始めるならダウンロードすべき4つのアプリ
今は、スマホひとつあれば株の情報はしっかり手に入りますし、常に情報チェックができる便利な時代。効率的に投資生活を過ごせば余暇時間でさくっと投資家になれるので、積極的にアプリを活用しましょう。
節約にきく”マネーフォワードMe”
3年前からマネーフォワードを使い始めて、2018年より有料版へ。月額500円のアプリは私の感覚からして高いですが、それ以上のパフォーマンスを発揮しているので、全く問題なしです。
マネーフォワードは、家計簿アプリです。クレジットカードや銀行、証券会社、ポイントカードと提携しており、ログイン情報を共有すれば、自動的に自分のお財布事情が一括管理できるという優れものです。
マネーフォワードを上手に使うポイントは、
- 最初にログイン情報を全て共有
- 現金をなるだけ使わない
この2点に限ります。まず、クレジットカードや銀行、証券会社を追加すれば、それぞれの残高や私用履歴が自動的にアップデートされます。
これ、めちゃめちゃ便利です。
友人に、10年以上家計簿を毎日つけている子がいたので、マネーフォワードを教えたところ「毎日の日課だし、支出の管理がしやすいから手書きがいいんだよね〜。大して時間かからないし」と言っていたので、まあ人それぞれだしな〜と思っていたのですが、1ヶ月後に興奮したLINEが届きました。
「教えてくれた、マネーフォワード試しに使ってみたんだけど、めちゃくちゃ便利!全部自動で連携してくれて、ほぼリアルタイムで、誤差もない!毎日、家に帰って財布の中からレシート出してノートに書いてた時間、バカみたいだったわ…!」
と、感動されました(笑)。
また、家計簿をつけるのが面倒な人には、ぴったりすぎます。クレジットカードで購入さえすれば、支出がしっかりと記録されるから。購入した店舗から推測して、食費や医療費など勝手に分類までしてくれます。
家計簿をつけるのが好きな人も苦手ない人も、マネーフォワードなら、家計管理が本当に手軽にできるようになります。
私のSBI証券の口座情報がこちら。購入価格からいくら上昇して何%の含み益かも一目瞭然です。この機能が素晴らしすぎて、毎日チェックしてしまう私。
他にも節約に便利な機能もあるし、ポイントの有効期限がわかる機能もあるし。とにかく便利です。有料版、激推し。
SBI証券 株 or iSPEED
メインの証券会社の取引アプリは情報収拾にもなりますし、急な売買が必要になった際に便利。スマホでポチッと売買できますから。
私は
- SBI証券 SBI証券 株
- 楽天証券 iSPEED
の2つを入れています。指定した銘柄が指定した金額になったらアラームがなる機能もあり。また、どちらも株の取引や保有株の確認はできますが、投資信託は対応していないのでご注意を。
Robo Folio
複数の証券口座を一元管理するにはロボフォリオがおすすめです。2019年まではマイトレードが主流でしたがサービス終了。ロボフォリオはその後継者と言えるかもしれません。
資産の推移やポートフォリオがカラフルなグラフで一目でわかりやすく、シンプルな機能に好感が持てます。
楽天証券と楽天銀行をつないでいると、現金残高が反映されないのがデメリット。キャッシュ比率がわかりません。
プッシュ通知をオンにしておくと、16時ごろプッシュ通知で今日の増減を教えてくれます。これが意外と便利。
また、連携できる証券会社も、SBI証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券、カブドットコム証券、GMOクリック証券に限られます。
しかし、上記の証券会社がメインならば、保有株の開示情報がプッシュ通知で送られてくるなどなかなか便利なアプリ。
配当管理
アプリの名前の通り、配当金に特化したアプリです。日本株とアメリカ株の配当金が可視化されて、配当金投資をしている投資家のモチベーションアップに一躍かっています。
資産総額は、一般的な表示ですが、特化しているのは配当金の表示です。
こんな感じで、1年間の配当総額を月別に集計してグラフ化されます。日本株と米国株のどちらの配当金も足し上げているので、とても便利です。
ただ、こちらは証券口座と連携しておらず、全て手入力。そう、株を買ったら、ひとつずつ、買値や取得数をぽちぽちするスタイルです。
私はネオモバで端末株を買っているので、これらを都度入力するのがちょっと面倒で、今の所利用していないです。ただ、頻繁に売買するわけではない配当金投資の場合、手入力でいけそうかも。その点は、セキュリティの面でも安心というメリットに考えることもできるかも。
デザインがもう少し洗練されると、使いやすそう!
あると便利な情報収拾アプリ
投資に必要なのは信用できる情報です。それらを収集するためには、スマホに必要アプリを入れておく必要があります。
ツイッターには有益情報を無料で発信してくれる素敵な人たちがたくさんいます。例えば、新設優待情報や、株価急落情報など、メディアよりも早くツイッターで情報共有されるのです。
株や投資関連のアカウントをフォローしておけば、自動的に有益情報が入ってくるので大変便利な反面、ずっとみてしまうので注意が必要。仕事がおろそかになってしまうぜ…。
Investing.com
経済指標やニュースがアップされるInvesting.com。特に指標カレンダーはためになって便利で無料です。
日本だけでなく世界の経済指標のスケジュールが並んでいますので、アメリカ株透視をしている人、投資信託で海外の銘柄を持っている人は持っておくと便利かも。
Yahoo!ファイナンス
ほかのサイトとの差は、何と言っても銘柄別の掲示板です。鵜呑みにすると痛い目を見ますが、謎の株価急落などが会った時、ツイッターにも情報がないようなマイナー銘柄でも必ず、主みたいな人がいて、値動きの理由を解説しています。
2chを見るような気持ちで、話半分に見るにはあり。
アプリじゃないけど…使える配当金計算webサービス
アプリではないんですが、webサービスで便利なのがshisan=ju-ni.です。取得した銘柄情報は手動で登録が必要なのは一手間。(その分、証券会社のパスワードなどの入力必要がない)
しかし入力さえしちゃえば、
- 資産推移
- ポートフォリオ
- 配当金(日本・米国)
がグラフで一目瞭然です。
特に配当金の年間金額と年利が、一目瞭然なのが、素敵。これ見てうっとりするのが投資を続けるモチベーションになっていると行っても過言ではありません。
米国株に至っては、月ごとの配当金が棒グラフで一覧できます!素敵すぎる✨
配当金をKPIにして、黙々と節制したお金を投資に回していると、時々終わりのないレースのようにも思えてきます。そんな時は、このグラフを眺めて、毎年の不労所得がいくら積み上がっているのかを見るだけで、モチベーションが上がること間違いなし。
まとめ:アプリで効率的に投資に取り組もう
フルタイムで働き、投資をして、運動をして、ブログを書いて…と友人に話すと「よくそんな時間あるね!」と半ば呆れられますが、作業を効率化して、隙間時間を上手に使えば、結構できるものだな〜と思います。
特にアプリは、いつも持ち歩いているスマホひとつで完結して、最先端の技術を集結した便利なものが次々と出ているので、上手に活用して自分の時間を有意義に使えると良いなと思います!
▼優待もらったら無印パスポートケースに入れよう