体にいい歯磨き粉3選。フッ素は毒性が高く海外では使用禁止のヤバイ薬品だった

体にいい歯磨き粉3選。フッ素は毒性が高く海外では使用禁止のヤバイ薬品だった

シンプルライフを楽しむ中で気になってきたのが、歯磨き粉でした。毎朝・晩使う歯磨き粉。私は歯磨きが好きな方なのですが、口の中(粘膜)に含んでも安全な成分だろうか?という疑問が湧き出ました。

調べてみてびっくり。海外では使用禁止されているフッ素など、化学成分のオンパレード。急遽、歯磨き粉を乗り換えたのでした。ネットではオーガニックで安全な歯磨き粉が手に入るので、ぜひあなたの生活も見直してみてください。

健康面で歯磨き粉で気になるポイント

サングラスをかける女性

今までは、ドラッグストアで販売されていた歯磨き粉を使っていましたが、シャンプーや洗顔をやめてから「歯磨き粉こそ、口から入るし、おかしなものが入ってたらやばくない?」と思い始めてリサーチを開始ししました。

調べてみると、びっくりすることだらけ。

まず、予想どうり口内は、粘膜ですので、粘膜吸収。吸収率は角質を通過する経皮吸収の13倍近くでした。歯磨きするのは一瞬とはいえ、化学物質を口に含んで吐き出すのは、なかなか気がひける…。

そこで私の歯磨き粉探しが始まりました。”歯磨き粉を使わない”という選択肢もありますが、お口は雑菌も繁殖しやすく、匂いも気になるので、安心成分の歯磨き粉を使うのが私の方針です。

フッ素

日本では虫歯予防=フッ素という印象ですが、今の世界スタンダードは違います。

WHOでは6歳未満の子どもにフッ素の使用を禁止

しているんです。虫歯を予防するという効果はあると考える医師は多いようですが、体内に蓄積されると…

  • アレルギー疾患、ガン、動脈硬化、アルツハイマー病、糖尿病、骨疾患の原因となる
  • 脳神経系で鍵となる酸素系を阻害して神経機能を低下させる
  • 骨粗しょう症の原因となる
  • フッ素は母親の胎盤を通過。胎児の脳発達に大きなダメージを与える可能性がある
  • 過剰な摂取は斑状歯の原因になる

という多くのデメリットがあります。つまりフッ素って、意外と毒性が高いんです。

自分は「フッ素を摂取して、健康を害してもいいから虫歯を防ぎたい」とは思わないので、歯磨き粉にはフッ素が入っていないものを選びたいと思いました。

ちなみに、「日本では水道水にフッ素を配合している!」という陰謀説もたくさんネットで見つかりました。

フッ素及びその化合物
日本フッ素の量に関し
て、0.8mg/L以下
アメリカ(NY州)2.2以下
EU1.5以下
WHO1.5以下(飲料水以外からの
摂取も含めて)
日本と先進国の水道水質基準等一覧表

ただ、資料を見てみると、フッ素の最大含有量は、欧米と変わらない様子。日本はフッ素のみで0.8mg以下という基準で、他の国はその他化合物も含む基準なので、ちょっと比較はできなかったんですが、多くのフッ素を意図的に入れているということはなさそうでした。

界面活性剤

発泡剤や防腐剤、着色料など、一般の歯磨き粉には多くの化学成分が入っています。

発泡剤は、泡を出して「爽快感」を演出しています。発泡剤を使うと、実際に歯を磨けていなくても、綺麗になったかのような感覚に陥るので、逆に虫歯を助長する恐れがあります。

発泡剤の代表格に”ラウリル硫酸ナトリウム”があげられます。

この名前、何処かで聞いたような…。

シャンプーにも含まれてた、あれだー!!

実は、歯磨き粉には多くのラウリル硫酸ナトリウムが含まれていることが多いのです。一説には台所洗剤の2〜3倍とか。湯シャンに変えてからも頭皮にしばらく残っていたであろうあの泡もラウリル硫酸ナトリウムが正体だと思ってます。

それを口に含んで、歯磨き。いくらゆすいだとて、あのラウリル硫酸ナトリウムが洗い流せるわけはないー!!!と、私は驚愕しました。

あなたが今使っている歯磨き粉にラウリル硫酸ナトリウムが入っていない方、裏面を見てみてください。あの泡の正体はラウリル硫酸ナトリウム。洗浄力は期待できず私たちが「歯磨きした感」を出すだけの幻です。

▼シャンプーで髪を洗うのをやめて見た結果

研磨剤

ホワイトニングをうたっている歯磨き粉には

  • 炭酸カルシウム
  • 炭酸水素ナトリウム
  • 無水ケイ酸

が含まれていて、これらは全て研磨剤です。

研磨剤を使うと、歯がツルツルになって、歯が白くなります。でも歯の表面のエナメル質を削り落とし虫歯や知覚過敏になりやすくなるといった長期的なデメリットがあるのです。

ただ、これが入っていない歯磨き粉を見つけるのは、ほぼ不可能では…?というのが、私の結論です。オーガニックの歯磨き粉でも、ほぼ全てに研磨剤が含まれていました。

健康的なおすすめ歯磨き粉2選

少女の歯

私の歯磨き選びで重要とするポイントは

  • フッ素が入っていない
  • ラウリル硫酸ナトリウムが入っていない

ことに決めました。研磨剤は歯の健康を長期的に妨げる可能性がありますが、オーガニック成分で、研磨剤が入っていない歯磨き粉は見つけられませんでした。逆にフッ素やラウリル硫酸ナトリウムが入っている研磨剤不使用の歯磨き粉はあったんですが、毒性の強い薬品を口にするより、研磨剤の方が私は妥協できると判断したのが上記の2つの薬品を回避した理由です。

ヴェレダの塩歯磨き

<成分>
炭酸水素Na(洗浄剤) ★

グリセリン(湿潤剤)
シリカ(清掃剤)
セイヨウハッカ油(清涼剤)
スロー果汁(矯味剤)
モツヤクジュ樹脂エキス(保湿剤)
クラメリアトリアンドラ根エキス(保湿剤)
セイヨウトチノキ樹皮エキス(保湿剤)
塩化Na(矯味剤)
グアーガム(粘結剤)
ホホバ種子油(保湿剤)
エタノール(清涼剤)
エスクリン(保湿剤)
乳糖(矯味剤)
香料(ミントタイプ)

炭酸水素Naは、いわゆる”重曹”です。ヴェレダの塩歯磨き粉には、重曹が含まれていて、研磨剤として使われています。

ざらっとした茶色のペースト状になっていて、歯ブラシを濡らさずに使うタイプ。ミントが配合されているため、洗い上がりはすっきりします。名前の通り”塩”で歯磨きしているような感覚が新鮮でした。

全く泡立たないのですが、それが逆に安心!

パックスナチュロン歯磨き

<成分>
炭酸カルシウム(研磨剤)★

グリセリン(湿潤剤)
シリカ(基剤)
石ケン素地(洗浄剤)
スペアミント油
ハッカ油
ユーカリ油(清涼剤)
トコフェロール(天然ビタミンE)
茶エキス
甘草エキス(矯味剤)
カラギーナン(増粘剤)※注意

炭酸カルシウムは、貝殻などから取れる石灰です。こちらが研磨剤として配合されています。この歯磨き粉には、洗浄剤として石鹸が用いられています。石鹸成分は合成洗剤に比べて人体への悪影響が少ないので、安心できますね。

気になるのは、カラギーナン(増粘剤)です。元々は海藻類から取れる成分で、WHOによると人体に影響がないとされていますが、EUでは幼児の粉ミルクに配合されることを禁止しています。アメリカでも懸念されていますが、その理由は”安全であると確信できなかった”というもの。明確に危険とは確認されてないグレーな成分です。

アルジタル グリーンクレイ歯みがき

<成分>
グリセリン

カオリン ※注意
炭酸Ca ★
キサンタンガム
セージ油
セージ葉エキス
フラー土
海塩 ★
カニナバラ果実エキ
アンソッコウエキス
セイヨウメギエキス
銅クロロフィリンNa ※注意
エタノール

研磨剤の比率が比較的少なく発泡剤も未使用なアルジタル グリーンクレイ歯みがき。クレイ=カオリンです。クレイ自体は有毒性はありませんが、注意マークをつけているのは、クレイは殺菌の際に発がん性が懸念されるガスが使われている可能性があるためです。私の場合はそこまで神経質には考えていませんが、危険性という意味合いで注意マークをつけました。

もう一つ注意が必要なのが”銅クロロフィリンNa”です。消臭効果が確認されているので、口臭予防に効果が期待できます。欧州での規制はありませんが、それは実証データが不足しているからといいます。国際がん研究機関(IARC)によって発がん性は確認されていませんが、頭に入れておいた方がいいでしょう。

まとめ:基本はヴェレダの塩歯磨きを利用中

私は、基本的にはヴェレダの塩歯磨きを利用しています。研磨剤以外は、健康に悪影響がなさそうだと思うからです。おそらく、研磨剤も入っていない歯磨き粉を探すなら、電動歯ブラシにして歯磨き粉を使わないのがいいのかもしれません。

今回もっとも衝撃的だったことは、フッ素の有毒性です。知らないとは恐ろしいもの。少し調べたら、これだけ資料が出てきたので、今までなぜ「フッ素配合の歯磨き粉で虫歯予防しよう!」って思ってたのか謎です。

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