外貨積立を始めました。米ドル積立のメリットとリスクと出口戦略

外貨積立を始めました。米ドル積立のメリットとリスクと出口戦略

外貨積立を検討していましたが、このタイミングでスタートしました。同時にiDeCOではゴールド商品もプラスして、資産形成ポートフォリオをアップデートしています。

外貨積立とは

豚の貯金箱

日本円を外貨に両替して預金するのが、外貨預金。多くの銀行では日本円だけでなく、主要な海外通過を預金することができます。

  • アメリカ 米ドル
  • EU ユーロ
  • イギリス ポンド
  • オーストラリア 豪ドル

など、よく知る通過はもちろん南アフリカやブラジルなど、普段はあまり使わない通過の取り扱いもあります。

この外貨を毎月定額積み立てるのが外貨積立。そして積み立てた外貨を一定期間預金し続けるのが外貨定期預金です。日本円での預金と同じく、定期預金は金利の利回りがよく、自分で設定した期間、外貨を預けることができます。一般的には長い期間の定期に入れた方が利息も高く、外貨で利息をえることができます。

その利息、日本円とは比べ物にならないほど高いものが多いです。

私が外貨積立を始めた理由

コロナショックで、一時的に急激なドル安を経験したあと、アメリカドルは急上昇。一時110円台まで伸ばしました。世界の基軸通貨として、有事の時にゴールドと同じように買われるのがドルなのだと改めて実感。この先のことはもちろんわかりませんが、今のところしばらくは米ドルが基軸通貨として、危機の際の資産になり得ることを感じました。

また、2019年の終わりには、米国株を取得するために米ドルを積み立てたいなと思っていたのも始めたきっかけのひとつ。やはり投資は出口戦略がないとなかなか始められないもの。ドル円は、あまり変動がない通過なので、米ドルを積み立てて、大幅な為替利益を狙うことは考えていないので、今後も安定していただいて、ある程度溜まったら米国株を取得し、さらに配当金も得て、どんどん米ドルを増やしたいと思います。

▼2019年に考えた2020年の資産積立計画

楽天銀行で始めました

現在はSBI証券を利用して米国株を取得していますが、数ヶ月前から楽天証券&銀行に乗り換えたので、今回も楽天銀行で米ドル積立をスタートすることにしました。

楽天銀行

5月21日まで、キャンペーンで条件達成すれば2000ポイントもらえたのも楽天銀行にした理由のひとつです。キャンペーンの最低条件である5000円分✖️3ヶ月。楽天銀行から手続きは大変簡単でした。

外貨積立のメリット

外貨預金は、ネットバンクの普及により誰でも気軽に始めることができるようになりました。少しの勉強は必要ですが、だれでも海外の通貨を持つことができ、たくさんの通貨に分散投資できるようになります。

ネット銀行なら簡単に始められる

ネット銀行の口座を持って入れば、外貨預金はすぐにスタートできます。SBIネット住信銀行、楽天銀行、ソニー銀行など多くのネットバンクが外貨預金を行なっており、よくキャンペーンが行われています。

利息がたくさんもらえる

楽天銀行外貨金利
楽天銀行

日本円で預金してもほぼ金利はつきませんが、外貨は金利が高い!米ドルは3ヶ月で0.06%です。みずほ銀行に1年‎定期を預けても、利息は‎0.01%なので、6倍です。2年なら0.09%ですので9倍です。

積み立てた外貨で米国株が買える

楽天銀行やSBIネット住信銀行なら、積み立てた米ドルで米国株を購入することができます。それはもうスムーズ!SBIネット住信銀行は、米国株を日本円決済するよりも…

日本円→米ドル→米国株を外貨決済

の手順で購入する方がスプレット(手数料)が安くなるのでお得。今回はキャンペーンのために楽天銀行で行いましたが、キャンペーン完了後はSBIに乗り換えてもいいかもと思っています。

外貨積立のリスク

女性

外貨積み立てにはいくつかのデメリットがあります。

元本割れする可能性あり

「預金だから、元本割れしないだろう」と思っていたら大間違い。日本円では元本割れする可能性があります。外貨預金のメリットでもありデメリットでもあるのが為替変動です。ドル円の価格が動くと、利益や損失がでます。

  • 1ドル200円の時
  • 1ドル100円の時

では、200円持っていた時に、1ドルになるか2ドルになるか。紙幣価値は倍or半分です。つまり、100万円が50万円になることもあり得るのです。自分のリスク許容度をしっかり考えて、投資するのが重要な点は有価証券と同じですね。

取引金額に応じた手数料がかかる

ドルから円に、円からドルに両替するとき、手数料がかかります。

1ドルを100円で購入した場合、手数料が25銭必要。(楽天銀行の場合)塵も積もれば山となるので、手数料は安いに越したことはありませんし、取引金額が多くなるほど手数料も高くなります。

さらに、円をドルに両替して、定期預金にしたあと、解約してドルを円に領外すると、手数料は2回かかります。

出口戦略が重要

ドルをたくさんため込んでも、使い道がなければ、意味がありません。為替の金額差分で儲けるというなら別ですが、多くの人は為替の分析と予想をすることは不可能。貯めたドルをどう使うか、出口戦略がとても重要になります。

私の外貨積立出口戦略

ドア

私の出口戦略は

楽天銀行で溜まった米ドルは

楽天証券で米国株購入

に費やします。とはいえ、5000円を3ヶ月お試しで15000円だけ。やってみて、良さそうでしたら、楽天かSBIで本格的な積立を始めて、米国株投資もより積極的に進めていきたいと思います。

まとめ:ドルを増やして高配当米国株をどんどん増やす!

やってみたかった米ドル積立は、調査30分、設定5分で完了。現在審査待ちです。思ったより簡易的な設定で米ドル積立が開始できたので、もっと早くから積み立てていればチャンスがあったのかもと悔やむ日々です。今後も自分が後悔しないように、思い立ったらすぐ行動したいと思います。

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