とにかく肌が弱かった私は、考えうる限りのいろいろな試行錯誤をしてきました。その中で盲点だったのがシャンプーです。シャンプーを変えたら、劇的に肌荒れが少なくなったんです。
シャンプーで肌荒れする!?
手荒れが止まらず、痒くて痒くて仕方なかった時。原因が何かわからなかったので、とにかく肌に触れるものは全て低刺激なものにしました。
そのなかのひとつに、シャンプーがあります。頭皮は油汚れがたまりやすく、洗浄力が高いシャンプーも多いのですが、それが刺激になって、手荒れの原因になることがあります。
また、綺麗に洗い流せていなかったりすると、首や背中、腕などにシャンプーが残っていて、肌荒れの原因になります。
低刺激なシャンプーを求めてオーガニックへ
刺激が少なそう、という理由でオーガニックシャンプーを使い始めました。かの有名なジョ●マス●ーオーガニックさん。洗浄力が強く、オーガニックで評判がいいシャンプーですが、私の肌には合いませんでした。
肌の強い友人は、オーガニックなのに泡立ちが良くて最高と言っていたので、品質は素晴らしいのはお墨付きです。
ほかにもオーガニックシャンプーでいいと言われるものは、とことん使い倒しました。でもどれも私には合いませんでした。
オーガニックは、刺激が強い
全て刺激が強いというわけではありませんが、植物の精油はパワフルです。敏感肌の私は、それに負けてしまいました(笑)。「草負け」といって、植物に触ってかぶれてしまう人がいるように、植物には圧倒的なパワーが秘められています。そう、天然だから肌に良いというのは幻想です。
日本のオーガニックには基準がない
欧米と違って、日本にはオーガニックを名乗る基準がありません。植物エキスがちょっとだけ入っていれば「オーガニックです!」って名乗れるんです。ヤバイ。
肌に良いケミカルシャンプーが私にはベストだった
くしくも、オーガニックブームが到来していた時期でしたので、私は長々とオーガニックシャンプーをさまよっていましたが、皮膚科の先生に勧められたアクセーヌのシャンプーを使ったところ、とてもよかったので、それから3年以上これを使い続けています。
アクセーヌとは
低刺激性・無香料・高保湿で敏感肌に向けたコスメを作っているアクセーヌ。正直パッケージは地味で昔っぽいです。
1970年代、化粧品によるアレルギーが多くの女性の肌に深刻な影響を及ぼし、化粧をするという行為そのものが危険視されたことがありました。
アクセーヌ公式HPより
アクセーヌのはじまりは、こうした化粧品アレルギーを2度と繰り返さないための理論を皮膚科専門医とともに共同研究したことにあります。
皮膚科医が共同研究している、というところが私の心がくすぐられました。NOVも皮膚科医が関わっていて、日焼け止めを使った時、よかったからです。
アクセーヌのシャンプー&ヘアコンディショナー
残留性の少ない洗浄剤を使用。しっとり洗い上がるアミノ酸系。
敏感なお肌のために、首筋や顔などへのトラブルを考えて、残留性の少ないアミノ酸系洗浄成分を配合した、弱酸性のシャンプーです。マイルドできめ細かな泡が、カサつきやかゆみに悩みがちな頭皮をいたわりながら汚れをすっきりと落とし、髪と地肌をしっとりと清潔に洗い上げます。
アクセーヌ公式HPより
■低刺激性・無香料・無着色・パラベン(防腐剤)フリー・アルコール(エタノール)フリー(すべての方に、肌トラブルが起こらないというわけではありません。)
「残留性の少ない洗浄剤」というのが私にはぴったりでした。それまでケミカルコスメにたいして、ネガティブな印象しかなかったので、こわごわ使ってみたのです。
変化がない…それがいい!
敏感肌コスメ選びの難しいところは、何か素晴らしい変化を求めていないので、結果がわかるまでしばらくかかる、ということです。
アクセーヌのシャンプーを使い始めて、しばらくの間、私は変化を感じませんでした。1ヶ月後、不調がないということに気がついて、「最近何かしたっけな?」と思って、振り返るとシャンプーがあったんです。
そこからずっとアクセーヌのシャンプーを使っています。ときどき、ロクシタンのいい香りが恋しくなって浮気しますが、すぐ戻ります。だって、肌の調子が悪くなるんです。
敏感肌にとって、コスメは肌の調子を悪くしない、というのが選ぶ基準だと思います。
そこから、ヘアコンディショナーも合わせて使っていますが、ギシギシもしないし、肌荒れもしない。私にとって最高のシャンプーです。
まとめ:敏感肌にはアクセーヌのシャンプーがオススメ
敏感肌の人は、本当に大変だと思います。でもひとつひとつ、自分が生活しやすいアイテムを揃えていくことで、数年後は劇的に生活が楽になります。私が今そうなので間違いありません!ステロイドで症状を緩和させることも重要ですが、大切なのは、自分の肌にあったアイテムを見つけて、自分の肌と上手に付き合っていくことだと思います。