2019年、相場は乱高下。結果的には大幅プラスで締めくくろうとしていますが、投資のマイルールを決めておかないと、心が揺れてしまいます。
また、配当目的で投資を始めたのに魅惑的な優待株によって、投資方針がぶれたことも反省点。この記事では2019年の失敗を振り返り、2020年のマイルールを制定して、心が揺れた時にはこの記事を見て、初心を思い出す目的で書き記しています。
2019年の投資での失敗を振り返る
2019年も残すところあと1週間。年末年始の長期休暇は、これまでの投資成績を振り返り今後の投資方針を決定するのに最適な時間です。私の2019年は
節制→月10万円以上の貯蓄に成功!
投資→目標利回り5%・実質利回り2.9%
と、節制には成功したものの、投資成績は期待を下回りました。
▼2019年の保有銘柄。配当利回りは平均2.9%
2019年の反省を踏まえて、2020年の投資方針、そして心がぶれないマイルールを定めます。まずは反省から!
優待株の魅力に負けてはいけない
株主優待は、日本独自のシステム。バブル崩壊やリーマンショックで機関投資家が投げ売りして株価が暴落するなか、個人投資家の割合が多かった企業は比較的株価が下がりにくかったそう。小学個人投資家を増やすためには、優待株はとても有効です。
知れば知るほど魅惑的な優待は多いのですが、あくまでも配当金で投資資金を増やすことをおろそかにしてはいけません。2020年は、配当金を基本に銘柄選びを進める予定です。まずは、配当金+優待が充実している企業を手に入れる予定。
- オリックス
- ヤマハ発動機
- KDDI
この辺りは、配当金も高く、優待も素晴らしい企業です。
本当にいい企業は少しの値上がり益で売却してはいけない
2019年、オリックスを1500円台で拾えました。しかしその後、1700円大に高騰して売却。今は1800円台。まだまだ上がりそうな勢いで、手放したことを今では深く後悔しています。
▼オリックス
株初心者だった私は、たったの1ヶ月ほどで2万円の利益を出したことを心から喜びました。しかし、今では1800円台で3月の権利確定日までに買い戻せるか不明です。
本当に魅力的な銘柄は、少し値上がりしただけで売却してはいけないことを痛感しています。2020年、NISA枠が開いたら、1800円台でもオリックスを買い戻すかも知れません。配当利回りも4%台、年1回の5000円相当カタログギフト。まだ全然ありです。
よく知らない銘柄を雰囲気で買ってはいけない
2019年、一番の失敗は、よく知らない銘柄をノリでポチったこと。その後、2ヶ月ほど塩漬けとなり、まんまと2万円以上で損切りしました。
「なんか良さそう」
という雰囲気で買って儲かるほど、私の株力はないので、しっかりコツコツと高配当株を積み上げようと誓いました。キャピタルゲインは難しい。
投資におけるマイルールの大切さ
2019年、1年間相場を見ていて感じたことは
- 高騰:買いたくなる・売りたくなる
- 暴落:だたひたすら売りたくなる
という、心理。
現場にいないと「安い時に買えばいいし、高くなったら売ればいい」という至極当たり前のことを考えていましたが、実際にそれを実行するのは難しいものでした。値上がりすれば買いたくなるし、値下がりすれば買ったことを後悔する。
これを乗り越えるためには、投資におけるマイルールを遵守する必要があります。そこで、2020年の投資マイルールを明確にしました。
2020年の投資マイルール
2020年の投資方針がぶれないために、明確にルールを制定します!
個別株のルール
2018年12月に個別株デビュー。
2019年は、
- 配当金目的は5%以上
- 優待目的は優待利回り5%以上で取得
この2つのルールで運用しました。このルールに基づくと、優待株が増えてしまったのが反省点です。
配当金目的は4%以上で取得
私のメインは配当金投資。再現性が高く、資本主義が続く限り継続可能な方法だと信じています。
配当金投資のルールは、
- 購入前にリスクを把握
- 配当利回り4%以上で取得
- 基本的にバイ&ホールド
この3点です。損切りは、テクニックが必要そうなので、行わない方針です。しかし減配の場合は、その限りではありません。配当金が目的の株なので減配した場合は、勇気を持って損切りを考えたいと思っています。
現在保有中の日産は、損切りするかどうか悩むところですが、今後の経営方針や来年の業績によって阪大したいと思います。
優待目的のみは見送り(ボーナスのみ)
2019年、優待株が増えすぎましたので、2020年は見送りです。しかし
配当金+優待
は、OKとします。
配当+優待の総合利回りは4%以上で取得
桐谷さんを見習い、配当と優待の総合利回りでも銘柄取得を進めます。
個別株の楽しみは株主優待。魅惑的な優待株が日本にはゴロゴロしています。注意すべきは、配当金目的と優待目的をしっかりと選別し、優待目的株を増やしすぎないことです。
- 配当金が出ている
- 優待も利用するもののみ
▼桐谷さんの優待株選別方法
投資信託積立のルール
もともとはSBI証券で、投信積立をしていましたが、今年の春に売却。すべて、多少なりともプラスで利益が出ている状態でした。
その後、楽天証券に乗り換えて投信積立をりスタート。その理由は何と言っても、楽天カードで1%のポイント還元があるから。
現在、月々2万円を楽天カードから投信積立しています。2020年は、それを5万円に増額予定です。理由は
- 購入金額に対して1%ポイント還元あり
- NISA枠の有効活用
です。1%ポイント還元はクレジットカード払いで月5万円が上限なので、最大限活用したいところ。
まとめ:失敗を振り返り今後に活かす。全ての基本を投資にも
今年は節制に成功して、投資は落第点でした。しかし去年は貯蓄もままならなかったことを考えると、今年うまく運用できなかった投資も2020年には成功させられるかも知れません。1度で全てをうまくかせることはできませんが、失敗を活かして次に繋げることは、努力次第で誰でもできると思っています。
2020年は、しっかりと投資資金と配当金を増やすための土台作りを行っていけたらと思います!がんばる!!