貯金ゼロ浪費OLがやっていた貧乏になる6つの習慣

貯金ゼロ浪費OLがやっていた貧乏になる6つの習慣

20代の浪費OLだった私は、お金が貯まらない習慣を持っていました。30代、お金に対する意識改革をして、やっとお金が貯まるようになり、安定的に投資ができるようになってきました。

働いてるのになぜかお金がなかった

本を読む女性

20代は、会社員として馬車馬のように土日休みもなく働き続けていました。毎月お給料をもらっているのに、給料日前になると口座残高はほぼゼロ。クレジットカードの支払いに追われて、借金はないものの貯金もほぼゼロ。

働けど、働けど、貯金は増えない10年でした。

今考えると、お金との付き合い方が全くわかっていなかったのです。お金が貯まらないと嘆いていたけど、それは私自身の習慣が招いた結果でした。

お金が貯まらない6つの習慣

女性

当時は普通に感じていたことも、お金に対する意識が変わった今になると

貧乏になる習慣

を積み重ねていたな〜と反省しきりです。浪費家時代を振り返ってみて、自分が貧乏から抜け出せなかった6つの習慣をまとめました。

▼1年で175万円貯めた方法

給与明細をきちんとみたことがない →収入がいくらか知らない

お金を持つ女性

浪費家時代の私は、給与明細をきちんと見たことがありませんでした。知っているのは今月いくらもらったかくらい。

  • 額面
  • 手取り金額
  • 社会保険料
  • 税金

それぞれいくらかも知らなかったです。というか、20代の頃は、給料日にも無頓着だったくらい。

お金と向き合う基本は、

自分の収入を正確に把握すること

から始まります。もしお金が貯まらないと思っているなら、まずは自分の給与明細を見て、それぞれの内訳について把握しましょう。まずはそこからです。

支出を把握できていない →使っていいお金がわからない

スマホ

浪費家時代の私は、1ヶ月の支出が把握できていませんでした。

家賃など、固定費として最低限出て行くお金がいくらで、それ以外に使えるお金がいくらか。それすら分からず、銀行口座を見て残高があれば、高価な洋服を買ってしまったり…。

だからいつもお金がない…

計画性がないので、急な出費にあたふたしていました。例えば賃貸の更新料の支払いがあるときは、とにかく手元にあるお金をかき集めて、ヤフオクで不用品を売って現金を作ったり…。

その頃、家計簿をつける習慣がなかったことも一番の要因です。今はマネーフォワードに連携していれば、リアルタイムで収入と支出のログが確認できますので、収支がわかりやすく把握できます。もしまだ導入していないなら、ぜひ家計簿アプリを入れて、自分の収支をしっかりか失火するところから始めましょう。

余ったら貯金する →結局余らないからできない

豚の貯金箱

余ったお金を貯金すればいいやと思っていました。毎月余らないので「収入が少ないからだ」と常に不満を持っていました。

いつも

「給料が上がらないかな〜」

と思っているのですが、いざ上がってみても、月末には口座残高はゼロ。また、収入が少ないからだと思うループでした。

貯金するお金は、まず最初にキープすべきです。残りのお金で支出計画を立てて、実行するのみ。でないと、欲望に負けてお金を垂れ流し、未来永劫ずーっと貧乏です。

▼消費・浪費・投資の適切な割合

部屋が物で溢れている →不要なものを買い続けてしまう

ベッドに寝っ転がる女性

部屋が散らかっていると持っているものを把握できず、同じようなものを買い続けてしまいます。また、物が溢れていることに慣れてしまい、整理整頓された部屋の快適さやメリットを感じられません。

不要なものを買い続けてしまうのです。

でも整理整頓されると、新しいものが必要かどうかきっちり精査するようになるので、不要なものをどんどん買う必要がなくなります。

浪費家時代、私の部屋にはクローゼットの他にハンガーラックが2台もありましたが、今は全て処分。備え付けのクローゼットの中に洋服が全て収まっています。

▼節約する前に部屋を整理整頓しよう

お金を使うとき言い訳している →本当は必要ないのに

財布

高価なものを買うとき、私は必ず言い訳していました。

「1年間頑張った自分へのご褒美」

「ボーナスが入ったから…」

など。年末には、頑張った自分へのご褒美に高価なバッグを買い、ボーナスが出れば記念にジュエリーを買い。海外旅行に行けば「これを逃せばもう二度と出会えないかもしれない」と現地の古着屋で洋服を買い漁り。

今でもこのクセは抜けませんが、お金を使うときに言い訳をするのは後ろめたいから。そして、本当にそれが必要なら言い訳などいらないはずなのです。必要ないものを買うから言い訳してしまう。言い訳するなら、一旦買うのをやめること。保留して1ヶ月しても欲しいなら、買えばいいと思っています。

”セール”が何より好き →本当に欲しいものじゃないけど安いから買う

ショッピングする女性たち

20代の私が大好きだった言葉

プレスセール

ファミリーセール

でした。通常の80%オフで買えるとなると、定価ではさほど欲しくなかった洋服もきらめいて見えたのです。しかし、セールで買った洋服は、うちに帰ってクローゼットにしまい込むとその輝きを失い、クローゼットの肥やしと化します。

安いから欲しかったのであって、本当に欲しかったわけじゃないからです。

▼セールで40万円払った浪費家の悲劇

まとめ:お金が貯まらないのには理由ががある

ジーンズのポケットにお金

浪費家時代は、なぜお金が貯まらないのかさっぱりわかりませんでした。でもこうやって今になって振り返ると、理由は明確。むしろ、なぜお金が貯まると思っていたか謎です。

私が貯蓄できるようになったのは、1年間しっかりとお金を向き合い、消費・浪費・投資としっかり向き合ったから。そして、これから自分がどう生きていきたいかを考えて、その中で自分にとってお金がどうあるべきかを見つけ出せたのが自分を変えるきっかけになりました。

家にこもることが多い昨今、お金としっかり向き合う時間はたっぷりあります。もし今お金が貯まらなくて嘆いているなら、この期間にお金と正面から向き合ってみてはいかがでしょうか。

▼『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んで

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